サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

デ・ロッシ

2019-05-31 11:13:15 | 日記
ローマを退団する元イタリア代表のデ・ロッシが神戸からオファーを受けているという話が出ている。これが本当であれば神戸は何を考えているのか理解に苦しむ。外国人枠の問題、いくらビッグネームでも35才くらいのベテランはそもそもトップフォームになることはない。ポドルスキーを見ればそれは明らか。


仮にデ・ロッシを獲得するとして年俸は5億とか6億だろう。そんな大金かけるのであれば30才前後でヨーロッパの所属クラブでポジションを失っているまだバリバリの選手を探せるはず。そのほうがずっと賢い。日本には来ないだろうけれどファン・マタなんていいと思う。


デ・ロッシにオファーを出しているのが神戸ではなく他のJクラブ、たとえばFC東京とかならば観客動員という観点からすれば面白いかも知れない。ただデ・ロッシはビッグネームではあるが、地味だなあ。ロッベンが来るのであれば見に行きたいと思うがデ・ロッシではいまいち興味がわかない。あまりにも玄人好みの選手である。


ただし故障が多いロッベンを獲得するのはあまりにもリスクが高い。

U-20 WC

2019-05-30 08:48:13 | 日記
夕べというか今朝というか第3節のイタリア戦で日本は引き分けて勝ち点5で決勝Tに進出。この大会はSBSのライブストリーミングで見られるが、オンデマンドがないのでライブで見るしかない。しかしライブで見るにはあまりにもしんどい時間帯なので、ここまでハイライトしか見ていない。


イタリア戦はイタリアがメンバーを落としてきたし、日本はけっこう攻めていたのでPKが決まっていれば日本が勝てていた試合である。残念なことに2位抜けとなったが、前回は3位抜けで決勝Tだったので今回のほうが強いかも知れない。しかしメンバーだけで考えれば堂安、久保建英などがいた前回のほうがタレントは多かった。


さてラウンド16であるが、F組の2位とあたる。F組はここまでアルゼンチンが勝ち点6で首位、2位を勝ち点3で韓国とポルトガルで競っている。第3節はアルゼンチン対韓国、ポルトガル対南アなのでポルトガルの2位抜けの可能性が高い。


ポルトガルは初戦で韓国に勝っているし、手ごわそうだ。田川がハームストリングを痛めて次戦の出場は微妙だろうし戦力ダウンだが、なんとかベスト8まではいって欲しい。

監督交代の嵐

2019-05-29 10:15:14 | 日記
毎年この時期になると世界中で監督が交代する。見ているほうは面白いが当事者にとっては大変だろう。就職活動をほとんど毎年のようにしなければならない。筆者が好きな監督はイタリア人のサッリである。あのサッカーの監督らしからぬ地味な風貌。三顧の礼で迎えられて結果を出してもあっさりとそのクラブを去る潔さ。まあそのクラブの監督を辞めるのは解任されることもあるし、ステップアップのこともあるので、いつも同じ理由ではないけど。


サッリはチェルシーを辞めてユベントスの監督に3年契約で招聘された。チェルシーもたしか3年契約だったから何年契約というのは意味がないかも知れない。サッリは明日のEL決勝後にユーべと正式契約を結ぶらしい。


今季のチェルシーは序盤では優勝当確のような好調ぶりだったが、結局3位だった。ELでは決勝進出。監督1年目としてはまずまずだと思うが、クラブの思惑かサッリの思惑かは知らないが、ユーべに移る。やっぱりイタリア人はイタリアのほうがいいのか。


チェルシーの次期監督はランパードで決まりと言われている。今季はイングランド2部のダービー・カウンテイーの監督をして惜しくもEPL昇格を逃したが監督としては手腕がありそうだ。しかしダービーとチェルシーでは財政規模も全く違うし、プレッシャーもチェルシー監督のほうが圧倒的に大きい。ランパードへインタビューで否定していたが、どうなるのか。


