サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

Jリーグ開幕 横浜Mv浦和 3-2

2017-02-26 07:21:19 | 日記
昨日の横浜Mと浦和の試合をみたが、浦和のサッカーは見ていてなんとも歯がゆい。マリノスが引き気味で浦和がボールを保持。浦和はボールを丁寧に回していくが、無駄なバックパス、横パスが多い。サイドからの崩しは鋭いのだが、真ん中で合わせることができない。

ラファエル・シルバの2ゴールは圧巻だったが、問題は守備である。あれだけボールを保持できているのにどうして3失点もするのだろうか。斉藤学ひとりにやられたようなもんだったが、サイドからのクロスをケアできるCBがいない。あれでは試合に勝てない。

鹿島もホームでFC東京に0-1で負けたが、FC東京は大久保、永井、高萩の新戦力で攻撃に厚みが増した。昨季のFC東京とはずいぶん違う。今季のFC東京は優勝は無理でもかなり上位に食い込むのではないだろうか。

ACL第1節

2017-02-24 11:06:07 | 日記
普通ならばACLの第1節、第2節はJクラブは連敗して最初からつまずいて、第4節くらいから調子がでてきて1次リーグをやっと突破でするパターンが多かった。しかし今季は珍しく川崎Fnoホームでのドローを除き、浦和、鹿島、ガンバ大阪がそれぞれ勝った。相手が弱かった、ラッキーなゴールがあったなどなど、いろいろな要因があるだろうがJFAもほっとしていることでしょう。

さてJリーグの賞金が上がったことで、ACLへのモチベーションが下がることが懸念されている。毎年思うのだが、対戦相手がいつも同じようなメンツなのでマンネリ化している。韓国、中国、オーストラリア、日本がメインだから仕方がないし、1次リーグから西アジアの国を混ぜたら移動距離が長すぎて無理がある。

そして第1節を見る限りAリーグクラブが不調である。ブリスベンはホームでタイのクラブとドロー。ワンダラーズとアデレードはホームで惨敗。3つともひどすぎる。

一方、鹿島、浦和などはリーグタイトルを目指して補強をして選手層が厚くなった。だからACLを重視しないのは変わらないかもしれないが選手層が厚くなったという事実からみればACLにも対応できる態勢になったのかもしれない。

ACL ワンダラーズv浦和 0-4

2017-02-21 23:04:04 | 日記
ACLの第1節。先週の土曜日に鹿島とのスーパーカップをして、同じ日の夜のフライトに乗り日曜日の朝にシドニーに到着。そして火曜日の今日に試合というとんでもない日程である。

試合が開催されたキャンベルタウンはワンダラーズのセカンドホームタウンであるが、シドニーから車で1.5時間くらい離れた田舎町である。スタジアムもキャパが芝生席も入れて1.5万人くらいか。今晩の試合は辺鄙な場所でしかも平日というハンデイのためか5590人と寂しい。日本から来た浦和のサポは100人くらいか。彼らの情熱には頭が下がる。

さて試合は前半は0-0で両方ともチャンスらしいチャンスがなく退屈だった。後半に興梠の先制ゴールが決まるとワンダラーズの中盤がミスを連発して、終わってみれば4-0と浦和が圧勝。ワンダラーズの不甲斐なさだけが目立った。

ワンダラーズは2014年のACLを優勝している。しかし毎年のように主力の選手が入れ替わり、2016/2017のAリーグは現在6位と振るわない。今日のような試合を反省してACL第2節以降を盛り返せるか。

浦和で目立ったのは途中出場ながらラファエル・シルバである。ワンダラーズのDFがやる気を失った時間帯ではあったが、矢島からボールをもらうとちょっとドリブルしてDFを自分の前に置きながらGKのインナーサイドを破りゴール。すごい決定力である。先発してもあれだけのプレーができるかどうかは、今後の試合を見ないとわからないが浦和のフォワードのポジション争いは激しくなることでしょう。

大迫とモデスト

2017-02-20 14:35:08 | 日記
夕べのケルンvシャルケの試合をみたが、大迫が先発を続けている理由がよく分かった。大迫は純粋なストライカーというよりもポストがうまくてパスセンスもいい。セカンドストライカーであるトップ下でもある。

中盤からのパスの出どころが少ないケルンの攻撃陣の中で、大迫とモデストのラインは生命線といえる。21節までのケルンの得点は33点。このうちモデストが17点(PKも含む)。次に大迫が4点。その次がルドネフスの3点。つまりモデストに点を取らせるのが戦術であり、その他の選手は余計なことをしてはいけない。

モデストは線よりも点で勝負できる典型的な王様ポジションのストライカーである。スピードに乗りドリブルでぶっちぎるというタイプではない。従っていかに他の選手がモデストにいいボールを配給できるかがカギとなる。

大迫以外の選手はドリブルでつっかけたり、ミドルを打つタイプばかり。それはそれでいいのだが、ワールドクラスではないのであまり役に立たない。大迫はこぼれ玉を狙う以外は無理なシュートをしないし、ボールをこねくり回さずに、とにかくモデストにいいボールを出そうとしている。

実際にこの試合でもモデストのゴールは大迫のアシストだったし、アシスト未遂も2回あった。モデストが未遂せずにゴールを決めていればケルンは勝てていた。

大迫がボールを出してモデストがゴールを決める。これがケルンの戦術であり、それ以外は余計なのだろう。ケルンの監督にしてみれば大迫は実に戦術を理解してチームに貢献している選手といえる。

アウグスブルグvレバークーゼン

2017-02-18 14:00:39 | 日記
宇佐美はこの試合で移籍後初めて先発フル出場した。しかしそれは内容がよかったわけでもなかった。1-3でレバークーゼンが勝ち、アウグスブルグは暫定で13位となった。降格してもおかしくないような選手層である。

まずDFが実にもろい。ゴール前でちょっとトリッキーなプレーをされると簡単にDFが抜かれる。そんなに簡単にくずされては試合にならないというようなくずされ方である。

韓国のクチャジョルがトップ下(あるいはセカンドストライカー)、宇佐美は2列目の左サイドであるが、クチャジョルのほうが断然動きがいい。ポジションが違うので比較するのはむずかしいが、宇佐美は簡単にボールを失う。1失点目は宇佐美のボールロロストが起点となった。

宇佐美はボールをもらうとドリブルで抜きたがるが、いわゆるボールをこねるケースが多い。そしてパスを出すにしても展開力がないので、宇佐美の周辺ではボールが回らない。もちろん宇佐美だけの責任ではないが、宇佐美にボールがわたっても何か起こりそうだというワクワク感が出てこない。

もっといい選手がいればまず先発は無理でしょうという程度の選手である。ドルトムントあたりでは確実にベンチ外である。ガンバの時のような宇佐美は2トップで活きる選手だろう。

アウグスブルグで左サイドをしている限り、宇佐美のゴールは無理でしょう。