サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

ACL 甲府

2023-11-30 09:17:26 | 日記

ACL第5節の甲府対メルボルンCITYは、3-3の引き分けだったが決勝Tに進むためにはこれは痛かった。5グループのうち、1位抜けの5チームと2位の中で3チームだけという厳しいレギュレーションだから、2位抜けはかなり運に左右される。

 

甲府の第6節の相手はアウエーのブリーラムで、強いのか弱いのかよく分からないチームだ。タイのチームはホームで強いので、甲府は不利だろうし、このグループは、甲府が勝ち点8,メルボルンCITYが勝ち点8,ブリーラムが勝ち点6,浙江が勝ち点6。第6節の結果でどこが1位になるか分からないが、メルボルンCITYはホームだからおそらく勝ち点3を取れるだろう。

 

甲府は負けるとほぼ敗退。ドローでも2位になる。その場合は勝ち点9の2位だから、他のグループの中での2位と比べるとかなり苦しい。おそらく2位抜けできないだろう。従って甲府が決勝Tに進むには、第6節に勝たなければいけない。

 

第6節を考えれば夕べの試合はMUST WINだった。それに勝てなかったから、甲府の決勝Tはもうだめだろう。決して強くない甲府がまさかの天皇杯優勝でACL出場。そして韓国のチームがいないという運もあり、1次リーグでも健闘している。甲府の頑張りを称えよう。

 

ありがとうヴァンフォーレ甲府。

 

 

 


後藤啓介

2023-11-29 07:59:19 | 日記

ジュビロの18才の後藤啓介がベルギーのアンデルレヒトに買い取りオプション付きの1年間レンタルされることになった。契約は2024年1月から1年間という不規則なスケジュールである。加入当初はU-21のチームでプレーするらしい。これってかなり微妙な契約だよね。最初の半年でU-21からトップチームに昇格できなければ買い取りしてもらえないだろうし、18才の選手なんて青田買いでしかない。

 

後藤啓介は身長191cm、70KGというガリガリ君だ。今季を高校3年生でデビューしてジュビロの最年少ゴール記録を更新。今季はJ2で33試合出場、7ゴール。先発が少ないのに7ゴールは立派。J1に行ってもどこまで通用するのか見たかったが、あっけなくベルギー移籍となった。1年間のレンタルでジュビロはいくら移籍金をもらえるのか。

 

さてアンデルレヒトの幹部は後藤啓介を長い間見ていたとコメントしている。こんな日本の2部の高校3年生の坊やをウオッチしているとは驚きである。後藤啓介はジュビロユース出身だから高校選手権にも出ていない。つまり自分で売り込んだのでなければ、今年1シーズンで青田買いされるだけのインパクトを残せたわけだ。

 

海外移籍で18,19才でU-21チームに加入する選手は多い。そこからトップチームに昇格して成功している選手はほとんどいない。アンリ・チェイス、福田師王など。もう一人いたけど名前が出てこない。Jリーグを経由しないでヨーロッパのクラブのU-21で修行するのはかなりリスクが高い。年俸が高いような錯覚を持つが、U-21の選手なんて300万円から500万円くらいだろう。まあJクラブで高卒ルーキーなんてもっとひどいけど。

 

後藤啓介がベルギーで活躍できるかどうかは未知数。だいたいベルギーリーグ自体がステップアップすることしか考えていない若手の集まりだし、そのU-21チームなんてみんなエゴの塊のような選手ばかりだろう。そこにシーズン途中の1月に飛び込んで英語もできない。かなり苦労するでしょう。

 

 

 
甘いマスクの後藤啓介君。

三國ケネディエブス

2023-11-28 08:57:10 | 日記

福岡の三國ケネディが名古屋に移籍しそうだ。名古屋のCBは丸山が引退、中谷がガンバ大阪に移籍しそうなのでその穴を埋めるためなんだそうだ。それでもまだ1枚足りない。三國は福岡で今季18試合に出場。先発は5試合だけ。つまりファーストチョイスのCBではない。

