夕べのサウジでの北朝鮮戦は、セカンドレッグに向けて不安しか残さなかった。真冬から暑いサウジへの順応、長距離移動での疲労などで選手のコンデイションが悪いのは仕方がない。しかしこの条件は北朝鮮も同じ。ロシアあたりでトレーニングをしていたという情報もあったが、北京経由でサウジ入りしているので、それは偽情報だった。
前半は5バックで堅守、後半にギアを上げるという北朝鮮のゲームプランがしっかりとはまり、本当ならば北朝鮮が勝つにふさわしい試合内容だったが、決定力がないのか日本がよく守ったのか、とにかく0-0での引き分け。これで日本は首の皮一枚で生き残れた。
問題は後半に攻め込まれて決定機を多く作られたことよりも、日本の攻撃が完全に不発だったこと。唯一の収穫は、後半途中からアンカーに18才の谷川入れて、守備が安定したこと。熊谷をどのように起用するのかは知らないが、セカンドレッグはアンカーで谷川を先発させるほうがいい。
池田監督は動きが悪かった植木、長野を早めに交代させるなど、選手交代によるゲームの修正はうまそうだ。しかし攻撃は選手個々に頼っているので、それが通用しなかったのは絶望的だろう。しかし嘆いていても仕方がないので、セカンドレッグの選手起用、4バックでは5バックにするとか、立て直しに期待したい。CBの一枚、アンカー、インサイドハーフの一枚は違う選手にしたほうがいい。
ファーストレッグと同じ試合展開になれば、日本に勝ち目はないだろう。北朝鮮のクオリティは予想以上に高かった。セカンドレッグが国立でよかった。
東京は冷たい雨
気温4度
テレビ中継があるから助かったけど、
2月のサッカー北国雪国じゃなくても無理