サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

ブラジル戦、ベルギー戦の代表メンバー発表

2017-10-31 21:43:22 | 日記
今日発代表メンバーが発表されたが、WC前までに残されたアピールの機会を考えれば23名の大枠は決まってきたと言える。


今回のメンバーの特徴は、
①本田、香川、岡崎がはずれたこと。所属クラブでコンスタントにプレーできていない選手だからという理由だが、それをいえば浅野、原口だって控えが多い。武藤はほぼ毎試合スタメンである。だからクラブでレギュラーかどうかは言い訳に過ぎず、本田、香川、岡崎の代表内での序列が低いということでしょう。岡崎は必要だとおもうけどなあ。


②浦和から5人。興梠まで呼んだのは意外だったが、ACL決勝進出した浦和をリスペクトしているようだ。そのACL決勝に影響を与えるようなこの招集は矛盾している。ハリルは浦和がACLを優勝した場合、クラブWCがあるので浦和の選手をE-1に呼べない可能性を考慮したのかも知れない。


③中盤以外のポジションでの新たな選手の招集はもうない。中盤では森岡と長澤を新たに呼んだが、中盤以外での新しい選手はもう呼ばないだろう。右ウイングの伊東、左ウイングの中島はこの時点で呼ばれないということは、もうチャンスはないということだ。小林ゆーきはもっと継続的に呼ぶのかと思ったが。


今回のメンバーの中で代表のレベルにはないと思う選手は浅野と遠藤だ。足が速いだけでそれ以外は何もできない浅野、浦和では不安定な守備を見せる遠藤。この二人は絶対に不要。まあ最終的に23名に絞り込むわけで、GK3人としてDF8人、中盤6人、前線6人となるから中盤と前線から一人ずつ落ちる。


このまま本当に本田、香川、岡崎をはずしたりして。

大陸間プレーオフ

2017-10-31 10:20:59 | 日記
オーストラリアとホンジュラスの大陸間プレーオフが近づいてきた。第1戦はホンジュラスで11月10日(こちらの時間で11日の朝9時キックオフ)、第2戦はシドニーで11月15日の夜に開催される。いよいよである。まだオーストラリアにがWC予選で苦しんでいることを覚えていて欲しい。


オーストラリアにとっていいニュースと悪いニュースがある。いいニュースはこれまでキャプテンだったイエデニクがやっと実戦に戻ってきて、前節のEPLの試合で後半途中からだが30分間プレーしたこと。プレーオフにも召集された。彼はボランチでオーストラリアの守備の要の選手である。ただ長期故障中だったので、どこまで試合勘がもどろかは疑問である。


悪いニュースはボランチとCBを兼ねるマーク・ミリガンが第1戦はイエローの累積で出場停止であること。イエデニク不在の中でミリガンは守備の要だったし、キャプテンマークを付けていた。そして11月10日の前には選手が合流してからトレーニングが2日しかできないことも不安材料である。


また11月10日にホンジュラスで試合をして、中米からオーストラリアまで移動して15日に試合をするというとんでもない日程である。これは両チームとも同じ条件だから仕方がない。当然チャーター機で移動するんだろうなあ。


第1戦はたぶんホンジュラスが勝つだろう。オーストラリアは0-1で負けるよりも1-2で負けたい。そうすれば第2戦で1-0で勝てばいい。アウエーゴールは本当に重要であると同時に理不尽なルールである。

エイバルvレバンテ

2017-10-30 13:20:38 | 日記
乾は3-5-2の2列目の真ん中、トップ下で先発。しかしトップ下に固定というよりもいろんなところに顔を出すフリーロールのようだった。


エイバルは前半に2失点。ボール保持は7割くらいあるのに効果的な攻撃ができず、逆にオフサイドトラップを崩されて失点するなどリズムが悪かった。レバンテに真ん中を固められてサイドを大きく使いクロスを放り込むが、精度が悪くシュートまでいけない。


後半になり、乾がドリブルで突っかけてFKを獲得。これをエイバルのCBの選手が直接放り込んで1点返した。CBの選手がFKを蹴るのも珍しい。その後やはり乾がPA内をドリブルからシュート。それをGKがはじいたところをつめていた選手がゴールして2-2に戻した。


試合はそのままドローだったが、ボール保持率が高くても得点できないのがエイバルの攻撃力。乾のドリブルだけがゴールのにおいがする。もっと攻撃のオプションが欲しい。それに乾は2ゴールとも絡んだが、両方とも左サイドからだった。トップ下なんだから右サイドからも同じ動きができればもっと相手への脅威となれる。


特典に絡んだとはいえ、2点目のシュートはゴールしてほしかった。

AFC U-19女子 決勝 日本v北朝鮮

2017-10-29 00:02:16 | 日記
日本が植木の見事なゴールで1-0で勝ち、これまで同じ年代で2度負けていた北朝鮮にやっと勝てた。長野の涙に思わず、もらい泣きである。


さて試合全体を通じて、日本がボールを持ち北朝鮮がカウンターという展開だったが、北朝鮮のハイプレスが強烈で、2トップがスピードがありフィジカルも強いのでタフな試合となった。日本はこまめにボールを回すが中盤とCBのパスを奪われるシーンが3-4度あり、そこからピンチを招いた。また前の試合とは違うGKだったが、このGKが不安定でハイボールの処理が下手で、あわや失点という場面もあった。


日本のチャンスらしいチャンスは植木のゴールと一回バーをたたいたシュートがあったくらいで、少ないチャンスをものにした粘り勝ちだった。大会得点王とMVPには北朝鮮のFWの選手が選ばれたが、トロフィーもらってもふてくされていて、プレゼンターとろくに握手もしない。帰国してから懲罰でもあるかも知れない。


FIFA 女子U-20WCは来年フランスで開催。前回日本は3位だったが、次は決勝までいけるだろうか。

J1、J2の昇降格争い

2017-10-28 21:34:30 | 日記
J1も残り4節となり、優勝争いの他にも降格争いも注目したい。さてJ1は18チームだが、16-18位の3チームは自動降格である。J2は1-2位が自動昇格で3番目はプレーオフである。ずいぶんとややこし方式である。


まずJ1から3チームも自動降格するのは厳しすぎる。同じ18チームのブンデスの場合は16位が2部の3位とH&Aのプレーオフがあり、自動降格は17-18位の2チームである。このくらいが妥当な方式である。落とせばいいというものでもない。


J1とJ2を行ったり来たりするクラブ、札幌、福岡、湘南、大宮などは昇格、降格の枠が広すぎるからその恩恵を受けているわけで、もっと条件を厳しくすれば出入りが難しくなる反面、レベルの低いクラブがJ1に来ることを防げる。それに集客のいいクラブはやっぱりJ1に残っていて欲しい。清水、セレッソ、名古屋などはJ1にいてこそのクラブである。


落ちるほうが悪いと言われればそれまでだが、現在16位で降格の危険があるサンフレッチェとJ2で2位の長崎が入れ替わったとしよう。ジャパネットさんが立て直してくれた長崎には悪いが、広島と長崎ではリーグ全体のレベル維持という点からすれば、どちらが残っていたほうがいいかは一目瞭然。


せめてJ1の16位の自動降格はやめて欲しい。