サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

ACL SF 広州恒大vs.ガンバ大阪

2015-09-30 23:45:32 | 日記
今日のACL準決勝をYoutubeのライブ配信でみた。頻繁にフリーズするので最後はみるのをやめたが、チャットに中国人、日本人などが入り混じってわけの分からない適当なスコアを入れるし、分かりづらいことこのうえなし。

試合は2-1の点差以上にガンバの弱さが際立った。アウエーでべたっと引くのは分かるが、引くなら引くでもっとしっかり守らなければ試合にならない。相手のボールになるとほとんどがフィニッシュまでもっていかれる。ガンバはボールを回すだけで全く攻撃にならない。ロングボールをパトリックに当てるだけでの最低の攻撃。

広州恒大が強いのは分かるがここまでガンバのひどさが強調されると、よく準決勝まで進めたものだと感心してしまう。宇佐美なんているのかどうか分からない程度に消えてしまっていた。

引くのであればもっと真ん中をがっちりと固めるべきだし、それができないのであれば中盤からもっとプレスに行くべき。こんなにレベルの違いがある試合が準決勝なんて信じられないし、一体どういうゲームプランでガンバは試合に入ったのだろうか。

アウエーゴールを1点取ったからセカンドレッグで1-0で勝てばいいという理屈もあるが、ガンバが広州恒大を0点に抑えられるとはとても思えず、ホームでもっと頑張ったとしても引き分けがいいところでしょう。

つまらない試合をみたものだ。

ドルトムント失速

2015-09-28 08:52:03 | 日記
開幕から破竹の勢いで連勝を続けていたドルトムントが失速し始めた。夕べの試合を見たが、前節と同様に相手がべたっと引いてきてドルトムントのボールポゼッションは70%程度になる。ボールは回せるが全くスペースがないし、相手は中央をがっちりと固めてくるので突破もできない。とにかく攻めようがない。

カウンターからすぐに失点するパターンも同じ。あんなに簡単にカウンターをくらうならばもう少し自分も引いて相手をおびき出せばもいいのではないだろうか。夕べの試合は試合終了間際に痛恨の失点をしてドロー。この2試合で引き分けだから勝ち点4を失ったことになる。

攻撃の最大の問題はロイスが負傷して戻ってからも試合に入りきれないことだろう。あのロイスでもスランプになるとは驚き。香川はボールロストを恐れて消極的なプレーばかりでインパクトなし。後半に多少スペースができた場面もあったが、そこを突っかけずにパスを回すだけで見ていてつまらない。

次節はアウエーでのバイエルン戦だが、今のドルトムントの調子では負けるでしょう。

ワンダラーズサポと地元警察の戦い

2015-09-26 12:55:36 | 日記
ウエスタンシドニー・ワンダラーズのゴール裏のコアサポのグループは毎度お行儀が悪い。今年の4月にも試合後にスタジアム周辺で警察ともめた。このグループはいわゆるウルトラズでAリーグでも一番問題を起こすとされている。

10月のAリーグ開幕を前にしてこのグループと地元警察の間で話し合いがあり、警察側からはフラッグとバーナーの持ち込み禁止、試合中のゴール裏全体での立ち上がって左右に動くチアの禁止などを申し入れた。

当然のごとくグループ側は警察の申し入れを拒否、猛反発している。クラブ側は中立的な立場としているが、発炎筒などは容認できないが過度な応援の禁止はフットボールの醍醐味をなくしてしまうと危惧。

そういえばワンダラーズのホームゲームに行くと試合前から必ず警察が出て警戒している。もちろんスタジアム内ではクラブが手配している警備員はいるが、警察はスタジアム周辺での騒ぎを極端にいやがっている。まあ当然といえば当然。

さて今季はどうなることやら。

ボルシアMG ファブレ監督辞任

2015-09-22 07:35:48 | 日記
ブンデスでリーグ戦開幕5連敗、CL初戦も負けて今季公式戦6連敗のボルシアMGのファブレ監督が辞任した。多分こうなるだろうということは予想できたが、あと2-3試合は様子を見るとは思っていた。

CLにも出ているクラブが公式戦6連敗では辞任したくもなるか。主力の選手が数人抜けただけでここまで成績がふるわなくなるとは非情なものだ。後任はU-23の監督が昇格するが、すぐに状況が好転するべくもなく今季のCLはもう捨ててリーグ戦に集中。それでもよほど頑張らなくては残り29節は常に降格争いになる。

ボルシアMGといえばロイス、クラマーなどを育てたユース育成がうまいクラブである。ちなみにボルシアという名前は特定の狭い地域の地名ではなく、プロシアという意味だ。職場にドイツ人の同僚がいるがドイツでは地域により言葉、気質に大きな違いがあり、正統ドイツ語はハノーファー周辺だそうだ。

ブンデスのクラブは、上位とそれ以下のクラブで格差が大きい。財政規模と戦力が伴わないクラブもあるがバイエルン・ミュンヘン、ボルシア・ドルトムント、ウオルスブルグ、レバークーゼンまでが上位といえる。

ここ3シーズンはバイエルンが3連覇しているのでバイエルンとそれ以外のクラブの戦力差が大きすぎてつまらなくなってきた。好調ドルトムントがどこまでバイエルンにくらいついていけるかが注目。

マインツvホッフェンハイム

2015-09-19 13:05:45 | 日記
武藤はFWとして先発。すでに下位に低迷しそうなホッフェンハイム相手にマインツは中盤を制してボールを保持できた。しかし中盤から前線への効果的なボールが出てこない。このためFWがいわゆるつぶれ役となってボールをキープして、そこからのクロスなりこぼれ玉を中盤がシュートするシーンが多くなる。

岡崎が居た頃のマインツは、1トップの岡崎に裏を取らせて、そこから岡崎の個人技でゴールするというパターンが多かった。しかしメンバーも大きく変わり、マインツの戦術もけっこう変わった。

さて武藤だが、現在の戦術ではCKなどからのセットプレーにヘッドであわせるくらいしか、ゴールチャンスはないのではなかろうか。実際この試合でもCKからヘッドで合わせてバーにあてる惜しいシュートがあった。あれは決めてほしかった。

それ以外ではつぶれ役となって周囲にボールを配給するポスト役ばかり。ドリブルから個人技でシュートまでもっていくというタイプでもないので、シュートチャンスが少ない。

それでもリーグ戦5節で3勝の勝ち点9だから、マインツにしては上出来ともいえる。こんな戦術ならば今季は10ゴールもできれば合格点でしょう。