サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

香川はシュートが下手

2015-10-26 11:31:05 | 日記
日曜日のドルトムントvアウグスブルグをみたが、5-1でドルトムントが圧勝して3アシストの香川の活躍が目立った。香川自身にも2-3度の決定的チャンスがあったが、シュートは枠外か打ち切れなかった。アシストはうまいがシュートは下手という印象ばかりがきわだつ。

2010-2012の2シーズンでは貪欲にゴールを決めていたが、今季はポジションが下がり目ということも大きいが、以前のように自分でスペースを作り出しゴールを決めるという選手ではなくなった。これは監督の戦術と周囲の選手との兼ね合い、パスの出し手と受け手という都合もあろうが、なんとも物足りない。

もちろん香川が前線で張りっぱなしでは3トップにパスを出す選手がいなくなる。その結果ボランチの二人が前目になり、中盤にスペースが空いてしまう恐れが出てくる。またドルトムントのようにパスを回すチームでは中盤でいわゆる汗かきをする選手が重要。

仮に清武がドルトムントにいたらどうだろうか。ハノーファーのように弱小クラブで四苦八苦しているが、パスのセンスとボレーシュートなどは香川より清武のほうが上だと思う。香川と同様にフィジカルが多少弱いが、清武の動きのほうが見ていて華麗である。

それに清武のほうが香川よりシュートがうまい。もし清武がニュルンベルク、ハノーファーといった弱小クラブではなく、せめてレバークーゼン、ドルトムント、シャルケなどの上位のクラブにいればもっと活躍できると思う。いくら清武がスーパーなパスを出してもそれを決めてくれるFWがいなければ得点できない。

3アシストもけっこうだが、香川にはもっとゴールを決めてほしいでしょう。

ガンバ大阪 ACL敗退

2015-10-22 08:47:49 | 日記
夕べのACLのSFはストリーミングがみつからずライブで見られなかったが、ACLのSFでも地上波でライブ中継しないとは寂しい限り。結果は予想どうりガンバが敗退した。

もともと広州恒大のような金満クラブ相手では勝負にならない。まして相手は2週間も準備をかけているのにガンバは前節から中三日。そして圧倒的な戦力の差である。

もう言い尽くされたがJクラブはACLに消極的だし、国内リーグ優先である。ACLで負けても監督は首にならないがリーグ戦の不振は首に直結する。それにACL出場は過密日程をまねき罰ゲーム的な雰囲気がある。

今年のガンバのベスト4は大健闘だろう。ガンバが本気でACLを制覇しようとするのであれば日本代表クラスがあと2-3人ほしいし、外国人選手もバリバリの代表クラスが必要。でもそんなことをしたら年間予算を最低でも10億円押し上げるだろうし、まあ無理でしょう。

マインツvドルトムント

2015-10-17 11:50:49 | 日記
マインツはプレスをよくかけていい攻撃をしたが、いかんせん決定力がなくゴールできない。おまけにDFがゆるくミスから2点を献上していいところなし。

香川はいるのかいないのかよくわからない。3トップの下だから決定機にからめる場面は少ないが、それでもシュートにからもうとしようとしているようには見えない。たった一回の決定機も枠に飛ばせず全くいいところなし。

この試合は相手のミスでたまたまドルトムントが勝てたが、もっと強い相手ならば勝ちきれないだろう。開幕当初のファンタステイック4と呼ばれているうちは、香川もボールにからめていたが、ここ数試合はさえない。

代表2試合の疲労でフォームが落ちていたせいもあるだろうが、プレーに切れがない。クロップがドルトムントの選手をリバプールに引き抜くという噂もあるが、香川ではお話にならないだろう。

デルピエーロ

2015-10-13 11:58:22 | 日記
SBSのサイトにデルピエーロのインタビューが出ていた。それによると昨年はインドのスーパーリーグで3か月プレーしたが、今年はどこともサインしておらず、このまま引退となる。今後は監督業をする準備があるとのこと。

リッピ、カペロ、アンチェロッテイのもとでプレーして、監督業のイロハを学んだつもりだそうだ。名選手がそのまま名監督にならないのはよくあることで、リッピとカペロのもとでプレーしたのであれば、インザキだって名監督になれるはずだ。

まあそれはともかくとして、この記事の中にはロベルト・カルロスのことも出ていた。今年はインドスーパーリーグで選手兼監督をしていて、今後は監督をしたいとのこと。手始めにAリーグのクラブの監督をすることもあるようなことをほのめかしたらしい。

ロべカルといえば、ブラフが多くて言行不一致で有名なのでこれは飛ばしと考えたほうがいい。ロべカルはともかくデルピエーロの監督もみてみたい。

WC予選シリア戦、クロップ

2015-10-09 10:21:47 | 日記
夕べのシリア戦を夜中の2時までかかってみた。先週の日曜日から夏時間となり、日本との時差が2時間となったのでキックオフは夜中の12時。これはなかなかしんどい。

さて前半はシリアのモチベーションの高さでかなり押し込まれたが、後半は攻撃が活性化して3-0で勝てたことはよかった。だいたいシンガポールやシリア相手に勝てないようではアジア予選は勝ち抜けない。勝てたことはよかったが、DFの不安定さが目立った。1,2点取られても仕方がない場面があり、シリアの決定力不足で助かった。あれが韓国あたりだと確実に失点していた。

最近はましになったと思っていたが、やはり吉田の守備は怖い。信じられないような集中力の欠如が出る。サザンプトンでのGKへのバックパスからの失点などその典型。かといって吉田を上回るCBがいない。なんとかならないのかなあ。

オーストラリアはアウエーでヨルダンに0-2で完敗した。これでグループ2位になった。1点目はソフトな接触のPKを取られて、2点目はDFが倒されたのにそれを見逃されての失点。2点ともいわば不運な失点だった。しかし決定的チャンスを山のように作りながらゴールできなかったのは痛かった。やはりアウエーの中東は鬼門。2次予選の最終戦にホームでヨルダン戦があるので、そこでひっくり返すしかない。多分大丈夫だろうが、その試合で引き分けなんてことになると、1位抜けができなくなる。

クロップがリバプールの監督に就任する。今シーズンはどのオファーも受けないと思っていたからシーズン途中で監督が解任されたクラブを引き受けるとは実に意外。

初めてのEPLで自分の子飼いの選手もいなくて、すぐに結果を出さなければいけないという悪条件。よほど自信があるのだろうか。