サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

日本で盛り上がらない女子WC

2023-06-30 08:14:50 | 日記

7月20日の開幕まで3週間というのに、日本では女子WCのテレビ放送が決まらない。というかネット配信も含めてどこかが検討しているという話も出てこないので、おそらくこのまま時間切れで放送なしということになるのだろう。これってかなりの大事件だと思うが、JFAの対応が遅いし、やる気が見えない。JFA.TVでせめて日本戦だけでもネット配信すればいいじゃないか。

 

さて日本チームが試合をするNZ入りを日本からチャーター機を利用するそうだ。NZ内でのキャンプ地がどこか知らないが、大した差はないように思える。そもそも今大会の情報、日本の対戦相手の情報、1次リーグのプレビュー、キャンプ地の情報など、記事にしようと思えばネタはいくらでもあると思うが、一切お目にかからない。

 

テレビも含めてメディアに取り上げられないということは、それだけ世間一般の関心、コアなサッカーファンからも関心がない判断されているのだろう。日本の1次リーグは、ワイカト、ダニーデン、ウエリントンと北島と南島を行ったり来たりする。移動は国内線利用だろう。そもそも今大会のオーストラリアとNZの共催で、日本の1次リーグなNZ, 決勝まで勝ち残らない限りオーストラリアには来ないなんてことを知っている人はそういないだろう。

 

現在シドニーは寒い。日中の最高気温は17,18度くらいまで上がるが、朝晩は5,6度の日もある。シドニーで寒いということはNZなんてもっと寒い。NZがかなり南極に近いという認識が必要だ。どうして真冬のNZでWCを開くなんて発想が出てくるのか不思議だ。北半球の人は7月は夏だという固定観念があるのだろう。

 

ああ、毎日寒い。

 

日本の初戦のワイカト地方。


鹿島から海外移籍した選手

2023-06-29 07:39:17 | 日記

鹿島アントラーズから海外のクラブに移籍した選手は多い。その中で成功した選手は多くない。何をもって成功と定義するのは難しいが、一般論として7,8年以上は海外でプレーしているということかも知れない。

 

①柳沢敦
2003~2006シーズンでサンプドリア、メッシーナでプレー。ゴールはゼロ。FWの選手でゴールゼロは大失敗といえる。

 

②小笠原満男
2006ー2007の1シーズンをメッシーナでプレー。ほとんどベンチで過ごした。大騒ぎして移籍した割には何もできなかった。これも大失敗。

 

③中田田浩二
2005~2006をマルセイユでトルシェに引っ張られた。しかしトルシェがすぐにクビになったので、中田のいどころもなくなった。その後マルセイユからいじめられてイスラエルに行かされるところだったが、スイスのバーゼルに移籍して2006~2008の2シーズンをプレー。トルシェに引っ掻き回された気の毒な例。

 

④昌子 源
2019年にツールーズでプレー。監督の交代、怪我などもあり、プレー機会は少なかった。2018ロシアWCで日本代表の主力だったのに、ここからキャリアにケチがついた。

 

⑤植田直通
2018~2022にベルギー、フランスのニームでプレー。イマイチ目立たなかった。

 

⑥鈴木優磨
2019~2021の2シーズンをシントトロイデンでプレーして、29ゴール。成績は立派だがキャリアアップでごねて結局鹿島に出戻った。この男は世渡りが下手だ。

 

⑦安部裕葵
2019年からバルサBでプレー。直に浦和に移籍するようだ。大怪我が続き、不運だったがビッグクラブのBチーム、U-21なんかでプレーするのはやっぱりやめたほうがいい。

 

 

バルセロナ安部裕葵の“ワイルド”なイメチェンに大反響「ほんとに ...

浦和に移籍するようだ。安部君。


サッカーとは関係ないところでしか目立たない選手

2023-06-28 08:40:50 | 日記

引退間際の選手、女子の選手などは彼らのインスタグラムにアップされている画像などが、他のメディアに転載されることが多い。サッカーの本質とは違う部分でしか話題がないせいかも知れない。有名な選手の家族、奥さんが美人だとかいうのはまだわかるが、話題がそれしかないのも悲しい。そういう事例を紹介してみよう。

 

①イニエスタの家族写真
過去のプレーとかではなく、最近は家族でどこそこに行きましたという画像しか出てこない。

 

イニエスタ 家族と記念撮影し日本に感謝「家族を温かく歓迎して ...

子供が多く、家族で円満という写真にはこちらも幸せをもらえる。しかしこの人にはCL決勝でプレーしている写真が欲しい。

 

 

②仲田歩夢
日本人の女子選手として一番の美人さん。モデルのような容姿ばかりがアップされるが、サッカーの話題は見たことがない。

仲田歩夢のイメチェンに絶賛の声「ヤバっ」「美人すぎ」「似合う ...

