サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

U-23 五輪代表

2016-06-30 09:05:37 | 日記
夕べのU-23の南アフリカ戦をみたが、最初の20分くらいは相手の動きが鋭くてかなり押し込まれた。しかしその後相手がガス欠してしまい4-1と快勝。快勝というかそもそもメンバーを見極める試合だったので勝敗は関係ない。

負傷明けでも中島はよかった、164cmという身長でもサッカーはできるという証明。中島にはフル代表に定着できる選手になってほしい。というか海外に移籍してフィジカルが通用するのか試してほしい。

五輪は18名とバックアップの帯同メンバーのみ。18名の中には3人のオーバーエイジも含むので実質15名。GKは2名連れていくだろうからフィールドプレーヤーは13名となる。これはあまりにも狭い枠だ。

そもそも五輪に何を期待するのか。U-20からU-23までの世代の掘り起こしというか世界のレベルを経験させることが第一義。もちろんメダルまで手が届けばそれにこしたことはないが、それは付録であって1次リーグ敗退、3連敗であってもそれでいい。

だから18名しか選べないのだからOAなんて不要。FWならば久保、南野、鈴木の3人連れて行って競わせればいい。サイドバックだっていい選手が多いのに何をいまさら藤春呼ぶのか理解不能。

手倉森監督もくだらないおやじギャグばかり言っていないのでもっと考えてほしかった。

清武はセビージャで通用するか

2016-06-29 13:28:33 | 日記
清武はセビージャで背番号10をもらい10ゴール、10アシストを狙うと表明しているが、そんな簡単なことではないだろう。まず清武がこれまでいたニュルンベルグ、ハノーファーなどの降格したクラブと違い、セビージャは選手層がもっと厚い。それに清武よりもいい選手ばかりだろう。

清武はドイツではデッドボール・スペシャリストとして評価が高かったが、それでけである。パッサーとしての評価も高いがトップ下であれば当たり前のことである。それ以外にトップ下で求められる、この選手にボールを持たれると危険だという評価はあまりない。ドリブル突破力もないし、空中戦には弱い。

トップ下でなければサイドはどうかといえば、サイドを任せられるほどの守備力もない。フィジカルも弱い。ブンデスの選手層の薄い下位のクラブでポジションをもらえていたのであって、セビージャはリーグ戦では中位だがEL3連覇のプチ強豪である。このオフは中盤の選手をせっせと獲得している。

プレシーズンでテストされるだろうが、最初はそこそこ起用されるかもしれない。しかし9月と10月のWC予選で頻繁にアジアと往復しなければならず、それはポジション争いには不利となる。ハリルは特例として清武は年内は代表には呼ばないほうがいい。

試合に出るということを考えるならば、清武は2部に落ちたといえどもハノーファーに残留して1シーズンで1部復帰を助けるくらいの男気をみせてほしかった。だいたい昨シーズンは長期離脱が2度もあり、それがハノーファー降格の一因でもあるのだから。

ユーロ ラウンド16、スペイン、イングランド敗退

2016-06-28 12:35:28 | 日記
ラウンド16の残り2試合。

イタリアvスペインはイタリアの長所とスペインの短所がもろにでてしまった。イオタリアは前半早々から飛ばしてチャンスを多く作る。33分にFKからデヘアがボールを中途半端にはじいたところを押し込んでイタリア先制。

後半になるとスペインがボールを保持してイタリアがカウンターというおなじみの展開になるが、イタリアの守備はとにかく固い。イニエスタなんて必ず2-3人に囲まれてしまう。後半ATにはペレのダメ押しで2-0でイタリアが快勝。

スペインのパスサッカーは堅守やべたっと引かれると攻めあぐねる。チャンスにできるのはセットプレーからの空中戦でピケとラモスの頭に合わせるだけになってしまう。逆にカウンターに弱い。攻撃に人数をかけすぎるから当然そうなる。

スペインの4-3-3はMFにブスケス、イニエスタ、セスクを並べるが、攻撃時のボランチはブスケスだけとなる。イニエスタとセスクは攻撃の要だからカウンターをくらった場合は守備には戻れないポジションにいる。この試合はイタリアに負けたがよりカウンターの速いフランスのような相手にも脆いはずだ。


もう1試合はイングランドvアイスランド
シード国の中で強豪どうしを除けば真っ先に落ちるのがイングランドだと予想できた。それがアイスランド相手に1-2で負けたのはまあ必然。beINスポーツは英語放送はロンドンでの解説だからイングランドの解説者をそろえる。ケビン・キーガンなどである。今日はキーガンはでていなかったが、3人の解説陣はだれもが怒っていた。どうして小国のアイスランドに大国のイングランドが負けたのかと。

イングランドは1点リードされてからよく攻めたが有効な攻撃ができなかった。それはスーパーな選手がいないからである。イングランドにはCR7、ベイルなどの選手がいない。他の国と比べると小粒な選手しかいない。

