クリケット選手の死

今週はあるクリケット選手の訃報があった。フィリップ・ヒューズという２５才の選手がクリケットの試合中に死亡したのだ。クリケットのルールは簡単に言えば、ピッチャーがワンバウンドで投げたボールをバッターが四方八方に打つということだ。

ヒューズはバッターだったが、ピッチャーの投げたボールをバットで打ち、その跳ね返りが自分の頭だか喉下にあたり、それが致命傷になった。クリケットのボールは野球のボールよりも小さく硬い。そのためにバッターはヘルメット、グローブ、ひじ、ひざなどにプロテクターをあてている。ボールがまともに体にあたるとかなり痛そうである。

映像を見る限り、頭部のどこにあったのかよく分からないが、あたった瞬間に倒れこんだのでかなり強烈な衝撃ということが分かる。すぐに救急車で病院に搬送されたが、そのまま死亡してしまった。

これはちょうどプロ野球の試合でバッターが自分のファールを体にあてて、そのまま死んでしまったようなものだ。かなり稀有な確立で起こる事故ということが理解できる。

この事故はオーストラリアに衝撃をあたえた。クリケットが盛んなインド、パキスタンなどでも速報された。

さてこのヒューズにはサッカー選手の弟がいてAリーグのメルボルン・ヴィクトリーでプレーしている。昨晩メルボルンとアデレードの試合があり、メルボルンが直接FKを得た。キッカーはヒューズである。キックする直前にサポーターが総立ちで拍手を送り、ヒューズの兄に哀悼を示した。涙が出そうになった瞬間である。しかしFKはゴールとはならなかった。

ミラノダービー

日本人対決と前触れが大きかったミラノダービーだが長友は先発、本田はベンチスタート。代表ウィークだけでコンデイションが悪いと判断されるわけだから、アジアカップから戻れば本田がポジション失うのは確実。

さてこの試合はドドに注目していた。迫力の無くなった長友から左SBのポジションを奪った若手である。しかしこの試合に関しては右SBに移動した長友のほうがよく動けていた。

ドドは前半に接触プレーから顔から出血して、それが気になったのかプレーに精彩を欠いた。それにこの選手の特徴としてドリブルにこだわりボールをこねる。玉離れが悪い。後半からは長友が左に移動して右に他の選手を入れるのかと思った。

長友は動いていたが、相変わらずクロスの質が悪い。もっとサイドをえぐってほしいのだが、相手のDFなりに囲まれ始めると安易に質の悪いクロスを無造作に入れる。当然簡単にクリアされる。

もっともドドのクロスはもっとひどかったので、SBのクロスはこんなものなのだろうか。せめて２回に１回は味方にあててほしい。

本田は本人が言っているようにグランダーのシュートが決まっていれば次節は先発だっただろう。

ドルトムントの試合もみたが、香川は周囲と連係が悪いという以前の問題として、もっと自分でシュートコースを作り出してシュートしてほしい。そこでとにかくシュートという場面は全てパスを選択するか、DFに詰められてボールロスト。このままでは先発落ちもおかしくないのだが、ロイス負傷により試合には出られる。今シーズンはこのままゴールできないかも知れない。

イラン人女性は鼻の整形が常識？

夕べ職場のクリスマスデイナーがあった。ちょっと早いが１２月に入るとどこも混んでくる。同僚の中にイラン人がいて、そいつが幹事だったのでイランレストランに行った。

ベリーダンスもあり、ケバブー中心のメニューでまあまあおいしかった。土曜日の夜ということもあり１００人くらい入るレストランは満員。客はイラン人かイラン人が混じっているグループである。まあイラン人が一緒でなければまず行かないだろう。

若い女性も多く、けっこうどの女性も着飾っていて化粧も濃い。そしてみんな異常に鼻が高い。同僚いわく、イラン女性の６０－７０％は鼻を整形するようで、豊胸手術もポピュラーだそうだ。そして国外からテヘランに整形手術に来る外国人も多く、イランは世界の美容整形の中心なんだそうだ。