 

現在23才で福岡から途中栃木にレンタルされたり、伸び悩んでいる。身長192cmと高さのあるCBとして期待されてきたが、この辺が正念場なんだろう。最近はアフリカ系ハーフの選手がGK,DFの選手に多くなってきたので、190cmのCBはさほど珍しくない、

 

三國ケネディは2019年のU-20WCにも選ばれているが、1次リーグの第3戦に出ただけ。このチームはキャプテンが斉藤未月、郷家、西川潤、宮代、菅原由勢、伊藤洋輝、中村敬斗などいいメンツが揃っていた。CBは今はセルティックで干されている小林友希とスイスのグラスホッパーの瀬古歩夢がレギュラーだった。

 

こうしてみるとこの年代で代表に定着しているのは、菅原、伊藤、中村敬斗の3人だけ。三國ケネディなんて所属クラブでレギュラーにもなれていない。やっぱりでかいだけではだめなのか。

 

 

 


ラリーガ第14節 レアルソシエダ対セビージャ 2-1

2023-11-27 09:15:55 | 日記

代表帰りでの疲労が心配された久保は先発で出場。試合は前半に相手のGKのOG, サデイックのこのクラブでの初ゴール、それも見事なミドルがきまり、ソシエダが2-0とリード。これは楽勝に見えたが、後半になると毎度のように失速して1点返されて、追いつかれるように見えた。

 

しかし残り10分くらいにセビージャのCB2枚、セルヒオ・ラモスとナバスがレッドカードをくらい2人同時に退場。これでやっとソシエダは楽になりなんとか2-1で逃げ切った。このアドバンテージがなければ多分同点にされていたでしょう。

 

久保君は前半はおとなしかったが、後半に2度の決定機があったがどちらもGKにセーブされた。このうち1回は決めなければいけないチャンスだったから、実にもったいなかった。試合後に監督さんに怒られているでしょう。体にキレがあれば2点きめられていたかも知れない。

 

セビージャのベテラン3人が面白い。セルヒオ・ラモスが37才、ラキテイッチが35才、ナバスが38才である。ナバスなんてほぼ毎試合先発している。いやあすごいねえ。長谷部のようなものだね。この試合ではラモスとナバスが揃って一発レッドという仲の良さを見せた。

 

1点は決めてほしかった。


EPL 第13節 ブレントフォード対アーセナル 0-1

2023-11-26 08:56:58 | 日記

富安はベン・ホワイトがまだ万全でないために右SBで先発フル出場。まだ左右のSBでの序列が上がったわけではないし、富安は酷使すると怪我をするので本当に大丈夫なのかと不安になってくる。火曜日の代表選でフル出場したばかりで、中3日でまたフル出場しても大丈夫だろうか。

 

さて試合は、ブレントフォードがべたっと引いてカウンター狙い。アーセナルはこれがなかなか崩せない。最後には終了間際でやっとゴールして、0-1で勝ち切った。これでアーセナルはマンCITYを抜いて首位に立った。ブレントフォードは以前にも見たが、だいたいこんな引き気味の試合で、面白みのない試合をしていた。

 

アーセナルのGKラムズデールは、ビルドアップからのボールを相手に詰められてあわや失点という場面や、ボールを投げようとして投げそこなってボールロストするなど、失点こそなかったものの不安定だった。昨季とは違い正GKの座を奪われつつあり、せっかくこの試合で8試合ぶりの先発だったのに、アピールどころか監督の信頼を失ったようだ。

 

富安は相手が引いていたこともあり、攻撃参加も少なく、守備もほぼ完ぺきでまあまあだった。富安の場合は3試合で2試合先発くらいのペースが丁度いいだろう。あまり試合が多いとパンクしてしまう。

 

ちょっと出番が多いので控えたほうがいい。