世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

2007年のテーマ

2007年01月04日 23時30分25秒 | Weblog
吉熊上司から年賀状が届いた。
私の極度な子供嫌い(←子供の気配すら無理)を知ってか知らずか、
彼は私の前で息子の話をほとんどしない。
私は、奥さんが妊娠していたのも出産当日まで知らなかった。

なので、こうして息子の顔写真入りの年賀状をもらうと、私は動揺してしまう。
写真の下には、愛の鞭のメッセージが…。

「仕事を見直し、改善できる事を探す年にしましょう」

彼は私を甘やかしてはくれない。
毎年、起爆剤的な言葉を新年の挨拶に添えるのである。
正月惚けが一気に醒める強烈な言葉を。

その言葉は、その年の仕事における私のテーマになる。

改善点とは何ぞや?

明日から、この新たなテーマのもと、仕事に取り組もう。



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改善点とは (mica)
2007-01-05 02:14:07
永遠に理想を求めるという深いテーマですな。
なんとも、人材育成をしてくれる上司がいるのは羨ましい。

私は始終放置なのでどこまで常識なのか、
というのを探り探り過ごしている。

いかんせん、私の周りには年上でも
心年齢がだいぶ下の人が多いのだ。

自分さえよければいいとか、
自分は仕事が出来るからとか、
私にとってはどうでもいいことを
口に出し、自慢げに公表するヒトばかり、
そういう表現自体が幼い、という言葉に尽きる。

妊娠して世界が変わりました、私も一緒にこの子と成長していきます、と
くさいことを平気でいうヒトもいれば、
産んだ子供を成長したあとの税金からまもる策を案じる
独身者もいる、世界は天才遺伝子を残せない欠陥も
持ち合わせている。

日々、試練は待ち受けていると言うことだ、
私は元日早々、父親が狂っていることを再認識し、
困惑と悲しみに突き落とされるも、
誰も助けてくれなくて、助けてくれと懇願する母や弟を
宥めるばかり、私は泣言を言ってはイケナイ役割らしい。

どんなつらいことも平気、平気と
落ち着いた呼吸をすれば乗り越えられるよ。

改善点とは、
自分をより精神的な成長を促す魔法の言葉だとおもうぞ。

悩む事なかれ、失敗してもスパッと謝って
先に進む事なり、若者よ、だな。
返信する
魔法の言葉 (亮子&吉熊)
2007-01-06 00:10:02
mica殿

お正月のmica殿の日記、何回も読ませてもらった。
読む度に、色々な言葉が浮かんでは消えていくんだ。
でも、いざコメントしようとするとね、どれも陳腐になってしまい、まだ残せないでいる。

小学校時代から知っている、mica殿の笑顔ばっかりが浮かんでくるよ。あと、シニカルで面白い文章とかも。
でも、その水面下で、あんなことがあっただなんて、知らなかった。
知らなくて当たり前なんだろうけれど、でも、普段のmica殿とのギャップに、正直驚いた。

泣きたい時には泣けば良い…そんな薄っぺらい言葉なんか届きやしない、そんなmica殿の深い悲しみをただただ感じている。

でもね、泣いてもmica殿はmica殿のまま。
変わらないよ。大丈夫。
親子共々、mica殿ファンのりょうこっこが、そう言うんだから。


>改善点とは、
自分をより精神的な成長を促す魔法の言葉だとおもうぞ。


ありがとう。
その言葉が、私にとっての魔法の言葉です。


返信する
いやいやはや (mica)
2007-01-06 23:17:47
あ、ワタクシの文章で気持ちを害することがあるのならば、
ポコペンとぶってくだされ。

哀しい、と言うよりはもともと
そういうところで育ったので、
知らず知らずに我慢を越えて
自分の親を見下すようになっていた。

なんとお子様な、時折、脳の左奥から
聞こえるささやきは
世間では親という敬う存在を貶すようなことを
平気で処理して気持ちに働きかける。

これは、切ないの一言に尽きる。

こういう人を見下すことを発達させてきてしまったから
いじめられる原因を自分でつくっていたのだろうね。

そういうつもりは全然無かったのだけれども。
だから、いろいろと牽引してくれる人がいるのが
羨ましい。

私は頼られても頼れるとか
引っ張っていってもらうとか
そういうの全くなかったから。

今まで付き合ってきた人にも
自分で好きに選んだ方が貴方らしい、と
勝手な虚像をうかべて一緒に過ごしていた人が大半のようだから。

ほんとうに人見知りで
優柔不断で根暗で
いつでも折れそうな精神ではあるのだよね。

うわーん!て思いっきり泣くことは良いことなのだよね。
そう言うことスパーッと吹き飛ぶからさ。
返信する
めっそうもないっす。 (亮子&吉熊)
2007-01-07 23:44:07
mica殿

>あ、ワタクシの文章で気持ちを害することがあるのならば、ポコペンとぶってくだされ。

そんな、そんな。
めっそうもないっす。

私、親にはけっこう放置プレイされてたよ。
でも、怒られるのはいっつも私。
途中から母親に期待しなくなったよ。
「あ、この人(母)には愛を期待しちゃいけない」って。母は「弟、LOVE」だったしね。
最近は国交回復しつつあるんだけど、いまだに甘えるっていうことが自然にできない。


でもmica殿の場合、私なんかよりももっと奥が深いよね。
頼られるのは、きっと皆が期待できる、つい期待してしまう『何か』を持っているからだと思うんだ。
それが何なのかっていうのは私にもはっきりわからないんだけれど。
頼られる苦悩っていうのも、私には想像もつかないぐらい辛いんだと思う。

>うわーん!て思いっきり泣くことは良いことなのだよね。
そう言うことスパーッと吹き飛ぶからさ。

うん。
泣くとすっきりするよ。

『牽引してくれる人=直属の上司』っていうのは、本当にラッキーだったと思う。
まあ、一度、破綻しかけた関係なんだけれど。
(2005年7月)

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