予選も終わり、いよいよ本大会の組み合わせが明日である。予選が終わってからこんなに間髪入れずに抽選があるのは初めてだろう。本当ならばWC前年の11月に大陸間プレーオフがあり、そのあとの12月に抽選である。通常は6月に予選が終わるので、抽選までかなり間があった。
さてWC予選の鉄則はホームで勝ち点3,アウエーで勝ち点1が鉄則である。1グループに5チームでも6チームでもこれは同じ。今回は6チームだったので、ホームで勝ち点15,アウエーで勝ち点5の合計20で予選通過である。
実際日本のB組は、サウジが勝ち点23,日本が勝ち点22。オーストラリアが勝ち点15。A組はイランが勝ち点25,韓国が勝ち点23,UAEが勝ち点12。両グループとも1位、2位が圧倒的に強かったので、3位以下とかなりの差がついた。しかし勝ち点20もあればそれでおつりがくる。
今回はしびれるような予選だったといえばかなり微妙である。途中からオーストラリアが勝手に自分でこけてくれたからである。オーストラリアが引き分けてしまったアウエーのオマーン戦と中国戦に勝ち点3を取っていれば、勝ち点4を上積みして勝ち点19だったはず。日本との最終決戦の前に日本と同じ勝ち点だったので、もっと緊迫していたわけだ。
2026年大会は出場国が32から48に増えて、アジア枠も8となり予選も緩くなる。もうしびれるようなアジア予選はないのかも知れない。
フランクフルト所属のフルステイッチ。日本戦でもfkを決めた。いい選手はこいつくらいだ。