サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

キッスのオーストラリアツアー

2018-10-31 17:46:16 | 日記
ロックバンドキッスはかなり頻繁にオーストラリアでコンサートを開催する。結成から45年もたつのにまだあの衣装、化粧そのままで演奏してくれる。昔ほど集客力はないだろうが、キッスをテイーンエイジャーのときに出会った世代にはカリスマである。


2019年のオーストラリアツアーは、11月16日のパースを皮切りにアデレード、メルボルン、シドニー、ニューキャッスル、ブリスベンと回る。チケットは99豪ドル(約8千円)から始まり一番高いVIP席が1500ドル。99ドルでも高いと思うが、1500ドルなんて買う人がいるのだろうか。


キッスの世界ツアーは来年が最後となると発表されていて、ジーン・シモンズを生で見られる最後のツアーとなる。筆者はその昔キッスが大好きで i wanna rock n roll all night なんて聞くと今でも身震いがする。

YOUTUBEで1975年と2016年の映像を比較してみたが、ジーン・シモンズの声のはりがかなり衰えていることが分かる。シモンズは今年69才で40年もたてばそうなるのは当たり前だが、40年以上も同じスタイルで頑張ってきたキッスに感謝。

南葛SC

2018-10-30 16:10:49 | 日記
今日のサッカーキングハーフタイムに南葛SCの岩本GMと安田晃大選手が出ていた。面白かったのは現在東京都1部にいる南葛SCがどのような道のりでJ3まで到達できるのかの話だった。この辺りの事情に詳しい人はそうそういないだろう。


南葛SCは今季東京都1部リーグで1位になり、そのまま地域リーグである関東2部リーグに自動昇格できるわけではない。11月3日から始まる16チームのトーナメント形式の関東社会人サッカー大会にて2位以内に入れば関東2部リーグへの参加する権利がもらえる。ただしそれも関東2部から降格するチームの数にも左右される。


無事に関東2部に上がれたとして優勝して1部に上がり、それを受けて全国地域サッカーリーグ決勝大会に出られる。そこで優勝かなにかしてやっとJFLに昇格できる。ただし地域リーグからJFLへの昇格はいろいろな事情が絡み合っている。成績がよくても地域リーグからJFLに上がりたくないチームもある。アマチュアチームとJリーグを目指すチーム、大学のチームでは目指すところが根本的に違う。


JFLで好成績を残して諸条件をクリアできれば晴れてJ3に昇格しJリーグ入りできる。すごい長い道のりである。今季の南葛SCはJ7というべきカテゴリーだといっていたが、J3の下にJFL,その下に地域リーグの1部、2部、東京都リーグ1部だから7部というわけだ。しかし都道県リーグから地域リーグへの昇格、地域リーグからJFLへの昇格にはそれぞれトーナメント形式の大会があり、そこで1位か2位に入らなければならない。


Jリーグ入りを目指すクラブは全国にたくさんあるが、それぞれ長い道のりを毎年苦労しているわけで頭が下がります。

AFC U-19 QF 日本vインドネシア

2018-10-29 10:23:27 | 日記
夕べのQFを見るのになかなか苦労した。いつも見ているサッカー専門のサイトでこの試合がアップされていない。他のサイトを調べても見つからないので仕方なくYoutubeで何とか見つけたが、インドネシアが自宅でテレビをスマホで撮影してアップしているもので、画像が悪く音もほとんど入らない。それでも何もないよりはましだが、スマホで撮影しているのですぐにぶれる。しかしハーフタイムなるとこれがフリーズしてしまった。アップしている人が面倒くさくなったのだろう。


後半になるといつも見ているサイトでアップされているのを発見。やっとまともな画像で見られたが、この試合は結果がすべて。なんとか2-0で日本が勝ったが試合途中からの豪雨で選手はやりにくいだろうし、時折聞こえる落雷。大音響が聞こえたのでインドネシアの観客の鳴り物かと思ったがあまりにも大きい音なので雷さんだった。通常このような気象条件では雷が落ち着くまで試合を止めるはずだが、そんなそぶりもなかった。


