サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

ハマスタ観客増実験

2020-10-31 08:33:42 | 日記

夕べのプロ野球の横浜スタジアムでの試合で、神奈川県とDNA球団は観客をスタジアムキャパの50%以上を入れての実験をした。実際には観客は50%をかろうじて超える程度の入りだったので、目論んでいた実験になったかどうかは分からない。しかしこの実験とはつまるところ、新規感染者がスタジアムから発生したかどうかということになる。

 

この実験は本末転倒だろう。実験をして感染者がでなければ観客を増やせるということだろうが、感染者を出さないために観客の人数を制限するわけだ。感染者が出るかどうかの実験は、ウイルスのあるところに人間を放り込むようなものだ。観客を実験材料に使わないで欲しい。

 

ヨーロッパでの感染拡大を受けて、ブンデスリーガでは11月2日以降の試合は無観客と決まった。日本は欧米ほどではないが、感染はじわじわと増えている。それに対する対応を政府は全くしていない。政府は休業補償を出したくないので、行動制限をかけない。そもそもコロナを封じ込めるのは不可能と割り切っているから、何もするつもりはないのだろう。本来ならば行動制限を強化すべきところを、GO TO何とかで真逆のことをしている。

 

感染者の累計が10万人を超えてもメデイアはほとんど無視である。外国からの入国を緩和していくようだし、それにつれて外国からの感染者流入も増えていくだろう。ここ1,2年は我慢して徹底的に感染を防ぐという方法が完全封じ込めへの近道だと思うのだが。


山本一郎対ホリエモン

2020-10-30 07:48:59 | 日記

山本一郎という人はブロガー、著述業、企業経営者などという肩書を持つが、毎日ユーチューブで発信して言いたいことを吠えている。叱咤足らずで早口なためか聞き取りにくい難点があるが、言っていることも面白い。もっとゆっくりと落ち着いて話せばいいのに。しかしユーチューブは編集せずに一発撮りだそうだから、アドリブでしゃべるのは得意なんだろう。

 

さてその山本一郎がホリエモンに噛みついている。話題はホリエモンの尾道餃子店でのマスク事件である。ちなみにホリエモンが尾道の餃子屋さんに付き人さんと合計3人で入店した際にマスク着用を求められて、それを拒否したホリエモンとケンカになった。

 

このケンカをホリエモンがSNSで発信。するとホリエモン信者がこの餃子屋さんに悪戯電話、わざわざ訪問する人もいて店にいやがらせをしだした。それに音を上げた店主が休業するまでになったという事件である。

 

今週になってホリエモンがこの話題をまた蒸し返してツイッターで発信。これに気が付いた山本一郎がもういい加減にしろとホリエモンを批判したのである。まあ、どうでもいいような話題であるが、山本一郎がしゃべると面白くなる。これに対するホリエモンの反撃はまだない。

 

ホリエモンがどんな騒動を起こそうがいいのだが、問題は彼の信者が非常識な行動を起こすことだ。その信者が100人だか1000人だか知らないが、少ない数でも悪戯電話などをし始めたら、たちが悪い。ホリエモンはそれらの信者に非常識な迷惑行動をするようにけしかけているだけだ。

 

多分、山本一郎にもホリエモン信者からの攻撃が向かっているのだろう。


J1第30節 FC東京対柏レイソル

2020-10-29 08:21:03 | 日記

クリスティアーノの2発などで柏がアウエーでFC東京に3-1で完勝。これでFC東京は3連敗なのだが、それでもまだ4位である。川崎F以外はドングリの背比べなので、2位~7位くらいまでつまっている。

 

さてこの試合をOPTUS SPORTSで見たが、なんともレベルの低い内容だった。両チームに言えることだが、とにかくギフトパスが多すぎる。相手のタックル、1対1で負けてボールロストするのであればまだわかる。しかし5メートルも離れていない味方にパスだそうとして方向を間違えたのかどうか知らないが、相手に直接ギフトパスしてしまう。それが両チームに頻発。だから攻守の切り替えが早い。

 

一旦マイボールにしてフィニッシュまで行くこともあまりない。前線はどちらもブラジル人頼み。パスミスの少ない川崎が強いのがよく分かる。FC東京なんてACLがあるから、これから過密日程になっていく。ちなみに10月31日から11月18日の約3週間にリーグ戦が5試合ある。そしてACLが11月24日から10日間でグループリーグの残り4試合。決勝Tにいけばもっと試合が増える。

 

