サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

WC最終予選組み分け

2016-03-31 20:14:17 | 日記
もうすぐWC最終予選の組み分けが決まるので、どんな組み分けが日本にとって好ましいかを考えてみたい。

最終予選は12カ国を6つずつ2組に分けるというばかげたものだ。AFC枠は4.5だから6つのうちの上位2位までに入らないなければいけない。3位ではプレーオフが2回、計4試合もありの地獄にはまる。

さてマスコミに盛んに宣伝されているようにポット1にはイラン、オーストラリア、ポット2には日本、韓国となるようだ。ポット3にはサウジとどこか、それ以下はよく知らない。

6チームの総当り、合計10試合もあるので1位抜けは最初から狙わないほうがいい。どこか1つが強くてその組の後につけて、3位以下は星の潰しあいをしてくれるのがいいシナリオである。

ベストの組は、オーストラリア、日本、サウジ、シリア、タイともう1つである。オーストラリアは筆者がライブ観戦したいからである。サウジは日本の伝統的なカモ、シリアは2次予選で蹴散らしたし、アウエーゲームは中立地である。タイはどうみても12カ国の中で一番弱い。

あとは日程である。9月、10月に2試合ずつ、11月に1試合、3月に2試合、6月、8月、9月に1試合。スタートダッシュのためにも初戦はまずホームでしたい。それから暑い時期での中東の試合は避けたい。まあ欲を言えばきりがないか。

前回日本は最初の2試合をホームで快勝してスタートダッシュできた。オーストラリアは最初から酷暑の中東でのアウエーでつまずいて最後まで苦労した。日程は重要である。

さてこんなふうにうまくいくかどうか。


WC予選 日本vシリア

2016-03-29 23:31:45 | 日記
うーん、5-0という点差だけをみれば圧勝ということになるのだが、セルジオの怒っている顔が浮かんでくる。

前半はOGの1点だけ。あれだけ攻めに攻めてもシュートが決まらない。その分ピンチもほとんどなかった。今日は岡崎の日ではなかった。岡崎が1本でも決めていればもっと楽な展開だった。

後半途中から帳尻を合わせたようにゴールを重ねて、ふたをあけてみれば5-0の圧勝。前掛かりになりすぎて守備がほとんど崩壊。シリアがことごとくはずしてくれたので助かった。

最終予選で相手が韓国、オーストラリア、イランだったら今日のようにチャンスを決められなくて守備が不安定だったら惨敗してしまう。それ以上にWC本大会に出たとしてもこの守備のレベルでは3連敗である。

それにしても宇佐美はさえなかったなあ。後半最初から宇佐美をはずすと思った。

山口の流血は痛そうである。担架で運ばれる途中でも血が流れていた。あれはかなりの重症だろう。

WC予選 日本vアフガン

2016-03-24 23:36:24 | 日記
今晩の試合は韓国のWIN TVとアラビア語放送の2つのストリーミングで見た。どちらも途中でフリーズすることが多く、バックアップが必要だった。さて5-0で日本が圧勝したが、こんな試合をする意味があるのだろうか。

アフガンは攻めない。まあすぐにボールを取られるから攻められないというべきだろうが、あそこまでべたっと引いて一体何をしたいのか。負けるのはわかっているのだから、もっと攻めるべきだろう。引いて5-0なんだから、もっとせめて10-0でも同じようなもんだ。

日本の攻撃は4-4-2と新布陣でメンバーもそれなりに変わっているので前半はいまいちだった。後半は慣れてきたのか攻撃に工夫ができた。しかしここまで攻めてこない相手に5-0で勝っても新布陣が試せたかどうかはよくわからない。

金崎はガンガンとシュートしていたが、この相手にあれだけシュートして1点は物足りない。香川は20分くらいしかプレーしなかったが、自分からの仕掛けも少なくいまいちだったなあ。

次のシリア戦は本田、香川、岡崎をだしてくるだろうから、香川がドルトムントでのストレスを発散するくらいの活躍をして欲しい。本田は1試合だけでさほど疲れないだろうから、ミハイロビッチの不満も少ないかも知れない。

香川のメンタル

2016-03-24 08:55:20 | 日記
最近よくどうして香川は不振なのか、どうしたらドルトムントでのポジションを奪還できるかというコラムが目に付く。ほとんどが監督の戦術変更の犠牲になったこと、調子は悪くないのに出番が酸くなるにつれて香川が自信喪失してキレを失うという論調である。

監督の戦術変更は仕方が無いとしてもそれに合わせてポジション争いをし、それに勝っていくのがスーパーな選手である。スーパーでなくとも出番がなくなるなんてことは新しく加入して選手に負けたり、監督交代に伴い信頼を失うなどいくらでもある。ドイツの至宝といわれるあのマリオ・ゲッツエだってバイエルンでは構想外の選手だ。ブラジルWC決勝での大活躍の選手がである。

いい選手は出番がなくなればくさることなく、日頃の練習でアピールし続けて耐える。そしてたとえわずか10分の出場だあったとしてもアピールの場として全力をつくす。それがプロであるし、それしかないからだ。

長友、本田だってそうして出番を増やしていった。長谷部だってマガトに徹底的に干されて構想外だった時期もあった。どの選手も見事に主力として戻って来た。出番が減少していき自信を失い、さらに調子を落とすなんてプロ選手として愚の骨頂である。やはり香川はその程度の選手だったとしかいいようがない。

ユニクロ

2016-03-21 15:37:59 | 日記
シドニーでもユニクロの店舗が増えてきた。都心にあるいわゆるフラッグ店を除けば郊外の大きなショッピングセンターに入っている。日本のような大型店舗ではなく、ワンフロアーが中心である。H&Mと似たような店舗形態が多い。

さて子供の友人がユニクロの店舗で数人働いていて社員教育というかスタッフ指導があまりにも日本的なために戸惑う人が多いという。

まず始業前にスタッフに全員で何かを唱和させる。お客様には笑顔とかいった類であるが、こんなことをする企業はオーストラリアにはない。マネージャーは日本からの日本人か香港店からの香港人だそうでとにかく厳しい。

キャッシャー担当のスタッフにはスキルを向上させてオーストラリアのユニクロの一番になるんだとハッパをかけられる。なんでもこんな調子だそうだ。あまりにもオーストラリアの同業他社と違う。ほとんど新興宗教のようなイメージである。

ユニクロで勤務するスタッフはオーストラリア人よりもこのような日本式経営の雰囲気がわかるアジア系が自然と多くなる。ユニクロはアジアに展開しているのでなじみも深いからだ。

同じような服飾中心の店舗であるH&Mと比べると、価格は似たようなものだがH&Mのほうが客の入りが多い。デザインが洗練されているからだ。果たしてユニクロはオーストラリアでいき残る事ができるだろうか。