E-1選手権代表発表

昨日発表されたＥ－１選手権の代表メンバーだが、いったいこの中でＷＣの最終メンバーはともかくとして３月の２連戦に戻ってこられるのはだれだろうか。


先日のブラジル、ベルギー戦のメンバーからはずされる選手、これまで呼ばれていたが再招集されるに選手ということだろうから、代表初招集、呼ばれたことはあるが試合にまったく出ていない選手は例外的に１人くらいはあるかも知れないが、３月に呼ばれることはないだろう。


そうすると今回のメンバーで生き残れるのは、ＧＫは東口、中村（西川になるかも知れない）、ＤＦは昌子、三浦、ＭＦは井手口、ＦＷは杉本、倉田。ここまで。残りの選手はＥ－１で強烈な印象を残すような活躍をしない限り、今回限りの数合わせである。


但し右ウイングは浅野も久保も一長一短で固定できるほどのプレーはできていないので、伊東純也と小林悠が大活躍できれば残れるかも知れない。毎回思うのだが、ベストメンバーが集められない大会を開催して何の意味があるのだろうか。

FIFAのロシアＷＣ組み分けシュミレート

ＦＩＦＡがロシアＷＣの１次リーグ組み分けをシュミレートした。結構ひまなんだなあ。


それによると日本はＢ組で、日本、ブラジル、コスタリカ、クロアチアという組み合わせである。実にマンネリの組み合わせだ。ブラジルとは２００６年にあたっているし、クロアチアなんて本当にあたれば６大会で３回目だ。ブラジルなんて親善試合もよくするし、相手として新鮮味がない。


どうせ負けるにしても今まで対戦したことがない国とあたりたい。面白そうな組は韓国のＤ組である。スペイン、ポルトガル、セネガルと一緒だ。日本の苦手な南米勢もいないし、やはりスペインと対戦してみたい。イニエスタもこれが最後のＷＣとなるかも知れない。


仮にＦＩＦＡシュミレートのような組になったとすれば、ブラジルには最少失点で負けて、クロアチアとは引き分け、コスタリカには勝つ。勝ち点トータル４を目指すというのが現実的だろう。そういえば２００６年もブラジル、クロアチアとは一緒だった。代わり映えのしないメンツだ。

ラス・アブ・アブド・スタジアム

FIFAサイトにアップされたカタールの新スタジアムが斬新である。２０２０年完成予定でドーハの湾岸地域に作られる。キャパが４万人と小ぶりだが、分解して、移動、再構成可能なスタジアムである。

http://www.fifa.com/worldcup/news/y=2017/m=11/news=sc-launches-first-ever-fully-demountable-fifa-world-cuptm-stadium-2921118.html?intcmp=fifacom_hp_module_news

このサイトをご覧あれ。


しかし疑問が出てくる。このような建築様式であれば、資材に無駄が出ずコストを削減できる。でも一旦作ったスタジアムをどうしてわざわざ他の場所に移動させる必要が出てくるのだろうか。仮設スタンド、仮設屋根というのであればわかる。移動スタジアム、いったい何のために？


２０２２年のカタールＷＣは最初は空調付きのスタジアムを１０個くらい作るので、６月に開催しても大丈夫というアピールだった。それがいつの間にか１１－１２月開催になり、今度は移動スタジアムである。いやあ、なんとも胡散臭い。


１１月から１２月に開催されるワールドカップなんて世界中に大迷惑である。まだまだいろいろと出てきそうである。　

ロシアワールドカップ 放映権

１９９８年大会以降、オーストラリアでのＷＣ放映は地上波ではＳＢＳテレビがほぼ独占してきた。例外として２００２年大会は地上波の民放がＳＢＳと分けて放映した。その時は日韓大会のため時差が１時間で視聴率が望めたからだ。それ以外はＳＢＳが独占放映、１次リーグの第３節はキックオフが重なるため、デジタル波の他のＳＢＳチャネルでライブ中継する丁寧さだった。


それがなんと２０１８年大会はＳＢＳは２５試合しか放映しない。残りの３９試合はＯＰＴＵＳが有料ＴＶとストリーミングでライブ中継かオンデマンドでカバーすることになっている。ＳＢＳのカバーする２５試合は、オーストラリアの全試合（たぶん３試合だけだろう）、ＱＦ１試合、ＳＦ２試合、決勝、そして後は強豪国の出る試合となる。


多分、日本戦はＳＢＳではカバーされない。冷たいではありませんか、ＳＢＳさん。ストリーミング中継よりテレビのほうが断然みやすい。ストリーミングは何らかの事情でフリーズすることがあるのであまり好きではない。


ＯＰＴＵＳの有料ＴＶに加入する手もあるが、すでにＦＯＸＴＥＬに加入しているのでほぼコンテンツが同じだからわざわざワールドカップを見るためだけにダブって加入する意味もない。


ＯＰＴＵＳでワールドカップを見るためにはストリーミングだけの加入が毎月１５豪ドルでできる。ストリーミングの場合、試合終了後にオンデマンドで何時間後に見られるかが分からないがこの方法しかない。時差がなければ全試合ライブ中継を見てもいいが、ロシアとの時差を考えればとてもそれは無理。


不便だ。理不尽なくらい不便である。

ジェフ千葉

Ｊ２の昇格プレーオフ、名古屋ｖ千葉をみた。千葉のアルゼンチン人監督の攻撃的サッカーがミラクルを起こすのではないかという期待があった。Ｊ２リーグ戦では千葉が２－０、３－０、で連勝していたし千葉にも勝機があるかと思った。


千葉はハイプレスとハードワークからのカウンター、高いＤＦラインという攻撃的サッカーが売り物だったが、この試合では名古屋の長身ＦＷシモビッチにかき回されて名古屋が４－２で勝った。千葉は主審のジャッジに振り回されたかんじもあったが、それ以上に選手の質が名古屋とは差があった。


千葉のＦＷラリベイはＪ２にはもったいないスーパーな選手だが、この選手にクロスを上げるかパスを出してとにかくラリベイ頼みである。攻撃が実に単調。点が入るにおいがしない。またＧＫが不用意に飛び出す傾向があり、２失点目はロングボールの処理にＰＡ外まで飛び出してヘッドで跳ね返すところをまさかの後ろにそらして、そのボールを拾われて失点。信じらないお粗末さ。


監督のサッカーは面白いのだからもっといい選手を集めてあげて欲しい。ヴェルデイも負けたし、ジェフとヴェルディがＪ１に昇格できることは永久にないかも知れない。


名古屋のガブリエル・シャビエルは実に質が高い選手だ。難しいプレーをさも簡単にできてボールをキープできる。ＦＷというよりも２列目でゲームを作って前線にも飛び出せるスーパーな選手である。