サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

FOOTBALL NATION RADIO (FNR)

2018-07-31 16:51:15 | 日記
フットボール チャネルに今日アップされていた記事の中で、オーストラリアのFOOTBALL NATION RADIO (FNR)が本田のメルボルン・ヴィクトリー移籍が近日中に決定すると報じたと出ていた。


このFOOTBALL NATION RADIO (FNR)という媒体は聞いたことがない名前だったので調べてみると、インターネットラジオでサッカー専門チャネルである。サイトの中にはアーカイブのニュース、ビデオもあるのでライブのラジオだけではない。会費を払えば地元のフッフットボールクラブからデイスカウントなどが受けられるとある。年間会費は55豪ドル、約5000円。


ずいぶんとマイナーな媒体までフットボール チャネルはカバーしているものだと感心した。大手のメデイアであるFAIRFAX MEDIA、SBS テレビのサイトなどにはこのニュースはまだ出ていないので飛ばしかも知れない。


ただBREAKINGと見出しが出ていた。信憑性はない。本当に本田は来るのだろうか。

森岡亮太と鎌田大地

2018-07-30 09:36:56 | 日記
ベルギーのRSCアンデルレヒトにいる森岡亮太は開幕戦をベンチ外となり、早くも構想外となっている。プレシーズンのキャンプでコンデイションが整っていなかったからだという話だが、これは単なる言い訳でしょう。そもそもキャンプまでにコンデイションを上げてくるのはプロとして当たり前であり、ワールドカップにでていたわけでもないし、ド新人でもない森岡がコンデイション不足のままキャンプに来るわけがない。


監督は昨季と同じだが、森岡を獲得したSDが交代して新しいSDが森岡を放出したがっているようだ。せっかく請われて冬の移籍市場で移籍してきてそこそこ結果も出したのに、クラブ内の人事に巻き込まれて戦力外となるとは不運である。しかしベルギーリーグ内であれば森岡にオファーするクラブはあるようだ。森岡はワールドカップにでて活躍できていればこんなことにはならなかっただろうに。


フランクフルトの鎌田大地はもっと悲惨である。2017年6月にフランクフルトに4年契約で完全移籍したにもかかわらず、最初は試合に出ていたがポアテングが加入してから出番を失い、現在はプレシーズンキャンプにも参加させてもらえす、完全に戦力外となっている。


ガンバユース出身で中田ヒデ二世ともいわれたのに、不遇の1年を過ごした。4年契約だから移籍金を払うオファーが来なければレンタル移籍になるだろうが、今年22才でフランクフルトをお払い箱状態の選手を獲得するクラブはあろうだろうか。


ブンデスの2部かベルギーのクラブ(またベルギーか)で拾ってもらえなければ鳥栖に復帰なんて選択肢もあるかもね。

移籍の話

2018-07-28 10:14:27 | 日記
現在のヨーロッパの移籍市場が閉まるまでに移籍がうわさされる日本人選手をまとめてみよう。


①本田
メルボルン・ヴィクトリーにマルキー選手としてオファーがでているが、まだ本田の回答は出ていない。条件を釣り上げるために時間をかけているのか分からないが、本田の場合は現役引退も視野にあると思う。本田が絡んでいるビジネスも多いようだし現役にさほどこだわっていないのでは?


②香川
ドルトムントからトルコのクラブに移籍するのではという話が出ているが、ドルトムントは安売りはしないだろうからこれは成立せずにドルトムントに残留すると思う。ドルトムントから放出されるのであればもっと早い時期に話がまとまっていただろう。


③武藤
ニューキャッスルへの移籍が本決まりのようだが、武藤レベルの選手に13億くらいを払うのだからさすがEPLのクラブである。だけど武藤はポジション取れるのだろうか?


