世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

シューベルトの誕生日

2011年01月31日 21時56分27秒 | Weblog
後輩男子タイスケくんと後輩女子の話によると本日はシューベルトの誕生日らしい。
今日が誕生日ということは、シューベルトは水瓶座だったらしい。
私と同じ。ちょっこし親近感。

シューベルトという人の名前を初めて意識したのは、小学校5年生の時。
音楽の時間で「ます」のレーザーディスクを聴いたときだ。
なんて心地よい曲なのだろうと思った。
マスという魚を見たことがなかったので、鬼怒川で泳ぐオイカワに勝手に重ね合わせて、うっとりしていた。けっこう夢見がちな小学生だったなあ、自分。

のち、中学1年生で「魔王」を学ぶわけだが、「ます」を作った人と同じだとは信じられなかった。なんてったって、あの物々しさである。物騒極まりないサウンド。歌詞も少年が魔王(病)にとりつかれて亡くなるストーリー。初めて聴いたときはショックだった。
男子は掃除の時間、あの歌を歌うオペラ歌手の物真似をして周囲を笑わせていた。
そういう男子ってクラスに必ず存在する。クラスだけではない。会社にも。

中学3年生のピアノの発表会では「軍隊行進曲」を連弾で弾いた。
ファミコン「チャレンジャー」の曲である。
大好きな曲だったので、先生に楽譜をもらった時は物凄く嬉しかった。


高校時代の音楽の時間では「野ばら」を歌うテストがあった。ドイツ語で。
未だに、旧古河庭園の薔薇園で薔薇を観賞するときはあの歌を心の中で熱唱する。
「わらべは見たり」の「わらべ」は当然、吉熊である。

大学時代は父クマパパのCDラックから未完成交響曲を拝借し、通学時間のお伴にしていた。

そんなこんなで、シューベルトにはお世話になっていた。
お誕生日おめでとうございます。

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