サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

ギュンドガン

2022-06-30 13:21:17 | 日記

日本のフットボール界隈では三木谷批判が溢れかえっているが、トランスファーマルクトに出ていた昔の名前で出ています、まだ現役の選手の中に香川がいる。香川といえばギュンドガンである。ドルトムントにいたころは香川と大の仲良しだったが、ギュンドガンはマンチェスターシティ、香川はシントトロイデンと立場はまったく逆転。

 

年齢は香川が1989年生まれの33才、ギュンドガンは1990年生まれで10月に32才となる。年が近いこともあって仲が良いのかも知れない。それにギュンドガンはトルコ系だから親日的なトルコ人ということもあるのでしょう。筆者の昔の同僚にトルコ人がいて、エルツール号のことは学校で習ったので知っていると言っていた。

 

さて2016年6月にドルトムントからマンCITYに移籍したギュンドガンは、2019年に契約を延長して現在の契約が切れるのが2023年6月。残り1年だから放出されるのであれば今オフだろうし、契約延長の話が出てきてもいいころだ。しかし今年32才の選手と契約延長をするだろうか。

 

今季はEPLで先発20試合、合計27試合に出場。8ゴールだった。ボランチ、インサイドハーフとして8ゴールは立派である。しかしマンCITYの中盤は競争が激しい。なにせ、デブライネ、カンセロ、ロドリ、ジンチェンコなどワールドクラスの選手であふれている。

 

そして30代のデブライネ、ギュンドガンのバックアッパーとして新選手の補強があるとされている。アンカーの序列1位はロドリだから、アンカー、インサイドハーフをすべてできる選手をバックアッパーとして欲しいようだが、そんな選手をバックアッパーとしてベンチに置くのはあまりにももったいない。

 

バックアッパーで本人がよければ板倉でもいいと思うのだが。

 

2021-12-07 Fußball, Männer, UEFA Champions League, RB Leipzig - Manchester City FC 1DX 2686 by Stepro.jpg

もう若くはないギュンドガン。

 

 

 


ロテイーナ監督解任

2022-06-29 13:52:08 | 日記

いやあ、そのうちにこうなるかと予想できたが今季だけで3度目の神戸の監督交代である。日刊スポーツの記事を読むと、イニエスタの起用法をめぐり、ロテイーナとクラブが対立して解任されたとある。要は堅守速攻をしたいロテイーナとイニエスタをできるだけ長い時間起用したいクラブとの戦術的な対立と読める。

 

ロテイーナの戦術は守備的で選手の間からも不満が出ていると記事にあるが、そもそもロテイーナのフットボールを落とし込むには時間がかかる最低でも2シーズン、3シーズン目に結果を出すようなタイプの監督である。ヴェルディ、セレッソ、エスパルスを見ればすぐにわかる。

 

それを承知でロテイーナを招聘したのだと理解していたが、3か月で解任とはもう悪癖を通り越して三木谷病である。神戸の最大の問題は監督をころころ変えすぎることだと誰でもわかる。後任監督は毎度の吉田さん。もう慣れたもんだろう。そのうちに永井秀樹が監督になったりして。S級ライセンス資格停止も解除されている。

 

これで神戸のJ2降格は決まったなあ。

 

南野のモナコ移籍が正式に発表されて、モナコのツイッターに掲載されたイラストのださいこと。

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オールドルーキー

2022-06-28 09:36:09 | 日記

先週の日曜日からTBSで放送開始されたオールドルーキーというドラマを見た。38才の元日本代表が現役引退を強いられてセカンドキャリアにもがくというストーリーで、サッカー選手にはあるあるな話だ。

 

代表の試合の回想場面では、大久保嘉人、坪井、那須などもちょびっと出演していて、番組のサッカー監修は大久保嘉人である。大久保はなかなか活躍している。さて第1話の中で違和感のある設定がかなりあった。

 

まずJ3のクラブに所属していた主人公の新町だが、クラブが親会社の経営不振により突然解散となる。選手への告知があり、それが今日限りで解散と通告されている。シーズン終了直後なのかとうかは知らないが、選手だって身の振り方を決めなければいけないし、こんな唐突な解散宣告はありえない。親会社だって非難を浴びる。

 

また新町は代理人を頼ったが、オファーを出すクラブがJ3でもなくギブアップしてしまう。それならば年俸を度外視すればJFLでも地域リーグでも探しようがあるだろう。そして新町は大勢の面前で土下座してなんとかしてくれと代理人企業の社長に頼み込む。代表まで行った選手がここまでするかあ?