国の規模であれば大国だろうが、サッカーでいえばもうイングランドは大国ではないのだ。イングランドのサッカー解説者はこれを理解しないといけない。

ユーロ ラウンド16、コッパアメリカ決勝

2016-06-27 14:38:44 | 日記
ユーロはフランスvアイルランドから
前半3分にボグバがPKを与えて思いもよらぬ形でアイルランドが先制。その後フランスはギアを全開して猛攻するが前半は1-0のまま。しかし誰がどう考えてもアイルランドがこのまま逃げ切るるとは思えない。

後半になると58、61分にグリーズマンが2ゴールしてフランスが逆転。その後アイルランドが退場者を出して万事休す。フランスは1対1に強く、タレントが多いのだがとにかく速くて強い。


2試合目はドイツvスロバキア
ドイツが終始攻めて3-0で快勝。ゲッツエは先発落ちして出番もなし。ゴメス、ドラクスラーがゴール決めていい動きだったし、どう考えてもこのあとにゲッツエの先発があるとは思えない。


3試合目はベルギーvハンガリー
タレントの多いベルギーがアザードの活躍などで4-0で大勝。ハンガリーの快進撃もここで終わってしまった。

ラウンド16はここまで6試合終わったが、強豪といわれる国がすべて勝っている。やはり決勝Tになるとタレントも多く、選手層の厚い強豪が強味を発揮してくる。


コッパアメリカ決勝、アルゼンチンvチリ
昨年の大会と同じ顔ぶれの決勝である。アルゼンチンは雪辱したいところだが、そうはいかなかった。前半はイーブンな試合だったが、28分にチリのデイアズがメッシを止めきれずに2枚目のイエローで退場。これでアルゼンチンが有利なはずだったが、43分に今度はアルゼンチンのロホが一発レッドで退場。

後半になるとお互いに削りあう大荒れの試合となった。コッパアメリカは選手同士が熱くなりすぎる。そして南米の審判はそれを落ち着かせる笛が吹けない。その結果、カンフーサッカーになってしまう。

延長も0-0でPKまでいったが、メッシがふかしてしまいチリがPK合戦を制してコッパアメリカ2連覇。チリはメッシの天敵だね。


ユーロ ラウンド16、コッパ3決

2016-06-26 13:49:58 | 日記
ユーロはやっと決勝Tになった。

最初はポーランドvスイス
最初の10分くらいはポーランドが押していたが、その後一進一退となった。ポーランドはボールをよく回していたが、レヴァンドフスキーは本来の活躍ができていない。39分にカウンターからクッバがGKの股抜きシュートで先制。

このままポーランドペースかと思いきや後半は完全にスイスが圧倒。82分にシャキリがオーバーヘッドでのスーパーなゴールを決めて同点。このゴールはここまでの大会ベストゴールでしょう。

その後は延長、PKと続きポーランドがPKを5-4で勝ちベスト8.PKで負けるのはつらいね、スイス。


2試合目はウエールズv北アイルランド
地力は同じようなものだが、ウエールズにはベイルがいる。それが違いか。前半はほぼいイーブンだったが、さあ後半をみようかというときに録画がぶちっと切れていて後半は見られなかった。ちゃんと設定したのだが、FOXTELでは時々このようなバグというか不具合で録画ができていないことがある。

結果はウエールズが相手のOGで先制して1-0で勝った。


3試合目はポルトガルとクロアチアというまあ大一番。
しかし90分間はお互いに相手の長所を消しあう試合だった。CR7はマークがきつくあまり仕事をさせてもらえなかったし、モドリッチも1時リーグのときよりはパフォーマンスが悪かった。ポルトガルが中盤からのボールの受けてへのプレスを強くして、クロアチアにボールをまわさせないようにしていた。

延長110分にスペースができてオープンな展開になり、左サイドからのクロスをクロアチアのCBのヴィーダがカットできずにCR7にシュートを許した。GKにはじかれたが他の選手がこれを押し込んでポルトガルが先制。そのまま1-0で逃げ切った。

クロアチアはスペイン戦よりも出来が悪く、ポルトガルのほうが一枚上手だったということか。ポルトガルのCBの二人、ぺぺとフォンテは質の高いDFを見せた。フォンテはサザンぷトンで吉田のチームメイトだが、フォンテはほとんどの試合で先発。吉田はほとんどベンチという理由がよくわかる。日本にもフォンテのようなCBがほしい。


コッパアメリカは3位決定戦、アメリカvコロンビア
3決は興味がないので早送りにしてみただけ。コロンビアがハメスのスーパーなループパスから先制して1-0で勝った。コッパの3位なんて何の意味もない。

この大会でのスタジアムはアメフト専用のスタジアムだが、どれもヨーロッパのスタジアムと雰囲気が違う。まず観客席に屋根がほとんどない。2層、3層に分かれていなれば下の階は当然屋根があるが、上の階には屋根がない。

またモニターがやたらと巨大で派手。イメージとしてMLBのスタジアムと同じである。今日の試合のアリゾナのスタジアムは片方のゴール裏に観客席がなく、そこに巨大スクリーンがある。こんなスタジアムは絶対に他の国にはない。