これは同じACL出場の横浜M,神戸も同じ。ACLの10日間で4試合なんて同じメンバーでは絶対に無理なので、2チームを構成する必要がある。そしてACLは外国人枠が3人。本当にこれは罰ゲームである。

 

すべての試合を消化できるのが12月19日。天皇杯なんて残ればさらに遅れる。そして来季は2月初旬開幕。多分キャンプは最低3週間はあるだろうから、1月第2週には始動。多分選手のオフは2-3週間しかないだろう。無茶苦茶である。


CL リバプール対ミッティラン

2020-10-28 11:09:44 | 日記

CL第2節のリバプール対ミッティランで南野は攻撃陣の控え組で先発。しかしサラー、マネ、フィルミーノをはずすと普通のチームになってしまう。これは南野のせいではなく、攻撃全体の質が落ちるので仕方がないと言えば仕方がない。しかし、せっかくもらった先発のチャンスなんだから、アシストでもいいかアピールして欲しかった。

 

南野には2回のチャンスがあった。前半途中に後方からのパスを相手のDFを背にしてボールが来る。それをトラップして反転ターンをしようとしたが、トラップのタッチが大きすぎて、自分とボールの間にDFが体をうまく入れてきてボールロスト。あれをキープできていればシュートまでいけた。

 

次のチャンスは前半終了間際の右後方からのふわっとしたボールをうまくヘディングシュートしたが、枠に飛ばなかった。ほぼフリーだったのであれを決める力があれば、フィルミーノの代役になれたはず。

 

決定機が自分の目の前に転がってくるわけではないので、こういう難しいシーンでもそれを決めきる力がなければリバプールでのポジションは取れない。この試合でジョッタは先制ゴールを決めたが、アーノルドがシャキリとのワンツーで折り返したところをアーノルドのパスにたまたま詰めただけで、南野にボールが’来ていれば南野のゴールだったかも知れない。

 

しかしアーノルドにしてみれば、ジョッタのほうがフリーのポジションにいたからジョッタにパスを出したのだろう。あるいは、南野に任せるよりもジョッタのほうが決定力があると判断したのかも知れない。

 

南野のように個々の展開力よりも周囲との連携で相手を崩していくタイプは、決定機の最終パスをもらえるかどうかは大きい。この試合を見る限りはリバプールの序列はサラー、マネ、フィルミーノの次はジョッタだろうし、南野がこの4人を超えるのはよほどのことがない限り無理だろう。


KSK HONDA Coin

2020-10-27 09:06:28 | 日記

本田圭祐がKSK HONDA COINを発表した。これはファン向けの独自トークンで、ユーチューブで発表された内容は、「KSK HONDA コイン」の保有ユーザーは、無料ボイスチャットアプリの「本田圭佑プライベートチャンネル」に参加でき、本人の活動がアップデートされるほか、チャット機能も設けられ、本田氏やユーザー同士におけるコミュニケーションが可能になる。

 

またコインを持つユーザーには、定期的な特典も実施していく計画だ。本田氏は、調達した資金を意義のあることに使うのを念頭に、コインのホルダー履歴開示することを説明した。

 

実際にコインを購入するプラットフォームは「Rally.io」というコンテンツクリエイター向けのトークン発行システムを使用するとある。実際にそのサイトを除くと、本田コインは1コインがUS8ドルほどである。

 

本田は「これまでの活動に共感してくれている多くの人々との新たな繋がりが欲しかったから」と語り、過去にファンクラブを作らなかった理由は、システム上クローズドで海外のファンなどが参加するためのハードルが高かったことにあると指摘している。

 

これらの情報を読んで理解できる人はどれだけいるだろうか。まず、本田はトークンというか暗号資産というか仮想通貨を発行して資金を集める。購入者にはファンクラブの会員のような特典が与えられる。またコインの最大保有者には本田氏自身より表彰を受けられるとのことだ。

 

この本田コインを売買できれば投資になるのだろうが、メデイアに出ている情報をいくら読んでも売買できるとは書いていない。ということはファンクラブ特典をもらうための会費と同じである。この本田コインにいくら金をかけるかにもよるだろうが、まあ年間2,3万円くらいまでならば金を払う人もいるだろう。しかしそれが数十万円以上になるのであれば、高級クラブになる。

 

筆者はこの類の話には詳しくないが、そもそも「コンテンツクリエイター向けのトークン発行システム」という単語を理解できる人は多いのだろうか。 そしてそこに投資する人ってどういう解釈というか理解を持って金を出せるのだろうか?