 

 

③岩淵茉奈
最近はサッカーの話題は怪我とチーム内での出番の少なさばかりが出てくる。多くなったのは水着の画像ばかり。最近カルバンクラインの下着のモデルになった。

岩渕真奈さんのインスタグラム写真 - (岩渕真奈Instagram ...

一緒に写っているのが熊谷では色気も半減。

 

 

④上田綺世
2人が幸せなのはわかるが、この奥さんメディアに出すぎ。日本に戻ってからモデル業に復帰か。

日本代表FW上田綺世 昨年2月結婚の美人妻との挙式報告 幸せ ...


AFC U17 Asian Cup QF 日本対オーストラリア 3-1

2023-06-27 08:31:17 | 日記

U17 WCの出場権がかかった大一番。こちらでは民放のチャンネル10がストリーミングライブ配信をしてくれた。しかしオーストラリア絡みの試合だけ。バンコクの気温34度のうだるような暑さの中での試合はいかにもコンデイション不良の選手ばかり。どうして現地時間17時なんてまだ暑いだろうに。

 

試合は前半から日本がガンガン飛ばして、うまいように両サイドの裏を取れた。日本のプレスも強く簡単に2-0とリード。こんなに前半から飛ばして大丈夫なのかと心配したが、後半最初からオーストラリアが3枚替えして、ここから流れが一挙に変わった。日本はあたりが弱くなり、セカンドボールも全く拾えない。防戦一方になり、まるで違うチームになった。これもゲームプランなのか。

 

日本が2枚替えしてやっと一段落。イランクンダのスーパーなドリブルからのゴールで一点返されたが、その後日本が貴重な3点目を入れて3-1と2点クッションできて、これで試合は決まった。後半ATが9分くらいもあり、2点差あっても厳しかったがなんとか逃げ切ってSF進出を決めた。

 

3-1で快勝のように見えるが、試合展開を見ると2ー0になってから、もっとゆっくりとボールを回してもいいところでもボールを放り込んで逆にカウンターをくらう。暑い中もっとペース配分を考えた試合をしていれば、苦戦はしなかったはず。まあ、ノルマである4位以上を達成したから何でもいいかあ。

 

オーストラリアの1トップのイランクンダは、現在17才でタンザニアからの難民である。Aリーグのアデレードユナイテッドに所属。将来を期待されていて、バイエルンミュンヘンからオファーがあったが、テイーンエイジ年代でヨーロッパのクラブに行っても、U-21チームでプレーするだけとの本人の判断からそれを留保。

 

このあとアデレードでキャリアを重ねて20才くらいまでオファーを待ってもいいかも知れない。18,19才でトップチームで活躍している選手もビッグクラブにはいるが、それはほんの一握り。若手に出場機会を与えてくれるクラブ、例えばブライトンのようなクラブに行ければいいかも知れない。

 

日本のSFの相手はイラン。SFの別試合は韓国対ウズベキスタンだから、決勝は日韓戦になれば面白い。SFまで中2日だからどのチームもしんどいだろう。

 

U17アジア杯】勝てば世界、負ければ敗退の大一番。今夜日本がW杯 ...

イランクンダ君。


古橋の移籍報道

2023-06-26 08:40:25 | 日記

現在ヨーロッパにいる選手が他のクラブに移籍する場合は、日本のメディアは現地紙の記事をネタ元にするしかない。ひどい場合は、現地紙が日本のスポーツメディアをネタ元にして、その現地紙の記事をまた日本のメディアが紹介するなんてこともあり、ネタが日本とヨーロッパをぐるぐる回ることもよくある。

 

日本のメディアが直接、ヨーロッパのクラブとか選手の代理人に直接コンタクトを取るなんてことはめったにない。ヨーロッパにいて、直接電話でやりとり、いっしょにコーヒーでも飲んで、やあ、今日は何か話はないかいなどと話せる相手など簡単にはできない。

 

さて今朝のサカダイに配信されている古橋の記事を深読みしたい。セルティックの新監督、ブレンダン・ロジャーズが古橋の移籍を容認する条件として、1600万ポンド(29億円)を超えるオファーがあればとコメントしたとある。この記事のネタ元は「Mirror」である。この記事を受けて『THE BOOT ROOM』『THE Sun』が後追いをしている。

 

しかしこの手の記事の後追いなど、グダグダと論評を加えているだけで、ちゃんと新しいネタを加えたものなどない。イングランドのメディアの中でも移籍報道に信憑性のあるのは、BBCとSKYと言われている。これ以外のメディアの記事はほぼ飛ばし記事である。

 

従ってわざわざブレンダン・ロジャーズがセルティックに不利になるような話を漏らすとは思えず、「Mirror」の記事も毎違いなく飛ばし記事である。それをご丁寧に深読みしていくサカダイにもご苦労さんと言いたい。

 

どこに行くのか古橋亨梧