サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

南野のリバプールでのポジション

2019-12-26 08:28:37 | 日記
イングランドのメデイアを中心に南野のリバプール加入後のポジションがどうなるかがよく記事に出ている。クロップが決めることだし、試してみないと分からないわけですべての記事は憶測である。だからあくまでもクロップの発言から予測するしかない。


12月25日の会見でクロップは南野について以下のように発言。
「タクミについて我々が知っていることは、多くの面で我々のチームにフィットするということだ」

「彼のフットボールスキルが何よりも高く、狭いエリアでの判断力、スピード、ボール奪取に対する気持ちもある。ザルツブルクは我々と似たような哲学を持っているからカウンタープレッシングにも慣れている。これらすべてにおいて本当に良い。しかし、彼がどのように適応できるか見ていく必要がある。短期的にどのように彼をチームに加えていこうか?ただ、長期的な視点で見れば、彼がチームを助けられる存在であることは明らかだ」

「彼と一緒に働けることを楽しみにしている。ただし、タクミのメルウッドでの初日まで我々は3試合を戦う必要がある。だから、どこでタクミを起用するか考える時間が少ししかない」



年末年始の過密日程を念頭のおいてのコメントであるが、1月1日からリバプールで始動できるとしてもすぐに試合にでられるわけでもない。1月5日のFAカップのエバートン戦でデビューする可能性が高いと言われているが、そんなに簡単ではないだろう。


そもそもチームメイトとの連携を確認しなければならないし、チームの戦術を理解する必要がある。チームに加入して4,5日間でできるわけがない。それにそもそもリバプールには各国の代表クラスの選手がたくさんいるので、主力選手との競争だけでなく控えになるのも簡単ではないだろう。


クロップの発言にあるように短期的にどのように南野をチームに加えていくのかは未定、つまり現段階では起用できないということだ。長期的、つまり来季以降には南野の活躍に期待したいということだろう。


年末年始が終われば1月中は毎週末のEPLだけになるので、怪我人がでなければ先発もないだろうし、ベンチ入りも簡単ではない。CLの決勝Tは2月18日から始まるが、決勝Tだから試合数はたかが知れている。


噂される南野のトップ下起用でもない限り、今季の出番はほとんどないと予想できる。