サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

浦和サポと制裁金

2022-07-31 09:56:21 | 日記

Jリーグが認めていない声出し応援違反で浦和が制裁金2千万円を課せられた。これに対して浦和サポが横断幕でJリーグはオワコン興行だなどど抗議した。ヨーロッパなどでは声出し応援はもちろん、観客はマスクもしていない。声出しもなし、マスクは必須の日本ではそんな努力もむなしくコロナ新規感染者はうなぎ登り。要するに声を出そうが出すまいが、感染とは関係ないのだ。

 

Aリーグでも声出しは許容されている。マスクはスタジアムでは必須ではないが、シドニーの公共交通機関に乗るときは必須。ショッピングセンターなどでは着けたい人はするし、無頓着な人はしない。その結果かどうかは分からないが、新規感染者数はこのところ過去最多を更新して、全国で5万人を超える。人口が2500万人で日本の5分の1しかないから日本との人口比で計算すれば日本とほぼ同じくらいの感染者になる。

 

さて面白いと思ったのは、浦和が払う2千万円に対して声を出す連中に払わせればいい、2千万円もあれば選手の年俸の上乗せなどができるというコメントが浦和サポから出ている。まあ、もっともな意見だろう。それは浦和の問題だし、本質はJリーグを一体いつまで声出し応援を禁止するのかということだ。もう解禁でいいでしょう。

 

浦和サポの集団を一番最初に見たのはJ2の時だから2000年の駒場スタジアムである。浦和サポの知人と一緒に駒場に浦和対仙台を見に行った。メインスタジアムに巨大な群れというか集団が揺れていた。これが例のレッズサポかと感心した。

 

その次はオフトが監督だったから2002年か2003年に宮城スタジアムに仙台対浦和を見に行った時だ。スタジアムではゴール裏の浦和サポの集団が黒と赤で染まり、非常に極悪な雰囲気だった。試合後に仙台駅で浦和サポがチャントしていた。これは日本では珍しいとまたまた感心した。

 

いつも目立つよね、浦和サポさん。

 

 

 

 


悲運の天才、宮市亮

2022-07-30 09:39:05 | 日記

宮市亮を天才と呼ぶかどうかは疑問もあるが、悲運であることは間違いない。FOOTBALL ZONEに出ていた記事では、宮市のこれまでの怪我の経歴が出ている。それによると、

ウィガン時代の12年に右足首の靱帯を損傷して長期離脱を強いられると、復帰直後に再び同じ箇所を痛めて手術。ザンクトパウリ移籍直後の15年には左膝前十字靱帯を断裂して手術を行い、17年には右膝前十字靭帯を断裂するなど、紆余曲折の道を歩んでいる。

 

つまり長期離脱を強いられた怪我は4回、今回の右膝で5回目。手術を伴う靭帯の怪我は最低半年は離脱する。あるいはもっと長い場合もある。宮市は2011年2月にフェイエノールトでデビューしているので、一度の怪我が半年離脱として、11年半の間に2年間は稼働していないことになる。細かい負傷もあっただろうし、リハビリが長引いたことも勘案すれば稼働していないのは3年以上になるかも知れない。

 

これらの大きな怪我を乗り越えて、そのたびにカムバックしてきたわけだからその根性には敬意を表するし、今回は怪我さえなければwcメンバー入りも不可能ではなかっただけに不運としかいいようがない。

 

宮市は日韓戦の翌日の7月28日にインスタグラムで「日本を代表してプレー出来る事、本当に幸せでした! そして短い期間のチームでしたが、最高のチームでした」とコメントしている。なんだか現役引退を示唆しているようで、涙を誘う。

 

どうして宮市はこんなに怪我が多いのか。神様は乗り越えられない試練は与えないというが、今年で30才という年齢を考えれば半年後に復帰できたとして、来季からもマリノスでプレーできるのかどうかも疑問である。温情だけでは契約は延長してもらえないだろう。

 

フェイエノールトでデビューした頃のドリブルを思い出すなあ。

 

負傷交代の宮市亮がSNSでメッセージ発信「本当に幸せでした ...