シドニーに住んでいるイラン人は、イランのイスラム革命後に出て来た人とその子孫である。当然のことながら教条的なイスラム文化のおしつけを嫌い、いってみれば完全な西洋人である。

このレストランは遅い時間になるとダンス時間になり、客が踊り始める。イスラム文化を嫌い西洋的なイラン人たちもペルシャ風の音楽で踊っていた。ピーヒャラといういつもの音楽である。

鼻の高いイラン美女がペルシャ音楽に合わせて踊る姿を見ると、やっぱり世界は広いと感じた。

評価がしづらい勝利 日本ｖｓオーストラリア ２－１

システムを４－３－３－から４－２－３－１に変更してからはまったとかいろいろ出ているが、簡単にいえば前半にオーストラリアが飛ばしすぎて後半から足が止まったということだろう。しかしオーストラリアは１週間も前から来日していてフィットネスも万全だと予想されたが、この程度の試合しかできないとは期待はずれだった。

注目したいのは１回のチャンスでゴールしたケーヒルと何回かシュートをはずした乾と豊田の違いだ。この差がワールドクラスとそうでないかの違いだ。ケーヒルのコンデイションがよくてフルで出ていたら日本はもっと苦戦していたはずだ。３４才にしてこの存在感、ケーヒルおそるべし。

しかしケーヒル以外にワールドクラスの選手がいないのが残念である。ロビー・クルーズはもっとできたはずだ。日本がフォーメーションを変更したからといってそれに対応できずに劣勢に立たされた。

岡崎のヒールでのゴールはすごかった。よくもまああんな芸当ができるものだ。ネイマールクラスのゴールである。マインツのフロント、監督も大喜びでしょう。さすが岡崎である。

香川は相変わらずぱっとしなかった。右サイドで本田からパスを受けて苦し紛れのシュートまでいったが、あんな狭いスペースでシュートしても入るはずがない。もっと早い瞬間でシュートすべきだった。あのあたりのプレー感覚がにぶいというか、この２試合もみていてもパス、シュートのタイミングが微妙に遅い。このままではドルトムントでのスタメンも危ういでしょう。

９月からの代表戦で新しい選手を試してきたが、アジアカップのスタメンは長友と内田の両SBを除けばこの試合のスタメンがそのままでしょう。そのメンバーでアジアカップを優勝できるとすれば、WCの惨敗はなんだったのだろうか。

アジアカップチケット

１月９日開幕のアジアカップのチケットは５月ごろに早速購入した。もちろん代金も支払い済みである。Aリーグのチケットならばメールでのeチケットなのだが、アジアカップはチケットそのものを郵送してくるか、チケットそのものをどこかに取りに行く。けっこう面倒である。金を取っておきながらチケットの郵送は９月という予定だった。このスケジュールを見て最初からいやな予感がした。

９月末になっても来ないので問い合わせると１０月に延期になったとのこと。まあこれは仕方がない。１０月末になっても来ないので再度問い合わせると１１月初旬になったとのこと。さもありなん。

１１月中旬すぎても来ないので電話してみると、Don't panic, tickets will be delivered soon.だそうだ。全然話が進んでいない。１１月末までに来なかったらまた電話してくれとのこと。どうしてこんなに遅れているのかと質問すると理由は分からんの一言。まあ電話で応対しているスタッフには分からないでしょう。

こちらはクリスマスから前後から正月明けくらいまでまともに事が進まない。休んでいる人が多く、休んでいなくても仕事に集中していない。歯医者なんてクリスマス直前から１ヶ月くらい休んでしまう。

もうブリスベン、メルボルンへの飛行機もホテルを取ってある。チケットが直前まで来ない気がする。

１２月１３日の天皇杯決勝のチケット買いました。セブンイレブンでの引き換えでこれは信用できそうだ。