サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

コッパアメリカ QF ウルグアイ対ペルー ペルーのPK勝ち

2019-06-30 13:00:43 | 日記
チャンスの数、決定機の数でもウルグアイが圧倒していたし、そもそもペルーは決定機はゼロだった。ウルグアイは3度ネットを揺らしたが、すべてオフサイドで取り消し。微妙なVAR判定もあった。ウルグアイに運は味方しなかった。


PK戦になり、ウルグアイの一人目のスアレスはGKにセーブされてペルーは5人全員が決めてペルーがPK戦勝ちしてSFに進出。いいサッカーをしたのに試合には負けた。試合後にスアレスは号泣してゴデインに慰められていた。PKを枠外にはずしたのならばともかくとして、GKにセーブされたのは仕方がない。ど真ん中に蹴っても入ることもあるし、ギリギリのコーナーに蹴ってもGKにセーブされることもある。


ウルグアイの攻撃はあまりにもスアレスとカバーニに依存している。二人のどちらかにボールが渡れば必ずシュートまで持ち込んでくれるし、実際この二人に任せていればそれで十分である。カバーニとスアレスは縦関係でスアレスはトップからあまり動かないが、カバーニはボランチくらいまで戻って守備もこなす。スアレスがもっと動ければよかったかも知れない。


小学校のころに体育の授業でサッカーをして、得点なしで試合が終われば先生が優勢勝ちを決めて決着をつけた。たとえばシュートが枠に当たればそれが優勢勝ちの根拠となった。ずいぶんと無茶苦茶なルールではあるが、それでも子供だから納得した。


この試合は間違いなくウルグアイの判定勝ちであった。

コッパアメリカ QF アルゼンチン対ベネズエラ、チリ対コロンビア

2019-06-29 12:38:11 | 日記
アルゼンチン対ベネズエラは2-0でアルゼンチンが勝ったが、なんとも低調な試合だった。アルゼンチンは前半にCKからのこぼれ玉を押し込んで先制。後半にアグエロのシュートをベネズエラのGKがはじいてしまい、それを押し込んで2点目。どちらも防げた失点である。


アルゼンチンは先制してから引いて守ってショートカウンターになってしまい、あまり攻めない。ハイプレスもしないしベネズエラ相手に省エネサッカーを展開。ベネズエラは反撃するほどの攻撃力もない。実に退屈な試合である。


チリ対コロンビアは打って変わってキックオフからパワー全開の殴り合いであった。お互いにハイプレスで押し込もうとして、削り合う。しかしそれも前半20分ごろにはガス欠し始めて、あとはゆっくりとした展開になった。あのペースでお互いにプレスしていたら面白かったのに。


チリはVAR判定で2回ゴールを取り消された。1点目は微妙なオフサイドを取られた。足1本のオフサイドである。2点目はゴールしたような見えたがシュートがその前に手に当たっていたので取り消し。まあこれは仕方がない。


VAR判定によりサッカーは大きく変化した。しかしハンドのPKを取らない主審も多いし、あら捜しのようにハンドPKを取るようなシーンもある。VARから連絡がくるとPKを取る主審もいる。全然主審としての判断をしていない。ビデオで見れば手に当たっているわけでPKとなる。しかし不可抗力で手に当たるケースだって多いわけで、その場合は主審がPKとしないジャッジをする必要がある。VAR判定で公平なジャッジを追求するはずが、運、不運に左右されすぎる結果になっているわけだ。


チリはPK戦を制してSFに進出。コッパに強いチリをみせつけた。コッパアメリカは2015、2016の100年記念大会、2019、そして来年2020となんと6年間に4回も開催されるわけだ。いくらなんでも多すぎるだろう。

コッパアメリカ QF ブラジル対パラグアイ ブラジルのPK勝ち

2019-06-28 14:17:18 | 日記
QFの最初の試合はブラジル対パラグアイ。パラグアイは1次リーグで勝ち点2の低調だったからブラジルの圧勝かと思いきや、ブラジルは大苦戦。パラグアイはかなり守備的だったが、ブラジルもスペースを見つけられず単調な攻撃。選手もほぼ固定メンバーで中3日が続くと疲弊してくる。


後半15分にはパラグアイが退場者を出して俄然ブラジルが有利となったが、チャンスを多く作ってもシュートが入らない。いくら一人少なくてもがっちりと固められると、ブラジルでもそう簡単にはゴールできない。


その中でも途中から出てきたウイリアンは動きがよかった。次戦はウイリアンを先発させたほうがいい。コッパのQF,SFはなぜか延長がなく、90分で決着がつかないといきなりPK戦となるというコッパルール。本当にコッパは面白い。



ブラジルは運も味方してPK戦を制してSF進出。なんとも低調な攻撃だったが、次戦はもっとまともな試合を見せて欲しい。ブラジルのエベルトンはEvertonと書くが、エバートンに移籍すれば面白いのに。

コッパアメリカとなでしこ

2019-06-27 16:04:54 | 日記
日本はコッパアメリカでも女子WCでも敗退してしまい、急に退屈になってしまった。なんといってもこの2つの大会をみるために4週間も休んでいるのだ。こんなに早く敗退してもらっては困る。コッパは純粋にブラジルなどの試合を見たいと思っていたのでいいのだが、女子WCなんてなでしこがいなければ見る気も起きてこない。


さてコッパの日本は惜しかった、なでしこは負けはしたがいいサッカーだったとかいろいろコラムがでているが、これはとんでもない間違いである。サッカーは結果がすべてである。チャンスを100回作ってもゴールできなければ負ける。試合に負けるとはそういうことである。強化試合ではないんだから、内容よりも結果である。


だから結果が出なかったのだから、ファンもメデイアも監督と選手をもっと批判すべきである。協会も最低限のノルマを課すべきだった。コッパアメリカなら1次リーグ突破、女子WCならばベスト4をノルマとすべきだった。


ノルマをクリアできなかったのだから森保監督も高倉監督も辞任すべきである。辞任したくなかったらやるべきこと、できることを徹底するべきだった。少なくとも森保監督は6月の親善試合2試合をコッパのメンバーでするべきだった。そうしていれば少なくともチリに大敗することはなかった。完全な準備不足である。


高倉監督も王座奪還を掲げておきながらベスト16敗退である。前回は準優勝なんだからこの成績では辞任が妥当である。ところがそんな意見はレオ君以外からはどこからも出てこない。どの選手がいいプレーしたから、日本は本当は強いなどというくだらないコラムがはびこる。


日本のサッカーは誰も責任を取らない。

女子WC ラウンド16 日本対オランダ 1-2、イタリア対中国 2-0

2019-06-26 10:41:11 | 日記
なでしこ惜しかった。たらればだけど、ビッグチャンスを決めることができなければ罰をくらうという典型的な試合だった。前半の菅沢のポストにあたったシュート、後半終了間際の杉田のバーにあてたシュートのうち、どちらかが決まっていれば勝てたはず。


オランダの強力3トップも抑えていたのに、最後にハンドでPKを取られるとはなんたる悲運。しかし失点前の決定機に決めていれば勝てていた。うーん、悔やみきれないHeart Breakingな負け方である。


しかしオランダは3トップだけで攻撃できるけれど、日本は5,6人が絡まないとチャンスを作れない。やはりこの差なんだろうなあ。それに日本のボランチにはもっと守備の強度が欲しい。もっと強いボランチがいれば守備が固くなる。


これでベスト8のうち、アメリカ以外はすべてヨーロッパ勢である。日本、オーストラリア、ブラジルはもっと頑張らなければ。


中国はイタリアにあっさりと2-0で負けた。中国は弱い。