サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

ACL第3節 蔚山現代対パースグローリー

2020-02-29 09:21:58 | 日記

3月4日に蔚山のホームで予定されていた蔚山現代対パースグローリーの試合は4月7日に延期になったとSBSのニュースに出ていた。当初、パースが蔚山に試合の延期を申し入れたが、蔚山がこれを拒否。蔚山は無観客試合で対応しようとしていた。しかしパースは強硬で試合放棄も念頭にしていたようだ。

 

試合放棄をした場合は、AFCの規定によりACLからの3年間の締め出しと5万ドルの罰金が科される。その後に両者で話し合いをして、結局4月7日への延期となった。同じ3月4日にはシドニーにてシドニーFC対全北現代が予定されているが、こちらは予定どうりのようだ。

 

ちなみにFC東京、マリノス、神戸の第3節はそれぞれ5月27日に延期となっている。またスポーツナビではこのACLのF組の日程が出ているが、パース対蔚山現代の第4節が4月7日と出ている。これは古い情報でAFCサイトを見るとこの試合はパースのホームで3月18日と出ている。ちゃんとアップデートして欲しい。


AFCカントリーランキング

2020-02-28 06:27:32 | 日記

2019年末時点でのAFCカントリーランキングが発表された。これは2016年~2019年のAFC所属のクラブのACLなどでの成績で計算されていて、2021年以降はクラブ成績の比率が100%となる。しかし今回の発表では2016年の成績が外されて今季の直近のACL第2節までの成績が加味された。中国はまだ今季のACLを未消化だからこれは不公平である。

 

それはともかくとして、日本の今回のカントリーランキングで首位になり、このランキングに従って2021年と2022年のACLの国枠が決まるので、今季は2+2だが、来季から2シーズンは3+1に戻れる。ということはJリーグの1位、2位、天皇杯優勝チームがストレートイン、Jリーグ3位がプレーオフに回る。

 

これまでのACLの国枠算出が変わらなければ、日本と中国は3+1、韓国は2+2となるだろう。オーストラリアは今回のランキングが現行の12位から16位に下がってしまった。今季は2クラブがストレートイン、1クラブがプレーオフの前の予備選だったが、来季はおそらくストレートインが1つ減り、プレーオフに回るだろう。あるいはストレートインが1でプレーオフが2になるかも知れない。

 

ただしACLの出場枠は結構ころころ変わるので、必ずしもそうなるとは限らない。それに今回の計算に今季のACL第2節まで加えたので中国のクラブが反発する可能性大である。

 

ちなみにACLでのクラブポイントは1次リーグでの1勝が3ポイント、ドローで1ポイント。決勝Tに進むと段階を上げるごとに3ポイント加味される。1カ国から複数クラブが出場している場合は平均を出す。

 

今季はJリーグから3クラブだが、すべてがベスト8まで進めればいいが、問題はこれを毎年維持しなければいけないことだ。だから今回のランキングで首位でも今季、来季も頑張らなければすぐに落ちるのである。


CL レアルマドリード対マンCITY

2020-02-27 06:56:09 | 日記

決勝T1回戦のファーストレッグ、レアルマドリード対マンCITYはマンCITYがアウエーを1-2で逆転勝ちでものにした。アウエーゴールを2点も取って勝ったのだからこれはビッグアドバンテージである。

 

後半59分にレアルは左サイドをくずしてイスコのゴールで先制。ここまではよかった。しかし78分にマンCITYは左からのクロスにジェズスがヘッドで合わせて同点。ジェズスはセルジオ・ラモスとの空中戦でラモスを後ろから押したが、これはファールと認められなかった。ここが試合のキーポイントだったかな。

 

82分にはPA内でスターリングをカンナバハルがタックルで倒してPK。デブライネがこれを決めてマンCITYが逆点。85分にはジェズスの決定機をセルジオ・ラモスが後ろから手をかけて倒したとして、GKの前の決定機阻止として一発レッド。ファールそのものはソフトだったし、決定機阻止でなければイエローで済んだだろうが、PA内では仕方がない。

 

こうして試合経過を追っていくと、セルジオ・ラモスの独り相撲だったことが分かる。ラモスはレッドカードをもらう選手として有名でその名に恥じない活躍だった。

 

まだベスト16のファーストレッグだからこれからだが、マンCITYはもし優勝しても来季はCLにも出られない。皮肉なものだ。


Jリーグ延期

2020-02-26 11:55:43 | 日記

今週開催予定のルヴァンカップとJ1第2節から第4節などの各カテゴリ-のリーグ戦が延期となった。これはサッカーファンにとっては由々しき事態である。リーグ戦の運営、消化という観点からすれば無観客試合のほうがよかったのではないか。それでは経営面からの打撃が大きいということで延期となったのだろうが、非常に残念な事態である。

 

CLのアタランタ対バレンシアの試合で、ミランで開催された試合を観たバレンシアファンが4人コロナウイルスに感染している疑いがでている。19日の試合だからミランから戻って来てから症状が出たらしい。屋内空間ではないサッカースタジアムでの感染なのか、ミランのレストランとか空港とか、もう感染が広がっている場所ではどこでも感染するかも知れない。

 

Jリーグの延期は3月15日までで3月16日以降はまだ延期とはなっていない。中国スーパーリーグもKリーグもまだ開幕できていない。ACLは当面の日程として、3月4日に蔚山現代対パースグローリーが蔚山で、同日にシドニーFC対全北現代がシドニーで予定されている。シドニーでの試合はいいとしても、蔚山戦はこれまた延期になるのだろうか。

 

中国の各クラブはまだACLを未消化だし、もうグダグダというか滅茶苦茶である。


オーストラリアの感染対策

2020-02-25 11:46:45 | 日記

今日のモリソン首相のインタビューの中で、これまでクルーズ船の乗客を含めて22人のコロナウイルス感染者がいたが、そのうちの15人が陰性となり残りはクルーズ船乗客の7人となったことが発表された。この7人の中には重症患者はいない。

 

オーストラリアへの中国人訪問者数は2018年で1.4百万人程度で同年の日本への中国人訪問者は8百万人を超えているので、オーストラリアと日本とではそもそも付き合い方の濃密度が違う。

 

しかし2月1日から現在までオーストラリアは中国からの入境を原則禁止しているので、コロナウイルスの水際対策は成功していると言えよう。昔から家畜への病原菌感染に敏感な国なので、食料、植物の持ち込みは厳しかった。そういう伝統というかノウハウが日本とは違うということだろう。

 

モリソン首相は中国以外の感染国からの入国制限については消極的である。日本、韓国に対しても制限をつけると、日中韓と貿易額が大きい国との商売に影響がでてしまうからだろう。しかしここはそんなことを言っている場合ではない。

 

日本も韓国も中国人訪問者の入国をほとんど制限していない。その結果が感染者拡大という結果につながっているわけだ。韓国の感染拡大は新興宗教団体から始まっていてかなり特殊なケースだが、日本はオーストラリアと同じ時期、つまり2月1日前後に中国人の入国を禁止していればかなり感染は防げたはず。ただし日本は感染者を増やしたくないのでウイルス検査をしないという姑息な手段を取っている。

 

モリソン首相は一刻も早く日本、韓国、イタリアからの入国を制限すべきだろう。