昨日のニュースで浦和がオリベイラを解任。せっかくACLでベスト16に残ったのに、もう少し辛抱できなかったかなあ。現在は勝ち点17で11位。ここから立て直すのはやっかいだが、まだ時間は残されていると思うのだが。

ベンゲルは神戸に来るのか

2019-05-28 11:47:45 | 日記
ベンゲルが本当に神戸に来ると仮定して、どのようなサッカーをするのか興味深い。ベンゲルの代名詞はパス&ムーブと若手の登用である。運動量が重視され、走れない選手は起用しないとか言われているが普通に考えれば当然のことである。


神戸といえばVIPだがこの3人はあまり運動量が多くない。うまいけれど走り回る選手ではない。ベテラン選手に運動量を求めるのも無理がある。それに3人とも負傷が多くあまり試合に出ていない。大枚はたいた割りには期待どうりではない。観客動員と宣伝効果は抜群である。


若手の登用で有名なベンゲルがVIPの3人を切るとまではいかないまでも、ベンチに追いやることができるだろうか。選手起用に口を出すと言われている三木谷オーナーとうまくやっていけるのか。


神戸は前節で連敗脱出できたが湘南が自滅したような試合だったので、これからもうまくいくとは限らない。三顧の礼で招聘したリージョを簡単に切り捨てたのだから、ベンゲルだってどうなるか分からない。いくらパス&ムーブといっても若手の登用には時間がかかる。少なくとも今季はベンゲルがやっても降格争いは間違いないだろう。


現在の神戸を知れば知るほどベンゲルは来たいと思わないだろう。報道されているような年俸はそんなに高いとは思えないし、名古屋を率いていたといっても20年以上前の話である。


ベンゲルは母国語であるフランス語以外に英語、スペイン語も話せるそうだから、外国人選手とのコミュニケーションは問題なさそうである。

相撲協会は伝統としきたりを放棄してしまった

2019-05-27 09:45:29 | 日記
昨日のトランプの相撲観戦をユーチューブで見たが、何だあれはという感じである。おもてなしもいいがやりすぎである。筆者がおかしいと感じたことを挙げてみよう。


①皇族でさえ2階の貴賓席に座るのに升席に座らせたこと。
トランプがリクエストするわけではないから安倍首相の指示だろう。天皇陛下が貴賓席に座るのは、警備が大げさになり一般客に迷惑がかかるからである。升席にイスを持ち込んだのにトランプは喜んでいるようには見えなかった。そもそも相撲に興味はないだろう。


②取り組みと取り組みの間に入場して次の取り組みを待たせたこと。
天皇陛下が入場する時は中入りの休憩時間である。そうしなければ取り組みの邪魔になるからだ。競技の進行に迷惑がかからないように観戦するのが最低のマナーである。主役はあくまでも力士である。


③トランプカップの授与のタイミング
伝統として表彰式は賜杯、優勝旗、内閣総理大臣杯で一区切りをつけて、土俵上にいる親方たちが退場。そしてNHKアナウンサーによる優勝力士インタビューである。この順番が変わった場所を見たことがない。たまに目立つがりの首相本人が出てくることがあるが、内閣総理大臣杯を授与した後は退場する。


昨日の安倍首相は自分の順番が終わったあとも図々しくも土俵に残ってトランプの太鼓持ちをしていた。トランプカップはいいが、授与は力士のインタビューが終わったあとだろう。そうでなければ長年優勝力士を表彰してきた各国に失礼である。各国の大使が出てきても授与の順番は同じである。


④トランプ用の土俵に上がるための階段
あれはどうみてもおかしい。これまで誰が出てきてもこんなことはしなかった。トランプはゴルフはできるのだから足は悪くないはずだ。


伝統ある大相撲を政治利用するな。相撲協会に無理難題を強要した安倍晋三にも腹が立つが、それを受け入れた相撲協会にも腹が立つ。