サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

ACミラン

2014-09-29 16:00:58 | 日記
チェぜーナvsミランの試合をみたが、なんともつまらない試合だった。ザックも観戦していた。ミランはトーレスを1トップにして本田は右SHの4-2-3-1。これが全然機能していない。

相手のDFブロックの周囲までくるとサイドにボールを散らして、そこから単純なクロスを真ん中に放り込むだけ。ドリブルで突っかけてもすぐに2,3人に囲まれてしまうし、空中戦でもすぐにはじき返されてしまう。

もっと2列目とボランチがボールをすばやく回すべきだが、パス出しがなんとも遅い。その結果、相手に詰められて仕方なくDFラインまで戻すしかなくなる。ミランのDFもさほど強力ではないため、自分の攻撃のはずがすぐにピンチになってしまう。

トーレスが入らない場合は4-3-3だったが、フォーメーションはなんにせよこのチーム状態で3ゴールあげている本田は立派。よくまあゴールできたものだ。

ミランの攻撃では相手に脅威にならない。かといって個人技でドリブル突破するにも限界がある。かなりの重症と見た。

セタンタ

2014-09-25 23:37:10 | 日記
日本でセタンタスポーツが視聴できるかどうか知らないが、筆者はけっこう重宝している。FOXのプラットフォームを利用して月額$20で(約1800円)で契約できる。FOXがない場合は自分でアンテナを立てれば見られる。

これまでブンデスリーガを毎週6試合、スコットランドリーグ、ラリーガ、リベルタカップなどが見られたが、今季からセリエAも毎週3試合程度見られるようになった。これまでシドニーではセリエAは見られなかったのでこれは非常にうれしい。

前回のユーロもセタンタが全試合カバーしてくれた。あとはイングランドのCapital One Cupも見られる。ただしどれもオンデマンドはないので、見たい試合が放送されないこともある。まあ、これは仕方がない。ブンデスの場合はバイエルン、ドルトムントは毎節放送してくれる。最近はマインツの試合も多い。

試合数は少ないがELも見られる。つまりブンデスとセリエAを除けばかなりマイナーなリーグやカップ戦をカバーしているわけだ。ラリーガはマイナーとはいえないが、レアルとバルサ以外で見たい試合などあるか?

サッカーシーズンが終わればラグビーユニオンもカバーする。スポーツ専門チャネルとしての努力を称えたいものだ。

テレビ放送以外でもネットでも有料契約できる。

ちなみに土曜日のマインツの試合はライブ、日曜日のドルトムントvsシャルケのルールダービーは録画放送がある。岡崎は絶好調だが、香川は周囲との連係がいまいち。

ムヒタルヤンと一緒にプレーしたフライブルグ戦はかなりいいと思ったが、オーバーメヤンとインモービレ、ボランチの選手達とはほとんどかみ合っていない。シャヒンとギュンドガンが戻るまでは難しいかなあ。香川がパスを出してもほとんど戻ってこない。オーバーメヤンとインモービレのようなタイプは自分でドリブルしてシュートまでいく個人技があるから、香川と連係しない。

はたしてクロップはいつまで香川を先発で使い続けるだろうか。

女児殺害事件

2014-09-24 08:38:45 | 日記
神戸で行方不明になったいて小学1年の女児がバラバラ遺体で発見されるという痛ましい結末になった。ご遺族に哀悼の意を表し、お子さんのご冥福を祈りたい。

日本での子供の誘拐事件には根本的な問題がある。それは小さい子供だけで外出させて、その結果誘拐されているということだ。つまり子供一人だけで外出させなければ起こらないということである。

オーストラリアの場合は、多少の例外はあるが小学校6年生、12才までの子供は保護者同伴でなければ外出できない。もちろん高学年になれば友達だけで近所で集まるということはあるし、近所の子供、兄弟だけで徒歩圏内にある学校に登下校することもある。

