サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

ビジャは日本に来るのか

2018-11-30 10:00:12 | 日記
ダビド・ビジャがJリーグに来るかも知れない。観測記事だろうがCFGの絡みでマリノス、イニエスタ絡みで神戸と出ている。それはさておきビジャは2014年にメルボルンシテイで短期間だったがローン移籍してきて4試合に出場して2ゴールあげている。たったの4試合だけだったが、ビジャほどのビッグネームであるからインパクトは残した。加入したニューヨーク・シテイのシーズン開幕前までのつなぎであった。


メルボルン・シテイ、ニューヨーク・シテイ、横浜マリノスもCFGだからマリノスに来るという話もまんざらでもないと思うが、ビジャが来るのであればイニエスタと一緒にプレーするところを見たい。しかし来月に37才になるビジャはどれほどの活躍ができるのだろうか。


ニューヨーク・シテイでは2015年から2018年の4シーズンで公式戦で119試合に出場して76ゴールである。1試合に1,2ゴールという大活躍である。今季はリーグ戦で19試合で11ゴール。出ればゴールできる決定力のある選手である。


ビッグネームを連れてきてもその選手を活かすチーム、戦術でなければ期待どうりの活躍はできないということはポドルスキーで分かっている。だから仮に神戸がビジャを年俸5億円とか6億円くらいで獲得するのであれば、香川を取る方がいい。香川には移籍金もかかるし年俸も高いが、獲得する価値はあるだろう。


ファンマ・リージョが監督でイニエスタもいるんだからスペインに行かなくてもスペインサッカーを堪能できる。それに現在の香川がスペインのどこかのクラブに移籍できたとしても試合に出られる保証はどこにもない。

ロビー・キーンが現役引退

2018-11-29 10:24:33 | 日記
アイルランド代表のロビー・キーンが現役引退を表明した。そうか、童顔のキーンもそんな年齢になったのか。キーンといえばバク転、側転などのゴールパフォーマンスで有名だが、筆者には印象的なゴールが2つある。


ひとつは2002年WCのアイルランドvドイツの後半ATでのゴール。一か八かのロングボールを味方の選手が頭で落として、それをキーンがキープしてドイツのCBを振り切ってゴール。あまりにも見事なカウンターからのゴールであった。


2つ目はトットナム時代の相手のGKがキックする前にボールを手でバウンドさせている間に、そのボールを背後からかっさらいそのままゴール。EPLであるまじきGKの間抜けな凡ミスとキーンの一瞬のミスを見逃さない嗅覚。10年に一度あるかないかのゴールだろう。


キーンは移籍の多い選手で最後はインドスーパーリーグのシェリングハムが監督をしているクラブでプレーした。このリーグはできたころは有名選手を集めて話題も多かったが、最近は誰それが引退というニュースで最後に所属するチームででてくる程度だ。


今後はミック・マッカーシー監督のアシスタントとしてアイルランド代表を指導するということだが、マッカーシーは今年からまたアイルランド代表監督に復帰している。2002年WCのドイツ戦のキーンのゴールに驚き、歓喜するマッカーシーの表情を思い出すね。

ロテイーナはヴェルデイをJ1に昇格させることができるか

2018-11-28 13:32:34 | 日記
J2での昇格プレーオフでヴェルディは大宮を破り、横浜FCとの決勝に進んだ。横浜FCに勝ってもまだJ1の16位との試合に勝たなければ昇格できない。3連勝して引き分けもだめというハードな条件である。この条件はあまりにも厳しい。ここまで厳しいならば昇降格プレーオフ、入れ替え戦なんて意味がないようにも見える。


さてヴェルディのロテイーナ監督はスペインでの監督の実績が多いことで有名である。延べ11クラブを指導してその後にキプロス、中東で1シーズンずつ、その後2017年シーズンからヴェルディの監督をしている。2016年には18位だったヴェルディを2017年には5位、今季2018年は6位とまずまずの成績を収めている。


