サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

AFCクラブコンペティションランキング

2019-12-06 11:12:12 | 日記
11月29日付けでAFCのカントリーランキングがアップデートされた。1位は中国、2位はカタール、3位日本、その後サウジ、イラン、韓国、UAEと続きその後8位にタイ。そしてイラク、ウズベク、オーストラリアとなっている。東地区でオーストラリアがタイに抜かれたのは初めてである。


来年以降のACLの各国への割り当てはこのランキングにより決まるが、単年ごとの成績ではなく複数年の計算される。来年の日本への割り当ては2+2。本大会へのストレートインが2で、プレーオフからが2。オーストラリアは2+1である。日本は以前は3+1だったが、ランキングの計算が代表を含めなくなってから苦しくなった。


しかしAリーグクラブは過去5年のうち1次リーグ突破をしたのは2クラブだけで非常に成績が悪い。来年も同じだったら2+1が1+2になる可能性大である。2014年にウエスタンシドニー・ワンダラーズがACLを制覇したが、それだけではだめで毎年の1次リーグ突破が重視される。


オーストラリアの今年の2+1のうち、プレーオフからスタートしたのはニューキャッスル・ジェッツだった。プレーオフといっても予選2回戦からでそこでインドネシアのクラブに勝ち、次のプレーオフでは鹿島に負けた。プレーオフに回るとその分早くシーズンが始まるし、タイとかベトナムのチームが出てくるからけっこう手ごわい。


Aリーグのチームがなぜこんなに弱いのかといえば、日本、中国、韓国のクラブと比べて戦力が劣るからである。クラブの財政規模も選手への年俸も差がある。有利な点としては東アジアのクラブはシーズンが3月ころからスタートして、2月開幕のACLではまだトップフォームにない。


Aリーグのシーズンは10月から4月がレギュラーシーズンなので、シーズン終盤といえどもコンデイション的には問題ない。だけで弱い。やはり戦力差である。


Jクラブは3年連続して決勝に進んでいてもまだ2020年は2+2のままである。2021年から改定される予定だから来年頑張れば現在の2+2から3+1に戻れるはずである。しかし来年の出場予定が横浜Mマリノス、FC東京とあと2クラブだからあまり期待できないだろう。