 

そして新町はハローワークで職探し。いろいろやってもうまくいかず、奥さんに隠れて建設現場の交通整理のアルバイトにまで落ちぶれる。困っている状況を強調したいのだろうが、元代表選手をここまで卑屈に描いてはいけない。

 

そして何よりも驚いたのは、新町が指導者になりたいと言い出したがコーチライセンスが必要という認識もなかった。元代表選手がそんなことを知らないなんてありえないでしょう。

 

代理人企業の会議室にクライアントの一人として中村憲剛の写真があったのは面白かった。そのうち出演するのだろうか。セカンドキャリアを成功している代表例としてぜひ出演してほしい。川崎フロンターレの地域密着をレポートさせてもいい。

 

いくらドラマとはいえ、サッカー選手をあまりにも小馬鹿にしている設定に腹が立ったのは筆者だけだろうか。

 

新日曜劇場]『オールドルーキー』表舞台の選手から 選手を支える ...

主人公の次に目立っていた大久保嘉人。

 


アオアシと俯瞰

2022-06-27 08:40:32 | 日記

現在NHKのEテレで放送されているアニメ「アオアシ」が面白い。原作は漫画で、愛媛の中学3年生がクラブのユースのセレクションに合格してユースに入団。そこからジュニアユースの昇格組とかスカウトされて加入した選手などと競い合い、成長していくという物語である。

 

4月からスタートしてこのクールでは主人公のアシトはまだユースのBチームでもまれていて、このあとAチーム、トップチームへの昇格などなど先は長いので第2クールも放送してくれるのだろうが、話の展開が遅いのでこのあと何クールあれば完結できるのか見当もつかない。

 

さて昨日のエピソードの中で、アシトが俯瞰できる能力を自分で発見して、それまで自分がFWとしてゴールすることだけの選手だったのだが周囲の選手を使うことを覚え始めた。3人のトライアングルで相手のDFを崩し、敵を惑わすために他の選手も加えてトライアングルの中身を瞬時に変えたりもできるようになった。

 

この俯瞰できる能力を1試合の間に身に着けた。元々持っていた能力なんだが今までそれに気が付かなかったというお話である。この俯瞰できる選手で思い出したのが中村憲剛と遠藤ヤットである。あるいはイニエスタである。彼らのように空いているスペースを瞬時に発見して、そこにパスを出せる選手はいるようでなかなかいない。

 

訓練してできるようになるものでもないようで、生まれて持った天賦とでもいうのだろうか。現在の日本代表に俯瞰の天才とでも呼べる選手がいないことに気が付く。中村憲剛を代表チームのコーチに雇えばいいのに。

 

アオアシ』TVアニメ公式 (@aoashi_pr) / Twitter

頑張れ、アオアシ。

 


神戸の降格は決まりだ

2022-06-26 21:52:43 | 日記

今日の試合も浦和に終了間際に失点して敗戦。これでJ1第18節を終わって神戸は勝ち点7で最下位。17位は清水の勝ち点17。16位は1試合消化が少ないG大阪で同じく勝ち点17。18試合もやって2勝しかしていないチームなのに、勝ち点6をひっくり返すのはそうそう簡単ではない。

 

三浦アツを更迭した時点でDFを補強するなりするのかと思ったが、補強したのは監督だけだった。せっかく獲得した槙野は浦和戦だというのにベンチには入ったが出番なし。よほどロテイーナ監督の信頼がないようだ。

 

イニエスタがいるのに2部降格なんて世界的なニュースになりそうだ。面白いのはACLは決勝Tに進んだし、天皇杯は相手が格下とはいえ2試合連続で逆転勝ちしている。J1で弱い部分をカバーしているのかも知れない。そんなところで頑張らなくてもいいからリーグ戦で頑張れよ。

 

このままで大迫を9月の代表選に呼ぶのだろうか。全く調子が上がっていないことは間違いない。

 

 

モーベルグの一発に沈んだ神戸がかわいそう。