サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

大晦日雑感

2023-12-31 12:27:03 | 日記

こちらの年末年始は大晦日のシドニー湾の花火を楽しみ、元日は祝日だから大晦日は飲みに行くくらいである。そして普通はカレンダーにもよるが、12月31日は平常営業だし、1月2日以降も平常。やはり正月よりはクリスマスを祝う。お年玉の風習もない。

 

さてEPLを中心にゲームは続く。選手には過密日程が不評ではあるが、年末年始に試合が多いEPLは娯楽を提供してくれる。しかしいくらなんでも試合が多すぎる。今日の雑感をあげてみよう。

 

①マンUは選手が悪いのか監督が悪いのか
職場のサッカー好きの同僚たちと議論した。マンUがフォーレストに敗戦。マンUは好不調の波が激しく、強いかと思えば下位のチームに簡単に逆転負けしたりする。これは選手層の問題なのか、監督を交代すれば解決するのか。

 

②ジュビロ磐田がブラジル人選手を一挙に4人獲得
下手な鉄砲も数撃ちゃ当たるという理屈なのだろうか。プレーさせてみなければ分からないような補強である。全員が同じ代理人だったらあきれるね。

 

③高校選手権のロングスロー
青森山田高校が流行らせたロングスロー戦術が、今年も大流行。スローイングをPA内に放り込んではいけないという規則改正をすべきなのか。横浜フリューゲルスは三浦アツのロングスローをサンパイオの頭に合わせるという戦術を得意としていた。プロだってやっていたんだから、点を取れればロングスローでもいいでしょう。

 

④ハリー・キュエルが横浜Fマリノスの新監督へ就任
まだ正式発表ではないが決まりのようだ。というか、まだ決まっていないことが驚き。早く来日してコーチングスタッフなどを決めて来季の準備に入るべきだろう。ずいぶんとのんびりしている。

 

来年は1月のアジアカップ、3月からWCアジア予選、6月にユーロ2024とイベントは続く。皆様もよいお年をお迎えください。

 

 


2015年アジアカップ 決勝

2023-12-30 07:44:53 | 日記

ブライトン対トットナム戦の後で、ポステコ、ソンフンミン、三苫が立ち話をしていたという記事を読んで、そういえばポステコとソンフンミンはアジアカップで因縁があったことを思い出した。2015年アジアカップの決勝はオーストラリア対韓国。場所はシドニーのオリンピックスタジアム。筆者は日本が決勝に進むことを信じてチケットを購入したが、対戦カードはオーストラリア対韓国だった。仕方なくせっかく買ったチケットだったので、娘と二人で見に行った。

 

もし日本が決勝に進んでいれば、日本対韓国だったはず。QFで日本がUAEにPK合戦負けした光景を今でも思い出す。あのとき本田と香川がPKを外さなければ日本は勝っていた。メンバーには武藤、長友、今野、遠藤などもいた。懐かしい時代だ。

 

さてオーストラリアは日本に勝ったUAEをSFで下して決勝に進んだ。韓国のメンバーには若きソンフンミン、チャドウリなどがいた。オーストラリアの監督はポステコだった。オーストラリアが1点リードしたものの、後半終了間際にソンフンミンが起死回生の同点ゴールを決めて、延長戦に突入。延長でオーストラリアが2点取って、優勝した。

 

ソンフンミンは三苫にアジアカップは来るのかと聞いたのだろう。日本と韓国は順当に勝ち進めば決勝であたる。日韓戦は2011年UAE大会のSF以来のはず。ソンフンミンは31才だから、2015年当時は23才だった。アジアカップの時はまだレバークーゼンにいた。

 

2015年7月にトットナムに移籍している。対戦したオーストラリアの監督とトットナムで一緒に仕事をすることになるとは、夢にも思わなかったことだろう。


どうして大迫を呼ばないのか

2023-12-29 07:59:31 | 日記

森保監督はタイ戦に大迫を呼ばなかった。33才とはいえ、今季のJリーグのMVP,そして22ゴールの得点王である。同じタイプでは上田だろうが、上田は代表ではそこそこ結果を残しているが、フェイエノールトでは控えだし、今季はたったの1ゴール。今季のフォームがどちらが上かは一目瞭然。