インドネシアは両サイドからのドリブルが滅法速くて日本も手を焼いていた。しかしゴール前でのフィニッシュに難があり、日本はなんとか守り切れた。日本の先制ゴールの東のミドルシュートはゴラッソだったが、ああいうゴールが決まるかどうかが日本とインドネシアの差ということか。


これでSFはサウジとオーストラリアの勝者と対戦するが、来年のU20 WCの出場権を獲得したのでのびのびとプレーできることでしょう。



ナイジェリア人からみたAリーグ

2018-10-28 12:23:38 | 日記
夕べのAリーグのシドニーダービー、シドニーFCウエスタンシドニー・ワンダラーズの試合を職場で見ていた。すると派遣で来ているナイジェリア人のスタッフがこれはオーストラリアリーグのサッカーかと聞いてきた。彼はまだ若くてオーストラリアのことをよく知らない。そうだ、Aリーグの試合だと答えると、オーストラリアのサッカーは̪̪シットだ、彼らはどうやってサッカーをプレーするのか知らないときた。


シットとはクソという意味でこの場合のシットは言葉そのままでクソサッカーという意味である。派遣でくるスタッフはなぜかナイジェリア人が多く、そのほとんどがEPLのチームのファンである。イングランドに行ったことがない連中でもなぜかマンUとかアーセナルのファンである。


夕べのシドニーダービーはシドニーFCが2-0で勝ったが、ゴールは相手のDFのクリアミスとボランチからCBへのバックパスをインターセプトしたものだった。つまり相手のミスからのゴールで自分たちでスーパーなゴラッソゴールではなかった。まあ勝てばそれでいいのだろうが、エンターテインメントという観点からすれば面白くはない。


自分のひいきのチームでなければ相手のミスからゴールするような試合ばかりではつまらないし、スペクタクルな試合にはならない。ユーべとエンポリでのCR7でのスーパーなミドルシュートからのゴラッソを見たので、シドニーダービーは陳腐な試合に見えた。


ナイジェリア人は日本でも多いだろうが、シドニーにも多い。彼らは英語がうまいという印象を持つがあまり発音がよくない。そのあたりの事情を聴いてみたらナイジェリアの言語はたくさんあり英語は共通語にすぎず、イギリスの植民地だったからあくまでも強制されてしゃべっているだけで、英語にはこだわりはないという認識だそうだ。


英語でいうとWe are forced to speak Englishだそうだ。世界は広い。



AFC U-19 ベスト8

2018-10-27 11:19:56 | 日記
AFC U-19も1次リーグが終わり、ベスト8が出そろった。毎回そうだがこの年代のベスト8はフル代表とは違う顔ぶれとなるのでかなり違和感が出てくる。今回はカタール、インドネシア、日本、タイ、韓国、オーストラリア、サウジ、タジキスタンである。


アジアカップにも出てこないインドネシアとタジキスタンというのが異色である。タジキスタンは前回もベスト8に入っている。ちなみに2年に一度のこの大会のベスト4の顔ぶれをおさらいしてみよう。ベスト4以上がFIFA U-20WCに出られる。


2010年 北朝鮮、オーストラリア、韓国、サウジ

2012年 韓国、イラク、ウズベク、オーストラリア

2014年 カタール、北朝鮮、ミャンマー、ウズベク

2016年 日本、サウジ、ベトナム、イラン


毎回ベスト4に入れる国はなく、けっこう拮抗している。韓国とオーストラリアは2014、2016年と不調である。日本は2016年に久々にベスト4に入った。つまりこの大会はフル代表の戦力強化には直結していないということになる。


2014年のホスト国のミャンマーや2016年のベトナムのようにまぐれで残った場合もある。それに今回のホスト国のインドネシアはUAEを破って1次リーグを突破した。UAEがインドネシアに負けるなんてフル代表では考えられない事態である。


明日はベスト4をかけての準々決勝で日本vインドネシアの試合だが、まさか日本が負けることはないだろう。だって相手はインドネシアなのである。