サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

U-22 ジャマイカ戦 9-0

2019-12-28 23:25:42 | 日記
9-0という野球のようなスコアで日本が大勝。中山の1点目のFKが決まったまではよかったが、2点目もすぐに決まった。これは相手が極端の弱いのではないかという疑念がでてきた。日本の攻撃ばかりで、いいようにボールを回されている。ジャマイカはフィジカルの強そうな選手ばかりで、ちゃんと戦術を落とし込めばそれなりの試合をできるように見えるが、パスコースを消すポジションもなく、プレスも弱い。


前半だけであれよという間に5-0となる。3-0になったところで試合は決まり、無意味な試合になってしまった。こんな相手と対戦して何の意味があったのだろうか。1月9日からのAFC U-23大会のための選手選考なのか、強化試合だったのか。


AFC U-23のためならばそれには呼べない安倍、前田などを呼ぶ意味が分からない。そもそも五輪代表の18名は2,3名を除いて決めているのではないだろうか。7月末からの大会だし、招集に強制力はないわけだから、久保、堂安を呼ぶためにはクラブの協力が不可欠。その交渉をもう始めているはず。そうでなければ久保裕也の二の舞になる。


しかしU-22の試合のごとに大幅に選手を変えているし、A代表にも呼んだりしている。18名でかつオーバーエイジを含めるのであれば、U-22世代で呼ぶメンツはかなり限定されてくる。今日の試合でもほとんど無名の選手も呼んでいたが、その意図するところがよく分からない。


4年前でもリオ五輪のアジア予選のメンバーからはそう変わらなかった。オーバーエイジを3人呼んだので、予選メンバーから8人削ったと思う。もうそういう時期だと思うけどなあ。

今年の代表を振り返る

2019-12-28 16:06:34 | 日記
サッカー好きの友人と会って今年の代表を振り返ってみた。話題は大きく分けて2つある。1つ目は森保監督の化けの皮が剝がれてきたこと。昨年のWC後からフル代表と五輪代表の兼任監督に就任して以来、アジアカップまでは森保監督の評判はよかった。中島、堂安、南野などを代表に定着させて親善試合では面白いようにゴールを重ねた。相手が弱いか当然ではある。


アジアカップでは決勝まで進出。韓国、オーストラリアが途中でこけて、強敵とみられたサウジ、イランを蹴散らしたのだから優勝は間違いなしと思われた。しかし決勝では戦術が上回ったカタールに力負け。戦術負けとも言えた。ここから森保監督への疑問が出てきた。試合途中での戦術修正ができないということだ。


弱い相手と対戦している限りでは目立たないが、同等かそれ以上の相手となると途端に戦術負けをする。いい選手はそろっているのに、戦術が悪いから勝てないという不満がサポーターから噴き出してきた。いい人だけど無能ではないのかという不満もある。


それにこのところのフル代表でもU-22でも試合を見ていてワクワク感が全く出てこない。どうせまたつまらない試合を見せられるのだろうとしか思わない。実際試合はつまらない。


2つ目の話題は中島翔哉である。去年、代表に定着したての頃は自由に動き回ってドリブル小僧だったが、コッパアメリカ以降は自分のポジションを放棄して守備に穴をあける自分勝手な選手というイメージが定着してしまった。中島の攻撃がはまれば強いが、中島の穴を狙われると失点に直結するという諸刃である。


どの試合だったか忘れたが、ドリブル途中でリフテイングで相手選手をかわして、それに怒った相手の選手に報復で削られたことがあった。友人とは中島は何も考えていないということで意見が一致した。