E-1 日韓戦 完敗

前半は韓国のゴリゴリのプレスに負けて失点。ほとんど守っているだけ。前半を０－０でしのいでいれば少なくともドローにはできただろう。後半にガス欠することは覚悟で最初からあそこまで飛ばした韓国には拍手。


後半は日本もチャンスを多く作れたが、中央を固められるとサイドから崩すしかないが右の橋岡、左の遠藤はひどかった。特に橋岡はパスが雑で攻守で足を引っ張った。前の試合でもひどかった。とても代表に呼ぶレベルとは思えない。


鈴木武蔵もさえなかったし、上田は期待が大きい反面、これほどボールが収まらないと１トップとしては使えない。調子のよかった小川を起用すべきだった。


但し、この大会は選手をローテーションして起用していたので、勝負は度外視だったかも知れない。前半にあそこまで押し込まれたのだから後半から何らかの修正があってしかるべきだったが、選手を交代しただけで何も変わっていない。


パス出しがうまい大島を最初から起用していればよかったかも知れないが、フィジカルの弱さは井手口と似たようなレベルだろう。毎試合不評の佐々木はこの試合ではミスもなく３バックの中では一番安定していた。何とも皮肉である。


この試合にどうしても勝ちたい韓国とU-22の強化と考えていた日本ではモチベーションに差があったようだ。

E-1 女子 日本対韓国 １－０

夕べの日本対韓国をみたが、なんとか終盤のPKで先制して勝ち切ったが、岩淵と長谷川がいないと攻撃力が半減してしまった。韓国の攻撃に工夫がなく、パワープレーというか日本のサイドの裏を狙うだけ。


日本の攻撃は真ん中への縦パスをさかんに狙っていたが、それがほとんど収まらない。ポストになれる選手もいなかった。なでしこジリーグ得点王の田中に期待したのだが、意外とフィジカルが弱くボールをキープできない。


DFはCBの南がクリアミス、ビルドアップの時のパスミスなど不安定なプレーが多い。もっと強い相手ならば確実に失点というシーンばかり。それでもこの南が３試合すべてフル出場で、大会MVPに選出されたからこれも驚き。後半最初から交代させてもいいくらいだった。


女子サッカーのレベルはこんなものなのかも知れないが、日本はビルドアップが不安定でハイプレスをかけられると、ほとんどつなげない。しかし韓国も似たようなレベルだから何とか勝てた。今年の女子WCではアメリカ、イングランドなどは速くてパスも正確だったので、この試合の日本のレベルでは歯が立たないだろう。


まだまだオリンピックに向けてチームを作っている途中なのかも知れないが、あと半年足らずで急激にレベルアップするとも思えない。開催国としてメダルを狙っているのだろうが、せいぜいベスト８ではないだろうか。