サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

ドルトムントvシュツットガルト

2015-11-30 18:10:45 | 日記
今朝のドルトムントvsシュツットガルトは香川にとっては何とも消化不良の試合だった。ターンオーバーなのか知らないが、これまでほとんど不動のスタメンだったCBのフンメルス、ボランチのバイグルをベンチとして、ボランチというかインサイドハーフの右にはカストロが入った。

このカストロが好調でリーグ戦初ゴールをあげて、トリッキーなトラップもみせていい動きだった。これまでの試合ではギュンドガンとバイグルが守備的なボランチで、香川は左サイドを基本として自由に動けていた。

しかしカストロも自由に動き回り、かなり前めのポジションを取るために結果として香川がボランチのポジションしか取れなくなってしまった。また香川の動きも鈍く、消極的なプレーが目立ち後半15分には早々に交代。

ドルトムントの場合、トップが3枚、インサイドハーフとボランチで3枚。対戦相手、試合経過にもよるだろうがインサイドハーフが前にだたがると残りの2枚は守備的なボランチとならざるをえない。

だからカストロが好調ということは、香川が押し出されてベンチとなるか後半の交代はまず香川がバイグルなどのより守備的なボランチと交代となってしまう。

ここ3試合ほどのリーグ戦では香川の不調が目立つ。リーグ戦前半はファンタステイック4などどもてはやされたが、オーバーメヤン以外はその神通力が色あせてきた。冬の中断までの残り試合にふんばらないと香川は先発からはずされてしまうぞ。

フンメルス

2015-11-27 21:11:30 | 日記
ドイツ代表でドルトムントのCBのフンメルスは、いつもマンUの獲得ターゲットになっていて、フンメルスがドルトムントの監督とソリが合わないので退団の可能性がでてきて、それをマンUが喜んでいるとかいう飛ばし記事が出ていた。

だがフンメルスはそれほどの高いレベルにあるCBなのだろうか。2014ブラジルWCのドイツ代表として、また2010-2012のドルトムントのブンデス2連覇の主力としてフンメルスはいつも注目されていた。

だが2014-2015のシーズンから守備が不安定さを見せ始め、ドルトムントの脆弱なDFの一因となってしまった。攻撃面ではDFラインからのロングフィードは正確で相手には脅威である。しかしそれを帳消しにするようなスピードのなさ、体を簡単に入れ替わられるシーンが増えた。まるで吉田マヤなみのレベルである。

仮にフンメルスがマンUなどのEPLクラブに移籍したとしても、イングランドでは通用しないだろう。それでなくてもEPLのクラブには個人技でゴールするFWが多いのである。

吉田のような不安定さをみせながらも、スタメンで起用されているのだからフンメルスはドルトムントにとどまるべきだろう。

エデイー・ジョーンズ

2015-11-22 09:14:32 | 日記
ラグビーユニオンの日本代表監督だったエデイー・ジョーンズがイングランド代表監督に就任した。ワラビーズの監督もしていたので彼の手腕は世界中で引く手あまたである。

2019年のラグビーWCを考えれば日本はなんとしてもエデイーを引き留めておくべきだった。なんとももったいない。残念ながら日本ではラグビーWCの開催はあまり関心がないように思えるが、オーストラリアでは次回が日本で開催されることは結構認知されている。

こちらの小学校やハイスクール(中高一貫の6年制だから中学はないのです)では玄関先に看板があり、そこに学校行事の告知などが掲載される。先日ワラビーズがオールブラックスに負けて決勝の次の日には、あるハイスクールの看板に”Congratulations, NZ, see you in 2019 Japan”と出ていたので驚いた。

さてエデイーさんだが、知っている人も多いだろうが彼の母親は日本人である。そして彼の奥さんも日本人。もう10年以上前だが、エデイーがまだワラビーズの監督をしているころに、日本語補習校で会ったことがある。

その当時筆者の子供と同じようにエデイーの子供も週に1度の日本語補習校に通学していて、その送り迎えでよく見かけた。ラグビーの有名人もごく普通のおっさんである。

筆者の子供もエデイーの子供も成人しているが、エデイーがオーストラリアや日本を離れてイングランドに渡るとは意外な感じがする。

カンボジア戦

2015-11-18 07:21:06 | 日記
夕べのカンボジア戦はストリーミングでみれた。TV PADが停止してから代表の試合は何とかストリーミングで見ている。

さて実力差からいえば5-0くらいで勝つべき試合だったが、諸事情により2-0。予選だから勝てばいいのだがなんとも無意味な試合だった。

攻撃は先発が大幅に入れ替わったとはいえ、前半は最後の藤春のヘッドくらいしかチャンスがなかった。後半になってから相手がガス欠し始めてなんとか2点。まあこんなものといえばこんなものか。

プレーが雑だったのが吉田だ。前半にカウンターをくらい相手に振り切られそうになりシュートを打たれた。ミスシュートに助けられたが、間違いなく1点もの。吉田の緩慢なプレーにより日本のDFの不安定さが目立つ。この2試合で吉田が先発だったが、他にいいCBはいないのかなあ。

ボランチの遠藤はもう少しやってくれるかと思ったが、守る相手にスペースがなくパスも出せないし、リズムも作れない。後半に出て来た柏木との差は歴然。ボランチは長谷部、山口、柴崎、柏木だが、遅咲きの柏木のセンスが目立つ。

清武はまたも負傷。怪我が多い選手だ。これでハノーファーは今季の降格争い確実。ハノーファーの監督は大ショックだろう。練習中に負傷するのはなんとも悔しいだろう。冬の中断開けに復帰できればいいのだが。

それにしても本田は代表では輝く選手だ。ずっと真ん中で張っていたから本田はCFが合っているのでは?

宇佐美

2015-11-16 16:40:00 | 日記
宇佐美がブンデスのクラブとかマルセイユに移籍するという飛ばし記事が出ている。本当かどうか知らないがやめておいたほうがいい。

断言しよう。宇佐美はどんなクラブに移籍してもヨーロッパでは通用しない。柿谷と同じようなものだ。バイエルンとホッフェンで失敗したのはまだ若かったとか身の丈に合っていなかったとか、いろいろ言い訳はみつかる。しかし現在の宇佐美では活躍できないのは目に見えている。

理由としていろいろある。
①運動量が少ない。運動量という定義はいろいろあるが、宇佐美の場合はスタミナ不足。後半20分くらいでガス欠する。
②ドリブルで突っかけるのが好きだが、フィジカルが弱いのでつぶされることが多い。
③自分の周りにスーパーな選手がいなければ、自分も生きない。
④プレーに安定性がない。いいときと悪いときの差が激しい。


ハリルが宇佐美を後半途中からのスーパーサブとして重宝しているのはよくわかる。20-30分くらいならスピードがあり、相手が疲れてきたときに宇佐美のドリブルは効果的だ。しかしそれだけ。

早ければ1月にマルセイユに移籍とかゆうジョークなような記事が出ていた。わるいことは言わない。ガンバの新スタジアムで活躍してからのほうがいい。