これに勝てばパリ五輪が決定して、イラクの監督もアジアカップのフル代表と同じだからいわばリベンジである。イラクは強そうだから相手に不足はないと思ったが、前半のイラクは物足りなかった。そして日本は細谷と荒木のゴールで簡単に2-0とリード。こんなんでいいのだろうか。確かに日本のゴールは素晴らしかったが、これならば10人のカタールのほうが強かった。
後半最初からイラクはギアを上げて攻めて来た。負けてるんだから当たり前だろう。日本はロングボールでも空中戦でもなんとかしのいで。なんとか2-0で逃げ切った。やはりGKの小久保は安定していて、見ていて安心。GKはやっぱりこうでなければならない。
細谷はカタール戦でもこの試合でもゴールを決めて覚醒したのか。しかし後半にヘッデイングシュートをポストにあててしまった。あれはゴールデンチャンスだった。決まっていれば3-0で試合は終わっていた。覚醒ではなく、いつもの細谷に戻ってしまった。今後細谷が海外移籍をするのならばああいうシュートを決めなければ生き残れない。
この試合のメンバーの中でフル代表に呼べるような選手は、藤田、荒木、平河、小久保くらいだろうか。将来性を見込んで高井。若いといっても20-23才なんだから2年もすればすぐに下の世代が出て来る。すでにオファーが来ていてパリ五輪の後に移籍くらいのスケジュールであってほしい。
いつまでもシントトロイデンにいてはいけない。