世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

キラキラぐるぐる

2022年09月24日 23時50分43秒 | Weblog
10時くらいに起きて、洗濯と掃除を一気に終え、昨日買っておいたポンパドールのパンを食べる。

うむ。やはり高いだけあって美味しい。モチモチする。

マニキュアを塗りなおしてみる。


今日も引き続き体調が悪く、そしてこのブログを介して知り合ったお友達が窮地に陥っていて胸を痛めていた。
なにか役に立てないか、考えていた。

夕方、むくりと起き、化粧を始める。
そして新宿へ。

嶽本野ばら先生が縁で知り合えた沖野冬香さんの個展に伺った。

新宿眼科画廊


沖野冬香「深い河」

17時まで在廊なさってるとのことなので16時ぐらいには到着する予定だったのだが、道に迷ってしまい、17時に到着。
新宿駅から伊勢丹まで地下通路を通ったにも関わらず、土砂降りのせいで到着したときは「滝行してきたの?」と思われても仕方のない濡れっぷりであった。

そんな私に冬香さんは優しく接してくださった。
作品同様、とても美しいお方でうっとり。
お会いでき、そしてお話ができてヒデキカンゲキ。




そして、冴え冴えとした河の底を思わせる静謐な作品に見とれてしまった。






この作品がとても好き。


期間:2022年9月23日(金)~28日(水)

割ったガラスのキラキラした煌めきに心が洗われた。
少し元気になり、沖野さんに見送られて帰る。

土砂降りのなか、新宿駅を目指す。
「あれはもしや花園神社かしら」と振り返り「行ってみようか」とも思ったのだが、あまりの雨の強さに断念。
おい、自分、雨女過ぎるだろ…。


地元の駅に到着。
食欲がなかったのだが、このタイミングを逃すと今夜は夕飯なしになるかも=眠れないかもという具合だったので、急いで豚丼をかっ食らう。


一旦帰宅し、雨で濡れた気持ち悪いストッキングを脱ぐ。解放感がやばい。
クマリュックみぽりんを背負って心療内科へ。


待ち時間2時間半。

「グロテスク(下巻)」を読み進めるが、あまりのグロさにお腹が痛くなったので休憩。



そう、一昨日からずっとお腹の調子が悪い。

昭和50年代に生まれた人で知らない人はいないだろうゴン太君が我が腹に宿っている気すらする。
ずっと「ぐるぐる~」って鳴っているのである。
音だけではなく、時々、意図せずに勝手に動く腹を擦りつつ、ふと思う。
私は妊娠したことがないから分からないけれども、もし自分が妊娠してたらこれと同じことを体感するのかな、と。
そんなエセ妊婦な自分を診察室で診てもらう。

クマ医師に薬の調整をしてもらう。

ゴン太君はやはりストレスからきているので整腸剤を出してもらうことになった。
今日ほど体調と精神が悪い日はないのでは?と思うのだが、秒診察だった。

処方変更あり
マイスリー、ソラナックス、パリエット、ハルシオン、デパケン。
今宵からビオスリー、投入。

ビオスリーを飲んだが、今もゴン太君が地鳴りのように鳴っている。
ゴン太君、落ち着け。


小学生の頃、「できるかな」を見ていた自分は、将来自分がこんなふうになるとは思っていなかった。
会社員になることはうっすら思い描いていたかもしれないが、上京して、精神的に参ってしまい、毎週心療内科に通う大人になろうとは。
それも自分の選択の果て。仕方のないことなのかもしれないが、せめてスポンサーの両親には心配をかけたくないと思う。
できるかぎり、今日見た作品のようなキラキラした自分を両親には見せてあげたい。
それが子供の責務じゃないのかと帰り道に思った。

※今日のブログタイトルを誤って 「くるくるシイタケ」にしそうになった。
嶽本野ばら先生の「エミリー」ですな。