サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

2026年WC

2017-03-31 16:09:08 | 日記
2026年WCの大陸別振り分けが発表されてアジアは8か国となっている。冗談のような数字だが、32から48に増えるということは単純に計算すれば1.5倍だから現在の4.5が7になるのが妥当なところだろう。

さて現在のアジア最終予選は12カ国から4.5に絞る。これが8か国ということは1グループを6カ国にするとしてそのうち4か国も出られるというインフレ状態になる。とんでもないレベルの低下を引き起こす。予選なんて何の苦労もいらなくなる。

フォーマットを変えるとしたら4か国を3グループとして各グループ2位と3位から2カ国ということもできる。そのほうが試合数が少なくできる。だいたい1グループが6カ国でそのホーム&アウエーの総当たりなんて手間暇かかりすぎる。

現在FIFAが考えている本大会のフォーマットでは48か国を3つずつ16グループに分けて上位2カ国が1次リーグ突破してラウンド32に進む。シードが強豪国で中堅どころと一緒になったら、それでアウト。わずか2試合のワールドカップである。ほとんど海外遠征のミニシリーズのようなものだ。

日程が伸びるだろうが、48を12グループに分けて1次リーグで32に絞る。そこからラウンド32のトーナメントにすればいい。現在より1試合増えるだけ。2試合だけのワールドカップなんてキリンカップのようなものだ。

6月の日程

2017-03-29 10:16:34 | 日記
次のWC予選は6月13日にアウエーでのイラク戦である。その前に日本はホームで6月7日にシリアと練習試合をする。ヨーロッパのシーズンも終わり日程に余裕があるので、大事な試合の前での練習試合をする。当然といえば当然である。

オーストラリアは実に不思議な日程を組んでいる。6月8日にアデレードでWC予選のサウジ戦がある。6月13日にメルボルンでブラジルと親善試合をする。南米予選は6月に試合がないので、ブラジルは花相撲をしにくるわけだ。

普通はスパーリングパートナーとまず試合をして選手のコンデイションをみて本試合に備える。ところがオーストラリアの場合は花相撲を優先するために本試合が先になっている。これにつきあわされるサウジも迷惑このうえない。

6月の予選は1試合だけだからこんな日程を組んだのだろうが、実に不思議な日程である。

WC予選 日本vタイ 4-0

2017-03-28 23:30:50 | 日記
4-0で勝てたことは得失点差を考えればもっとゴールがほしかった。しかしこの試合は4点差という圧勝にもかかわらずもやもやした気分が残った。

タイに決定力があれば負けていてもおかしくないような内容。日本はとにかくボールが収まらないし、パスがロングでもショートでも雑。パスが途中で相手にあたってしまい、カウンターをくらうパターンばかり。雑なプレーは酒井ヒロキ、森重に多かった。この二人からのパスがカットされるとすぐにカウンターを食らう。

まあそれだけタイのプレスがよかったともいえるが、試合内容だけみれば先週のUAE戦のほうがよかった。大迫と今野が抜けた影響かどうかはわからないが、トップはやはり岡崎よりも大迫のほうがボールが収まるし、トップだけで考えれば大迫のほうが相手に脅威を与えられる選手だ。

日本の4点は香川、岡崎、久保、吉田だったが、相手のDFをくずしたというよりも個人技でのゴール。香川のゴールなんて全盛期を思い出させるようなビューチフルなゴールだった。

がっかりだったのは原口。守備に貢献というのはわかるが、サイドだけで見ると久保は1ゴール1アシスト、原口はシュート1本くらいか。昨年の10月ごろと比べると完全にフォームを落としている。

本田はGKにセーブされたシュートがあったが、あれで精一杯か。クローザーとしてのみ使い道がないかもね。

今晩のサウジvイラクの結果にもよるが、たぶんサウジが勝つだろうから、サウジ、日本、そしてUAEに勝ったオーストラリアのデッドヒートになってきた。

大迫と今野の代表離脱

2017-03-25 18:47:22 | 日記
UAE戦で調子のよかった大迫と今野が負傷で離脱してしまった。はずしたくない選手がはずれてしまったわけでこれは実に痛い。代わりに小林悠と遠藤航が呼ばれたが、来週火曜日のタイ戦は誰を先発させるのか。相手がタイでよかった。

長谷部が離脱した時点で代わりを呼ぶべきだった。高萩もだめ、今野も負傷なんて想定外なのだろうが、リスク管理ができていない。

さてボランチは高萩が出られれば高萩だろう。高萩が無理ならば遠藤か。代表経験の浅い遠藤ではちょっと不安。遠藤ではなくて永木のほうがよかったのではないだろうか。浦和の試合を見ていると遠藤の致命的な守備のミスが目立つ。

CFは岡崎か久保。たぶん久保は右でも真ん中でもトップ下でもできる。久保が真ん中ならば右は小林か。フォーメーションを4-3-3のままなのか、4-2-3-1に戻すのかにより選手起用も違ってくるだろう。4-2-3-1ならばトップ下はコンデイションにもよるが清武のほうが香川よりもいい。まさか本田のトップなんてしないだろうな。

ホームで相手がタイ。絶対に勝ち点3が求められる試合だから攻撃的布陣、メンツでいくだろう。ここまで怪我人が続くとはハリルも想像できなかっただろうが、ここが腕の見せどころだろう。

長谷部は6月、いや8月まで代表には戻れないだろうから、今野の離脱が長引きば6月のイラク戦も間に合わない。大変だ、大変だ。

今後のWC予選展望

2017-03-24 09:32:56 | 日記
昨日の第6節の結果、サウジ、日本、オーストラリアの三つ巴になった。UAEはたぶん落ちる。ホームで0-2で完敗するようでは無理。日本は最終節のアウエーでのサウジ戦前までに予選突破を決めておきたい。とすると同じ勝ち点のサウジよりもオーストラリアとの2位争いとなる。

オーストラリアは最初の2試合で連勝したがそのあと4試合連続で引き分け。しかしこの4試合は日本とホームで引き分け以外はすべてアウエーでの引き分けである。しかしアウエーとはいえ、勝ち点を稼ぐべくタイ、イラクと引き分けたのは痛い。残りはホームで3試合とアウエーの日本戦。

ホームの3試合は、UAE,サウジ、タイ。確実に勝ち点9を積み上げてくるだろう。となると問題はアウエーでの日本戦。日本に負けると勝ち点は最大19まで。引き分けでも勝ち点20.

一方日本は現在勝ち点13だから、次戦のホームでのタイ、6月のアウエーでのイラクに連勝できれば勝ち点19となる。そしてホームでのオーストラリア戦に引き分けで勝ち点20、勝てれば勝ち点23となる。

つまり8月31日の日本vオーストラリアがまさしく天王山となるし、それまでに両方とも取りこぼしはできない。オーストラリアは来週火曜日にホームでUAE戦だが、この試合で勝ち点3を取れないとかなり苦しくなる。日本も6月のアウエーのイラク戦での勝ち点3が必須である。

毎試合落とせない。これがWC予選の本来のしびれというべきか。