しかし小学校1年生が一人だけで外出することなどありえない。そんな小さい子供だけが外にいるところを警察に見つかれば、保護者は逮捕される。または付近住民がまず警察に通報する。それだけ子供の一人歩きは危険だし、犯罪につながるという認識をみんなが共有しているとうことだ。

日本での小学生誘拐事件はほぼ子供だけで外出させていることに基礎原因がある。法律で規制するなりして、この悪しき慣習を改めなければいけない。

岡崎

2014-09-21 13:45:21 | 日記
ブンデス第4節のマインツvsドルトムントをみた。EL予備選やリーグ第1節、第2節などをみるかぎりではマインツは下位に低迷しそうな雰囲気があった。しかし第3節でヘルタ・ベルリン、この第4節でドルトムントを破ってなんと連勝してしまった。どうして急に強くなったのか。

定番な言い方では新監督の戦術が浸透してきたこと、新規加入のホフマンの動きがいいことなどだろうか。確かにホフマンのほうがクーよりもいい。今朝の試合ではクーはベンチ外だった。

そして岡崎である。第4節で4ゴールはすごい。それもこぼれ玉がどこに来るのかを予測できるかのような絶妙な嗅覚でごっつんゴールしてしまう。ポジショニングがいいから自分の前にボールが来るのだろうが、これができるFWはそうそういない。一体いつからこんなに巧くなったのかと感心させられるボデイバランスなどなど。

それにしてもマインツの攻撃は縦にボールを蹴りこんで岡崎にあてるというシンプルなものだが、それでちゃんとゴールできるんだから岡崎の存在感は抜群である。

昨季の終わり頃のマインツvsドルトムントではやはり岡崎が2ゴールしたが、ドルトムントが4-2で圧勝した。そのイメージがあったからこの試合もドルトムントの優勢を予想していたが、ドルトムントはさえなかった。マインツがドン引きしていたし、スペースを消してボールをバイタルエリアで回させなかった。弱者の強者に対する戦術だね。

気になったのは香川のポジショニングである。前節ではもっとボランチあたりまで下がって組み立てに参加していたのだが、この試合では1トップのラモスの横に張り付いていることが多く、クロスを二人で競っているような場面もあった。それに香川へのマークがきつくてスペースもないのだから、余計に上下動を繰り返すべきだったがそれも少なかった。だから香川へのパスも出しにくい。

水曜日夜の第5節はローテーションとして香川は多分ベンチスタートでしょう。来週末の第6節のルールダービーまでにコンデイションをトップも持っていってほしいものだ。

しかしこれでロイスとクッバが戻ってくると香川の先発も少なくなるようにも思えるから、せめてロイスが戻るまでにはさらなる結果が必要。

香川のモイーズについてのコメント

2014-09-20 09:42:58 | 日記
香川がインタビューの中でモイーズは自分のことをまったく信頼していなかったと発言した。マンチェスターの夕刊紙の記事だから東スポと同じで信憑性はないかも知れない。話の中で誘導質問されたのかも知れないし、話題の中心ではなかったのかもしれない。

しかし筆者の意見としては、自分が以前属していたクラブの監督、選手などを批判することは見苦しいし、このコメントを香川が本当に発したのであれば非常に残念である。

監督の戦術を批判するのとは違い、監督に信頼されていなかったということは選手にも多少の責任はある。監督から信頼してもらえなかったからだ。もちろん監督の戦術の違い、選手起用の好き嫌いはある。それを引き合いに出したいのであれば、信頼されていなかったというよりも、サッカー観が違っていたとでも表現しておけばいいのだ。

今後香川のキャリアにおいて再びモイーズと仕事をいっしょにすることもあるかも知れない。まあ香川がイングランドに戻らないかぎり起こりえないような想定だが、ルーニーはエバートンでモイーズと確執があったが、マンUで再び監督と選手の関係になった。

将来的に回りまわって何でも起こる可能性はある。だから不必要に過去に自分と関係のあった人々を批判することは避けるべきだろう。それも信頼されていなかったと愚痴るようなコメントは、人間としての器の小ささを感じさせる。