④宇佐美
アウグスブルクに戻れば干されるのは確実。フォルチュナに完全移籍したいだろうが、フォルチュナは移籍金あまり払いたくない。宇佐美なんて本当に必要な選手なのだろうか。


⑤鳥栖の田川
レスターが興味を示しているらしいが、仮にレスターに移籍できたとしても絶対にイギリスの労働ビザが取得できないので他の国の中堅以下のクラブにレンタルで出される。そしてそのようなケースではほとんど成功できない。この話はやめたほうがいい。


⑥柴崎
スペインの他のクラブやポルトからオファーがあるようだが、ヘタフェにいてもレギュラーにはなれないので早くでたほうがいい。柴崎のようにトップ下向きの選手はどのクラブでも難しいだろう。ボランチもできるがそもそもフィジカルに難がありボランチ向きではないので、柴崎のクリエイティブなプレーを評価できる監督のもとでなければレギュラーにはなれない。

森安監督決定

2018-07-26 21:41:04 | 日記
既成事実となっていたが、森安さんが五輪監督兼任でフル代表監督に就任した。できるかどうかは別として世代交代という意味ではいい兼任かも知れない。4年契約らしいが東京五輪でこけたらどうするのだろうか。開催国枠だから1次リーグはこけないようにグループ分けしてもらうのだろうか。あとベンゲルのTDという話は飛ばしだったようだ。


さて森安監督のフォーメーションは3-4-2-1になるだろうから、招集されるかも知れないCBを予想する記事が早くも出ている。最大の疑問はCBを二人集めるだけでも四苦八苦しているのにCBを3人も揃えられるのだろうか。


身長は185センチ以上、ヘッドの空中戦に強い、スピードもある、ロングフィードにたけてビルドアップがうまい、ポジショニングも秀逸、これらのすべての条件を網羅できる若手、できれば20-22才くらいの選手が最低一人欲しい。もちろん対人にも強いことも必須。こんなCBがJリーグにいたかなあ。


ウイングバックもマルセロのような選手が欲しい。もちろん日本にはいない。長谷部引退後のボランチは誰にやらせるのだろうか。広島の青山だったら全然世代交代にならない。


フォーメーションが変われば呼ばれる選手も変わるだろうし、代表はがらっと変わるかも知れない。ただし当然かもしれないが、質の低下も予想できる。9,10,11月に2試合ずつある親善試合もありがたいようで本当は鬱陶しい。9月と10月は国内組だけでいいでしょう。ヨーロッパ組は移籍したばかりの選手も多いのでいきなり9月に日本での試合に招集するのではポジション争いを放棄するようなものだ。


それに来年1月のアジアカップもあるから世代交代、若手の発掘という意味からも9,10月は国内組だけを招集して欲しい。

ポジショナルプレー

2018-07-25 10:00:07 | 日記
最新のサッカー戦術としてよく耳にするポジショナルプレーとはなんぞや。解説記事を読んでも分かったような分からないような気分になる。抽象的なような具体的なようなものだ。


その定義はフットボリスタの2017年10月12日にアップされている結城康平氏のコラムを参照してみる。


ポジショナルプレーの解釈には諸説あり、その解釈方法がチームのスタイルを定義する。同じポジショナルプレーとはいっても、チェルシーとマンチェスター・シティのスタイルが異なるように。しかし、原則だけを取り出せば、決して複雑なものではない。その原則とは、「優位性を保てる状態でボールを受けるプレー」だ。その優位性には量的優位性、質的優位性、位置的優位性の3つがあり、それを生み出せる状態で味方からのパスを受けることができるポジションを取ること。これこそがポジショナルプレーの原則となる。


簡単に言うと、「得点しやすく、失点しづらい陣形を組むこと」とコラムでは説明されている。細かくいうと5レーンがどうしたこうしたという話も出てくるが、それを話し出すときりがないので割愛する。


筆者は最初「誰が出ても同じサッカー」ができる戦術かと思っていたが、そうでもないようだ。グラデイオラはバルサで成功できたのはメッシがいたからだと発言している、しかしバイエルンでもマンCITYにはメッシのような選手はいない。


メッシのように常にフリーマンになる選手はポジションを重視する戦術とは正反対ではないかという疑問も出てくる。うーん、ますます分からない。サッカーIQの低い選手を訓練してパスコースを数的不利の場合でも消せるようなポジショニングができるようにするということなのか。


クラブのように毎日戦術練習できるのであればいくらでも時間がかけられるが、代表のように短期間で戦術を落とし込む必要があるチームは、サッカーIQの低い選手は使えないということになる。


そうであればサッカーIQは低いが一芸に秀でている選手は使えないことになる。たとえば足は速いが周囲と連携できない選手だ。まあ、どんな戦術でも選手のクオーリテイが先に来ることはいうまでもないのだが。