 

森保監督は自分に逆らった選手はことごとくはずす。大迫の場合はカタールWCのバックアッパーとして声をかけたが大迫が断った。大迫だって意地があっただろう。ロシアWCではエースだったのに、怪我人が出た場合のバックアッパーではやる気もなくす。

 

似たようなケースでは鹿島の鈴木優磨も呼ばない。鈴木の場合は自分から拒否しているという話もあるが、あのチンピラ感を代表でも発揮して欲しい。でも呼ばれないだろうなあ。若い選手を呼ぶのは理解できるが、そもそも代表ってその時点でのベストメンバーで構成すべきだろう。言い方を変えればその時点で旬な選手ともいえる。

 

J1優勝チームの神戸からはGKの前川しか呼ばれていないが、実力から言えば武藤だって呼んでもいい。本当は斉藤みつきを呼びたかったが、怪我しているから仕方がない。現在の大迫ならばアジアカップで再び爆発してくれるでしょう。

 

 

 


三苫が長期離脱、アジアカップ

2023-12-28 08:16:37 | 日記

デゼルビが三苫の4-6週間の離脱を認めた。6週間として復帰は2月の第2週くらいか。最初から先発はないだろうから、途中出場を繰り返していくのだろう。おそらくフルに先発できるようになるのは3月に入ってからだろう。すると残り2か月半くらいで閉幕。もう今季はゴールを増やせない可能性もでてきた。

 

今回の怪我は仕方がないとしても、三苫は好不調の波が激しい。過密日程になるとフォームを崩していいプレーができなくなる。これがサラーくらいになると毎試合先発しても活躍できる。サカ、マルテイネリ、ソンフンミンだってみんなこき使われてもコンスタントに活躍できる。これがワールドクラスとの差なんだろう。

 

さてアジアカップのメンバーが26人に拡大されたが、1月1日のタイ戦に召集されているのが24人。まだ呼ばれていない常連が遠藤、久保、前田、古橋。この4人を足すと28人になるので、誰か2人落ちる。あるいはFWはすでに上田、細谷、浅野が呼ばれているから、増やすとしても前田か。古橋は不調だから呼ばれないかも知れない。

 

三苫の代役は中村敬斗、奥抜、前田あたりか。誰が出ても三苫のレベルではないので、三苫の不在は痛い。タイ戦では奥抜をテストするのだろう。

 

 


EPL第19節 バーンリー対リバプール 0-2

2023-12-27 09:12:57 | 日記

0-2というスコアだけ見ればリバプールの完勝なのだが、試合内容は大苦戦だった。前半6分にダーウイン・ヌ二エスのゴールが決まり、弱いバーンリーが相手だからこれは3,4点差でリバプールの楽勝かと思いきや、バーンリーの守備とカウンターにてこずり、けっこうピンチも多かった。

 

それでもバーンリーの攻撃は決定力がなく、シュートはことごとくはずれる。これが下位に低迷している原因なんだろう。この試合後の得点数はリバプールが37,バーンリーは18。シュートを決められる選手がいるチームと、決定力がないチームの差である。

 

さて前節のアーセナル戦で大絶賛された遠藤だが、この試合はよくなかった。前半にはビルドアップからボールロストが2回、後半には失点に直結しそうな信じられない横パスのミスがあった。攻撃面ではGKにはじかれたが枠に飛んだシュートが1回、ボール奪取からジョッタのゴールにつながったいいプレーが1回。トータルで見れば可もなく不可もなしである。

 

しかしあの横パスのミスはあまりにも印象が悪く、アジアカップ前に残り何試合出場できるのか知らないが、先発をはずされてもおかしくないチョンボだった。前節から中2日で疲れていて、判断力がにぶっていたのかも知れない。しかしサラーもファンダイクもちゃんとプレーしている。もっとしっかりしろよ、遠藤航。

 

パスミスはごめんです。