サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

小川航基と堂安律

2019-12-15 09:49:18 | 日記
昨日のE-1の香港戦で小川が代表デビューでハットトリックという史上3人目の活躍を見せた。小川も活躍したが、なにせ相手が弱すぎた。こういう相手にハットトリックをしても価値が下がるように思える。まあハットトリックはハットトリックである。


さて小川は2017年5月のU-20WCにエースと期待された。堂安と小川の2枚看板であった。堂安はイタリア戦で得点してこの大会をきっかけにしてオランダに移籍。フローニンゲンからPSVとステップアップしてA代表にも定着している。


小川はU-20WCのウルグアイ戦で大けがをしてそこからほぼ1年間を無駄にした。復帰してからもジュビロで主力として定着したとはいえず、2019年7月にはJ2の水戸へ育成型期限付き移籍した。ジュビロにいつ戻るのか知らないが、そのジュビロもJ2に降格。小川は大怪我をしてからいいことがない。


2年半前までは将来の代表を背負って立つ2枚看板だった小川と堂安だがどうしてここまで差が付いたのか。小川には運がなかったのか。大怪我をしても頑張っている選手はいくらでもいるし、小川はまだ22才だからこれから活躍して海外移籍だってできる。


日本人FWとしては大柄な186cmだし、フィジカルも強い。しかし小川がヨーロッパで活躍するというイメージがわいてこない。足が速い高速ドリブラーでもないし、周囲の選手も使えるルカクのようなタイプでもない。背が高くてフィジカルも強いですという選手はいくらもでいる。


今後代表に定着して大迫に取って代わるには、もっとポストプレーができるようになる必要がある。次の韓国戦に出場するかどうか知らないが、ゴールをあげて大会得点王になれ。