これが最後の代表ユニフォームだろう。

 

 


アジアの虎からおとなしい猫へ

2022-07-29 08:19:12 | 日記

日韓戦惨敗を受けて韓国のメディアが大騒ぎしている。実際に大騒ぎしているかは分からないが、韓国のメディアの記事を翻訳したものが日本のメディアに紹介されているので、かなりいいように取捨選択されて紹介されいるのかも知れない。

 

さてその中でMHN SPORTSというメディアの記事の中に、「日本の前ではおとなしい猫。傷ついたアジアカップ」と題した記事を掲載。「わずか4年前、「“アジアの虎”と称された韓国代表は、しかし日本の前では“おとなしい猫”に過ぎなかった」という記事があった。

 

アジアの虎とは懐かしい表現である。一番最初にこの名前を聞いたのは、1998年フランスWCのアジア予選、国立での日韓戦。あの頃はインターネットもあまり普及しておらず、ライブで観られる動画もなくライブラジオがせいぜいだった。山口もとさんのループシュートで日本が先制。その後に2失点して逆転負けした有名な試合である。

 

あの時にラジオのアナウンサーがアジアの虎の反撃に出てきましたとわめいていたので、韓国は虎だったのかと知った。あのころはアジアの何とかという表現が多かった。たとえば日本のFWの高木琢也はアジアの大砲というニックネームがあった。いい選手だったが、アジアの大砲なのに代表では先発ではなかった。

 

さてアジアの虎からおとなしい猫になってしまった韓国だが、ベント監督交代論まででているが、日本に大敗したとしても解任されるほどのことではない。そもそもカタールでは日本と試合するわけでもなく、たったの1試合で評価を下げるようなことは愚の骨頂である。

 

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急にベントを応援したくなった。

 


E-1選手権 韓国戦 3-0

2022-07-28 12:50:14 | 日記

日韓戦にしては3-0という大差で日本が圧勝。ここまでの差がつくとは意外だった。日本がよかったというよりも韓国がひどかった。韓国らしいフィジカルでゴリゴリ押してくる威圧感もなく、球際も弱く、なによりもボールにつめてこない。そしてPA内でのざるDF。こんな韓国を見たのは初めて。

 

日韓とも海外組を呼べずにベストメンバーではなかったのは同じ条件だったはず。この大会で頑張ってもWCメンバーに入るチャンスはないとわかりきっているのか。とにかく選手のやる気が感じられず、ラフプレーが目立つ。城彰二がTHE PAGEのコラムでこの試合の感想として「日本のJリーグが進化し、韓国のKリーグとの差を広げたわけではないが、もはや韓国は日本のライバルではなくなったのかもしれない」と書いている。

 

ちょっと待って欲しい。ACLでは依然として全北現代、蔚山現代のほうがJリーグ勢よりも強いし、東地区の中では全北現代がNO.1だろう。何を根拠にして韓国は日本のライバルではなくなったのかもしれないと言えるのか。クラブレベルでは韓国のほうが上だし、代表ではベストメンバーが揃えばソンフンミンのいる韓国のほうが強い。

 

さて9月のヨーロッパ遠征に今回のメンバーから抜擢されるとしたら、相馬と藤田だろう。しかしそれがイコールWCメンバー入りにはならない。相馬は左右のウイングどちらでもできるだろうが、三苫、南野、伊東、堂安、久保と争う。かなり厳しい。筆者ならば南野落として相馬を選ぶけどね。

 

藤田はよくてトレーニングパートナーでの帯同といったところか。20才と若いし、プレーに波がある。いい時と悪い時の差が激しい。もっとレベルの高いところでもまれる必要がある。パリ五輪以降の代表の主力ではあることは間違いない。

 

宮市はどうなったのだろうか。せっかくアピールできるチャンスだったのにこれで宮市が代表の呼べれることはもうないかも知れない。本当に運のない選手だ。

 

 

WCメンバーに藤田が入れば驚きだろう。

 


小林祐希が神戸へ移籍へ

2022-07-27 09:26:46 | 日記

小林祐希が神戸へ移籍するようだ。そうだ、こういう名前の選手もいたな。すっかり忘れられた存在だった。オランダにいたことはビッグマウスで目立っていたが、その後どのような足跡を残してきたのかおさらいしてみよう。

 

2010-2012 東京ヴェルディ

2012年7月から ローンでジュビロ磐田へ移籍。

2013-2016 ジュビロ磐田

2016年8月 オランダのヘーレンフェーンへ移籍

2019年9月 ベルギーのワースラント・ベフェレンへ移籍

2020年9月 カタールのクラブへ移籍

2021年7月以降は韓国の2部、1部のクラブへ移籍を繰り返す。

 

今年で30才だからキャリアの終盤に差し掛かってきている。全盛期はオランダ時代だろう。ヴェルディユース時代のチームメイトである竹内涼真と友人。とにかくビッグマウス。カタール時代の年俸は8千万円だった。その後韓国ではおそらく減額されているだろう。神戸ではどうか。

 

ウエスカに移籍した橋本の代役ということだろうが、うーんどうかなあ。「プラチナ世代の司令塔」とか言われているが、大した選手ではないという印象しかない。オランダの後に5大リーグへステップアップしたかったのだろうが、どんどんステップダウンしている。神戸で再生できるかどうか。

 

懐かしい名前が出てきた。