サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

栗原勇蔵が引退

2019-12-02 10:53:38 | 日記
マリノスの栗原が引退を表明した。36才だからこの辺りが潮時だろう。DFの選手でも36才で引退するんだから40才以上でも現役という選手は希少価値がある。


さて栗原はザックジャパンで代表に定着したが代表では3ゴールをあげている。1ゴール目は2012年6月8日のWC予選ヨルダン戦。6-0で日本が大勝したし、相手も弱かったのでこのゴールはあくまでもone of themのゴールだった。


2ゴール目は2012年6月12日のブリスベンでのWC予選オーストラリア戦での先制ゴール。筆者はこの試合をブリスベンまで1泊2日で観に行った。香川がドルトムントからマンUに移籍する直前だったし、本田、長友、内田がみんな22-25才くらいでいわば全盛期。FOXの解説者もこの時の日本は過去3-4年以内でベスト・ジャパンと言えると評した。


この時のWCアジア最終予選は6月3日と8日にホームで2試合、12日にブリスベンと10日間で3試合もこなす今では考えられないスケジュールだった。6月3日のオマーン戦は3-0、8日のヨルダン戦は本田のハットトリックなどで6-0と連勝。


ブリスベンでの試合は前半を0-0で折り返して、後半65分に本田が右サイドからグランダーのパスを出してPA内にいた栗原がそれを押し込んで先制。栗原はヨルダン戦でもゴールしているので2試合連発。


しかし後半70分に内田がPK取られて失点して1-1でドローだった。栗原はこの試合に先発していて、代表戦における栗原の全盛期だったのだ。栗原の先制ゴールだったが、もうこれで試合が終わればいいのにと思ったことをよく覚えている。その直後に失点したので簡単には勝てないなと思った。


2016年10月のメルボルンでのWC予選も観に行ったが、その試合も原口のゴールで先制したが、やはりPKで失点して1-1のドロー。2013年の6月の埼玉でのWC予選オーストラリア戦も1-1のドローだったし、WC予選のオーストラリア戦はドローというのが定番である。


さて代表での短い全盛期があった栗原も36才で引退する。2012年6月当時は栗原はまだ29才だったのか。香川だって23才だったし、みんな年をとった。あのころだよ、香川がトンネルズの番組で長澤まさみに好きですとか言っていたのは。