サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

NY CITY FC

2015-07-28 16:27:19 | 日記
MLSに今シーズンから参戦したNY CITY FCは面白いクラブだ。

マン CITYが保有権の大半を持ち、ヤンキースもそのグループのメンバーである。いわばマン CITYとヤンキースのジョイントベンチャーのような形態であり、スタジアムはヤンキーススタジアムに無理やりサッカー場を設置。スタジアムとしは最も醜い仕様だが、無い袖は触れない。

メンバーにはヴィジャ、ピルロ、ランパートなど大物がいる。まあビッグネームがキャリアの最後に大金をかせぐためだが、ヴィジャはまだまだやれる。ヴィジャはアデレードにも出稼ぎに来ていたので、海外への出稼ぎをいとわないのだろう。

MLSには他にもカカなど有名選手もいるのが、これらのマルキー選手は巨額の年俸を貰っているのだろうが、一般選手の平均年俸は2013年で15万ドルくらいだ。15万ドルでもJリーグと比べればはるかに高額だからすごい。

アメリカの4大プロスポーツ(野球、アメフト、バスケ、アイスホッケー)と比べると、人気でも収入でもはるかに及ばないが、それでもビッグネームをひきつける金満はうらやましい。

日本も新たなビジネスグループが既存のプロ野球の球団と共同で、新しいクラブを創立してほし。そのターゲットはなんといっても阪神タイガースだ。甲子園にサッカーのピッチを引けば試合ができる。面白いアイデアだと思うが。

プレシーズンマッチ

2015-07-24 10:28:35 | 日記
毎年この時期になるとビッグクラブはマーケッテイングのためにアジア、アメリカなどをツアーする。

今年はオーストラリアにたくさんのクラブが来た。チェルー、トットナム(ビッグではないけれど)、メルボルンで開催されたインターナショナル・チャンピオンズカップに参加したリアルマドリード、ローマ、マンCITYなどだ。

これらのクラブはAリーグのクラブとも試合をして、高額チケットにもかかわらずキャパいっぱいの観客が入った。しかしいうまでもなく、これらのプレシーズンマッチはマーケッテイング目的の花相撲であるので、真剣にプレーして怪我をしないことが重要である。

SBSのサイトで解説者のフォスター氏はAリーグの存在感を示すためにも、次回のこのような親善試合は真剣勝負と考えてほしいと強調している。

もちろん建前としては正しいかも知れないが、親善試合で怪我をしたくないのはAリーグの選手も同じ。また新規加入したばかりのポジション競争にある選手がムキになるのは仕方がないとしても、花相撲は親善試合であり、練習試合ではないのだ。

毎年7月にヨーロッパのクラブがオーストラリアに来るが、筆者はほとんど興味がわかない。移籍市場が閉じられるまでには移籍する選手、移籍してくる選手もいて、メンバーが固まっていない。そしてちんたらプレーされては見る気もおこらないというものだ。

Aリーグの10人の移籍ターゲット

2015-07-22 10:32:35 | 日記
Aリーグのサイトで10人のアジア人選手を紹介し、Aリーグへの移籍ターゲットになるだろうとしている。小笠原、永井、リーなどが挙げられているがフィジカルが前面にでてくるAリーグでは、特徴のある選手が重宝されると思う。

たとえば永井。永井の俊足はかなり目立つしサイドウイングとして有効だろう。しかし永井の場合は足を活かすという宿命からスペースがなければ始まらない。それに永井は決定力に難がある。

Aリーグで助っ人として補強される選手、特に外国からの補強は日本と同様にCFが多い。背が高くてフィジカルの強い選手が多い。それに活躍できなければ1シーズンですぐにお払い箱になる。まあこれはどの国でも同じだろうが。

従って日本人が活躍できそうなポジションとしては、サイドのウイングとサイドバックだと思う。中盤にスーパーな司令塔がいるチームなんてそうそうないので、Aリーグのレベルではサイドからの速攻がうまいチームが強い。ただしこれらのポジションにワールドクラスのスーパーな選手なんてAリーグには来ないので、多少レベルは下がってもそこそこ使える選手がいい。

永井がもう少し決定力とサイドからのクロスが向上すれば、Aリーグでも活躍できると思うのだが。

東京では英語がほとんど通じないのか

2015-07-21 10:47:40 | 日記
先日知り合いの中国系のオージー女性が仕事で東京に1週間滞在した。もどってきてから彼女は東京では英語がほとんど通じなかったと嘆いていて、あれでよくオリンピックを招致できたものだとあきれていた。

国際空港や大きなホテルでは英語は通じるだろうが、タクシー、駅、普通のレストランなどではまず英語を話せる人をみつけることはむずかしいかも知れない。

知り合いは多分ビジネスホテル程度のホテルに宿泊したのだろうが、枕をもうひとつ欲しいとフロントに頼んだところ断られたそうだ。彼女は多少の日本語を話せるので、「枕、ください」と頼んだが、「NO」と拒否されたと憤慨していた。仕方がないので英語が堪能な日本人の友人にスマホで通訳を頼み、やっと枕をもらえたそうだ。

また自分が中国系だから人種差別されたとも受け取っており、「日本人は中国人を嫌いなんでしょう」といわれるとなんとも言い返せなかった。

新橋に毎日地下鉄だかJRで通ったそうだが、英語の表示がほとんどなく分かりづらい。日本語が全くできずに初めて訪日する外国人は食事もできないと怒っていた。

まあたしかに東京で英語が出来る人を普通の生活圏内でみつけることは無理だろう。最近ネット、テレビのバラエテイなどで外国人が賞賛する日本のすごいところといった日本人の自己満足記事、番組をみかける。日本人はいかに外国人に親切に接しているかが強調されている。

筆者が思うに、特別に親切にしてあげなくてもいいから英語の通じる環境を増やすべきだろう。そのほうがよほど親切だと思うが。

ゲッツエのユーベ移籍

2015-07-19 11:49:16 | 日記
バイエルンミュンヘンのゲッツエがユーベに移籍するらしい。まだ正式にサインしていないので飛ばし記事かも知れないが、ビダルがバイエルンに来るのでバイエルンの中盤は選手が過剰。ビダルの後釜がほしいユーベとしては、まだ23才と和解ゲッツエが最適と判断している。あとは条件面で折り合うかどうか。

それにしてもドルトムントからビッグクラブに移籍した選手は移籍先でうまくいかないケースが多い。

シャヒンはリアルマドリード→リバプール→ドルトムントと出戻り。

香川はマンUは→ドルトムントとこれも出戻り。

ゲッツエはバイエルン・ミュンヘン→ユーベ(?)。

選手が高いオファーを受けるか、ビッグクラブへ移籍したがるのは当然だが、彼ら3人はどうもそうでもない。レヴァンドフスキーはバイエルンで比較的うまくいっているほうだが、ゲッツエはドルトムントで中心選手だったが、バイエルンにいけばその他大勢の選手にされてしまった。監督との相性もあるだろうが、ゲッツエには我慢できないだろう。

しかし果たしてゲッツエがセリエAで適応できるのかどうか疑問もある。まあこれはやってみないとわからないの何ともいえないが、ユーベでだめだったらドルトムントに出戻るのだろうか。

ギュンドガンやフンメルスが出戻り組を見て、他のリーグのビッグクラブへの移籍をためらったのだろう。ドルトムントで活躍できても他では活躍できないということは、やっぱりドルトムントはチームプレーで強いチームであり、個々の選手はそれほどスーパーではないということか。

中盤の選手にもガツガツくるEPLでギュンドガンがマンUで活躍できるとは、どうしても思えない。