サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

武藤が神戸へ

2021-07-31 08:46:06 | 日記

中日スポーツによると武藤嘉紀が神戸に移籍するようだ。”決定的となった”というスポーツ新聞特有の表現だから本当かどうかは分からないが、ギリシャのPAOKにレンタル移籍するという話もあったが、古橋の後釜を探していた神戸はマリノスの仲川にふられて武藤に目を付けたようだ。

 

さて武藤については2つ疑問が残る。

①まだニューキャッスルとの契約が2022年6月まで残っているので、完全移籍であれば移籍金が発生する。トランスファーマルクトによれば武藤の移籍金は250万ユーロである。3億円ちょっとだ。マインツからニューキャッスルに移籍した際は10億円以上はしたはずだから大暴落である。それでも神戸は払うのだろうか。


②神戸のオファーは複数年で年俸2億円以上らしいが、武藤はこれに見合うプレーができるのだろうか。エイバルでは公式戦で3ゴール2アシストというふがいない成績だった。こんな選手がJ1で活躍できるとは思えない。

 

8月下旬くらいから神戸で始動できるとして3か月くらいの10-12試合くらいで、せいぜい2-3ゴールだろう。どう考えても古橋の後釜には見えない。武藤といえば2018年ロシアWCのポーランド戦で、カウンターから飛び出して横にいたフリーの宇佐美にパス出さずに、シュートチャンスもパスチャンスもつぶしたプレーが思い出される。

 

今年29才だからまだまだできる年齢だが、武藤はマインツから移籍せずにそのまま残っていればそれなりに活躍できただろう。3シーズンで20ゴールをしていたし、怪我が多かったが健康であればもっとできたはず。はたして神戸ではどうだろうか。

 

Yoshinori Muto.jpg

ロシアWCポーランド戦の写真。


五輪 なでしこ QF スウエーデン戦 1-3

2021-07-30 21:08:37 | 日記

3点差で負けると予想したが、結果は1-3だったからほぼ予想があたった。今のなでしこではスウエーデン、アメリカ、オランダ、ドイツなどのチームには勝てない。身長があり、フィジカルが強く、スピードがある。一言でいえば力負けしてしまう。

 

10年前には勝てていた相手にほぼ勝てない。2019年WCの頃よりも差が広がっているように見えた。パススピードが遅く、1対1に弱く、攻守の切り替えが遅く、とにかくスピードがない。選手は死ぬ気でやっているのだろうが、スピードがないのでやる気がないように見える。

 

2019WCでは準備段階から怪我人が多く、ベストメンバーが揃うまで戦術練習ができなかったので、ベスト16止まりという言い訳ができていた。今回の五輪は自国開催で地の利もあり、気候にも慣れているはずで、条件的には一番有利だったはず。

 

高倉監督には選手起用にも戦術にも批判が多く、QF敗退という責任を取って辞任してもらうべきだろう。あるいは誰がやっても世界の強豪にはもう勝てないということならば、2023年WCまで高倉監督でもいいのかも知れない。

 

U-17WC, U-20WCにも優勝して、それらの大会で活躍した選手を引き上げてきた。特に2018年U-20WCの優勝メンバーからは今回の五輪に6人も入っている。彼女らが2023年までには主力となって、レベルアップされるのだろうか。

 

今回のQFで敗退という結果を受けて、なでしこに対する期待は薄れていくだろうし、力負けしてしまう迫力のない攻撃力ではサポーターは離れていくだろう。JFAは時間をかけて女子サッカーの根本的なレベルアップを図るべきだろう。まだ2011年の遺産で食べているように思える。

 

QFの他の試合では、オーストラリアがイギリスに4-3で競り勝った。日本の天敵イギリスに勝つだけの力がオーストラリアにあった。日本はオーストラリアを見習うべきだろう。

 

 


五輪 フランス戦 4-0 

2021-07-29 13:31:49 | 日記

4点差をつけての大勝は誰も想像できなかっただろう。しかしフランスはあまりにも弱かった。2点差をつけて勝つというハンデイが最初からあったのに、前半から2失点。これでフランスはやる気を失せたように見えた。後半にも2失点して終わってみれば4-0での大敗。

