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世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

globe 「FACE」についての考察

2013年04月14日 | Weblog
公園のあとは、ずっとしたかった一人カラオケを堪能。
ここのところ、残業や図書館通いでずっと行けていなかった。
ストレス発散☆



曲目は…




一時間でこれだけ歌う。
演歌からポップス、小室ファミリー、クラシック。
カオスな選曲である。

今日はglobeの「FACE」が、歌っていて一番気持ち良かった。

「反省は毎日で
 悔やまれることが多すぎて
 青春が消えてゆく
 でも情熱はいつまでつづくの」

これ、超共感してしまう。
35歳独身OLのハートを鷲掴みにする。

大学時代に聴いていたときは今ほどまで共感・理解はできなかった。


「鏡に映った あなたと2人
 情けないようで たくましくもある
 顔と顔 寄せ合い なぐさめあったらそれぞれ
 玄関のドアを 1人で開けよう」

っていう歌詞なんだが。
「鏡に映った あなたと2人」の『あなた』って誰?
①恋人
②自分

①恋人
この歌詞の主人公はたぶん独身女性。しかもバリキャリではなく、仕事ぶりは、「少しくらいは きっと役にはたってる」ぐらい。そんな彼女には恋人がいるが、「あの人の胸には すぐ飛び込めない」と躊躇している。これはきっと時代性がもたらした現象で、彼女もその現象の1つのケース。恋愛至上主義と自身のアイデンティティの狭間で揺れ動く現代の独身女性。恋人の胸にすぐに飛び込みたいけど…でも、それだけじゃね…みたいな。
そんな彼女が恋人と過ごす部屋で、「鏡に映った あなたと2人」。「顔と顔 寄せ合い なぐさめあったらそれぞれ玄関のドアを 1人で開けよう」と別々に出ていく。あくまで恋人は慰めの代用でしかない。割と醒めた女である。

②自分
シチュエーションはほぼ①と一緒なのだが、②は恋人がいない。恐らく片思い程度。風呂上がり、カタツムリエキスが入ったシートパック(薬局でセール)を顔に貼付し、「つーか、これ効くの?」と一人でぶつくさ言いながら鏡に向かう。そこでだ、「鏡に映った あなたと2人」である。カタツムリパックをした己の姿を見て、「今日も一日頑張ったな。自分」と慰めるのである。翌朝、鏡に映る自分、しかもパックが奏功しつるつるになった自身の肌を見て「今日も頑張っぺ」と部屋を出ていく。私の周囲に多くいるタイプだ。

…という妄想を歌いながらした。

自身に重ねると②が該当。①の要素があるとするならば、相手は吉熊か。
「鏡に映った クマと2人」…!?



小室哲哉の書く詩の世界はこうやって想像をふくらまさせることができる。
面白い。
てか、小室さん…女性心理をよくここまで書けるなと改めて感心してしまった。

globe FACE







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