守備を重視した戦術ということで失点は1位の松本山雅に次いで2位だから堅守である。しかし得点は8位だからあと10点くらいほかしった。そうすれば2位以内に入れたかも知れない。ちなみにJ2での得点1位は大分の76だが、2位はなんと順位は14位の千葉の72である。千葉は得点72、失点72と豪快なサッカーをしている。


J1の16位がどこになるのか分からないが、名古屋あたりになればヴェルディに勝ち目はないだろう。また仮にヴェルディはJ1に昇格できたとしてもJ2で6位のチームがJ1で通用できるとは思えず、1シーズンでJ2に降格すること間違いなし。


まあそれはともかくとしてロテイーナはJ1に昇格できなくても来季もヴェルディの監督を続けることができるだろうか。何年契約なのか知らないが、今年だめならばそろそろ限界ではないだろうか。その前に千葉のエスナイデルのほうがあぶないと予想したが来季も続行することが発表された。得点力は高いが守備はザルというサッカーは面白いが順位はついていかない。

柏レイソル降格の原因

2018-11-26 18:00:57 | 日記
今季はACLにも出場していたのにあれよという間に失速してついに降格してしまった柏レイソル。その原因を探ってみよう。戦力は充実していた。クリスティアーノ、伊東、瀬川、江坂、大谷、GKの中村。伊東以外にも代表に呼ばれてもいいクラスの選手も多い。根本的な原因はDFであった。攻撃力はあるのに失点が多い。最後に追いつかれる試合も多かった。


象徴的な試合はACLの第1節のアウエーの全北現代戦。前半に2点リードしていたのに後半に3失点して逆転負け。第2節のホームでの天津戦。1-0でリードしていたのに後半終了間際に中谷がモデストに振り切られてパトのゴールで失点。この2試合で勝ち点6取れていれば1次リーグを突破できていたかも知れないし、その勢いでリーグ戦もいい戦いをできていただろう。


DFの脆さは中谷と中山のCBにあった。中谷なんて今季後半からは名古屋に移籍して中谷だけの責任ではないが、まだ残留争いをしている。まさに降格請負人である。この二人のレベルの選手がレギュラーだったのだから降格も仕方がなかったのか。


あとは監督の戦術もあるだろうし、今季に2回も監督を交代しても立て直せなかったフロントにも責任がある。今季の主力選手から何人抜けるのか知らないが、2010年のJ2では優勝して1年でJ1復帰。2011年のJ1優勝というミラクルの再来を起せるだろうか。

名古屋と神戸はなぜ弱いのか

2018-11-25 11:15:56 | 日記
今季の名古屋はジョーを獲得しシャビエルもいるので優勝候補とまで言われた。しかし下位に丁寧し未だに残留争いをしている。神戸もポドルスキーがいて途中からイニエスタも来て、優勝は無理でもACL圏内を目指すとしたが、やっと残留決めたばかり。どちらも大枚はたいた割りには期待はずれであった。どうしてこうなったのか。


優勝した川崎フロンターレは外国人選手に金をかけずに質の高い日本人選手が多い。名古屋、神戸と比較した場合、いくらい外国人選手に金をかけてもチームの他の選手のレベルが低ければチームは強くならないということになる。フォルランがいたころのセレッソも同じ。


では観客動員のためにビッグネームを呼ぶのは愚策かと言われればそうでもないだろう。いくら強くても客の呼べない地味なチームでは興行にならない。客が入りスポンサー収入が増えて経営が成り立つわけだから強いだけではだめ。もちろん優勝すれば賞金が入るが毎年優勝できるようなチームはなかなかできない。


だからいくらチームの成績が悪くてもやはりイニエスタとトーレスは見たい。ただし残留争いをしているようなチームでも困るのでせめてACLに出場できるくらいのチームにいて欲しい。来週の最終節の予想は、名古屋ー湘南が引き分け。鹿島ー鳥栖も引き分け。磐田が負けて名古屋、湘南、鳥栖、岩田が勝ち点で並び、得失点差で磐田が16位でプレーオフに回る。まだまだ磐田は危ないのである。