 

いくらメンバーがそろわず、ぶっつけ本番のような大会にせよ、3試合で11失点はひどい。一体何のためにわざわざ日本まで来たのか。それでもトバンがOA枠で来るということで、それなりの活躍をしてくれるものと期待していたが、このフランスには大変失望である。

そもそも今晩の試合でもフランスはどのように点を取るのかというプランが見えなかったし、足の速いウイングはいたが前線、中盤でのプレスがはまっていなかった。あれでは日本には勝てない。それにフランスにはやる気が見えなかった。

フランス、ドイツ、アルゼンチンとメンバーをそろえられなかった国は全部1次リーグ敗退。逆にメンバーをそろえてしっかりと準備をしてきた日本、スペインは強さを見せている。スペインは準備らしい準備は日本戦だけだったが、ぺドリなどフル代表にも出ている選手をそろえた豪華メンバーだからそれなりに勝ち上がっている。

 

 


なでしこ チリ戦 1-0

2021-07-28 08:01:54 | 日記

夕べの五輪女子のチリ戦はなんとも消化不良の内容だった。試合内容も得点も両チームのレベルを表している。両チームとも攻撃が迫力不足。日本はチャンスを多く作るが決定力がないし、チリはチャンスを作れない。

 

テレビ解説の岩清水さんのコメントは面白かったが、筆者が気になった点をあげてみよう。

 

①チリのボールになると、中盤でつぶせずプレスをかけない。あるいはプレスがかからない。日本は攻撃に前掛がりになりすぎて攻守の切り替えが遅い。

②攻撃の際に相手のCBを攻めない。チリの選手は日本より背が低いし、せっかく長身の菅沢がいるんだからハイボールで競わせてもよかった。

③チリの後半24分のシュートはバーをたたいて、ボールがゴールライン上に落ちた。そのバウンドして浮いたボールは確実にゴール内に入っていたように見えた。主審はスルーしたが、VARでゴールとなると予想できたがそれもなかった。あれは絶対にゴールだろう。

④勝たなければいけない試合でどうして先発を5人も変えるのだろうか。1,2人なら分かるがこれではローテーションである。チリには勝てるからローテーションでいいということか。

 

QFの相手はスウエーデンだが、相手はアメリカを蹴散らして3戦3勝の優勝候補である。まあ0-3で負けるでしょう。

試合画像

いつも目立つのは岩淵だけ。


福原愛の卓球解説

2021-07-27 10:42:39 | 日記

夕べの卓球男女混合ダブルス決勝を見ていると、福原愛と宮里藍がフジテレビのスタジオに来ていた。宮里藍が来ているのはゴルファーがどうして卓球なのかと違和感があったが、それ以上に驚いたのがあれだけ世間を騒がせた福原愛がテレビでニコニコしていることだ。

 

メディアの解説を読むと、フジテレビは福原が子供のころから密着取材をしていて、デイレクターには福原シンパが多いので福原起用になったということらしい。それに夫婦の問題であくまでもプライバシーなのだから、卓球の解説とは関係ない。しかし不倫に厳しい日本の文化を考えれば、離婚が成立して間もないのに、テレビに出てニコニコしているのは癪に障るという人も多いだろう。

 

しかしちょっと待って欲しい。福原愛が不倫しようが、離婚して子供の親権を福西似の旦那に渡そうがそれは彼ら夫婦の問題である。福原の仕事には全く関係のないことである。卓球界は福原が子供のころから、彼女の人気から恩恵を受けてきた。この厳しい時期に福原をサポートしてあげてもいいくらいだろう。

 

イメージが傷ついた福原の仕事がどの程度減少したのかはよく知らないが、不倫、離婚は個人の問題と割り切ってあげるべきだろう。

 

Image result for 福原愛さん. Size: 120 x 160. Source: www.sponichi.co.jp

夕べの福原愛はキレイだった。