サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

南野とメッシ

2020-08-31 17:53:52 | 日記

南野とメッシは何の関係もありません。昨日、職場のエジプト人の同僚と雑談した。この人はリバプールの熱狂的なサポでリバプールのことをMY CLUBと呼ぶし、WE HAVE SARAH AND MANEとか、リバプールが自分の組織なのである。別にお前がプレーしているわけではないだろうと突っ込みたくなるが、まあそこは抑えてフットボール雑談を楽しむ。職場でフットボールのデイープな話ができるのはこいつだけだ。

 

さてFA COMMUNITYでの南野の公式戦初ゴールをどう思ったかを聞いたところ、南野はもっと自信を付ける必要があるとの意見だった。南野はいい選手だし、強力3トップからポジションを奪うのは難しいが、クロップからはチャンスを多くもらっている。だから結果を継続していきアピールしなければならないということだった。ごもっともです。

 

次にメッシがマンCITYに移籍できたとして、マンCITYはどう変わるかという話題になった。筆者がメッシはほとんど守備をしないのでマンCITYには向かないのではとふると、メッシは守備にも貢献できるのでそんなことはないとばっさりと否定された。しかしメッシのために他の選手が変わる必要が出てくるが、何と言ってもメッシは世界一の選手なんだからチームに貢献するのは間違いない、などなど。

 

さて昨日はラリーガがメッシが移籍する場合は、移籍金が発生するとバルサを擁護する声明を出した。この結果、メッシとバルサの間で移籍金をめぐり法廷闘争になるかも知れないが、それでは時間がかかる。バルサは7億ユーロ満額を要求しているし、いくらマンCITYでもそんな天文学的な金額は払わないだろう。

 

メッシがバルサ残留を我慢して来季オフのフリーでも移籍を待つのであれば話は収まるだろうが、それではメッシは納得できないだろう。ことの顛末はメッシの現役引退を引き起こすのではないだろうか。メッシは金に困っているわけではないだろうし、バルサ退団は感情論である。男気を見せることにこだわるならば、一挙に引退までいくのではないだろうか。はてさてどうなるか。


J1第24節 神戸対横浜M

2020-08-30 08:05:04 | 日記

本当は12節あたりなのだが、ACLの日程に合わせるために夕べの試合は24節扱い。結果は3-3の打ち合いだったが、どちらもザル守備でひどい試合だった。守備のレベルが低すぎる。

 

マリノスはハイラインを突かれて3失点。仕方ないと言えばそれまでだが、神戸相手にこんなに簡単に失点してては試合に勝てない。攻撃はリーグ2位なんだからいいほうだ。しかし失点24は最小の名古屋の8と比べればそのひどさがよく分かる。

 

一方の神戸はローテーションをしてきて、若手、控え中心のメンバーである。当然であるが主力とはレベルが違う。特にDFラインはお粗末。3バックの右を担当した菊池という選手はひどかった。3失点に見事に絡んで、2失点目はどうしてそこでファールするかなあという失態でPKを献上。昨日の試合が今季4戦目だからこんなもんか。それにしてもひどかった。

 

神戸はここまで得点21,失点23である。14試合で失点23だから、毎試合2点前後は失点しているわけだ。これを平均失点1くらいにしなければ勝てない。外国人選手には巨額を積み込むが、もっとDFに日本人のいい選手を獲得するほうがいい。


アベシン辞任とオーストラリアでの報道

2020-08-29 07:33:55 | 日記

アベシンが辞任した。日本国内での影響、後継の話はさておき、オーストラリアでどのように報道されたかをご紹介しよう。ご存知のようにこのニュースは昨日の午後に出てきた。こちらのテレビのニュース番組は民放は5時か56時の間にスタート。国営のSBSは6時半、同じく国営のABCは7時からだから、Breaking Newsとしては最適な時間である。

 

民放のニュースは国内ニュースが中心で、州ごとのキー局が編集するので火事と交通事故が多い。国際ニュースはあまり多くない。従ってアベシン辞任のニュースは国際ニュースの3番目くらい。国際ニュースのトップはアメリカ共和党のトランプ指名である。その次がニュージーランドのニュース、そしてアベシンである。さしてニュースバリューはない。

 

国営のABCとSBSは民放よりは国際ニュースが多い。特に移民向けの放送からスタートしたSBSは特に力を入れている。SBSのトップニュースはトランプ指名、次がニュージーランドのことで、その次が国内ニュースでアベシン辞任は4番目だった。つまり無視はしないが大したニュースではないのだ。

 

後継がすぐに決まればニュースになるだろうが、誰が出てきても突然経済政策が変わるわけでもなく、画期的なコロナ対策を打ち出すわけでもない。日本政府の政策などいつもグダグダしているので、リーダー不在でもオーストラリアにはすぐに影響はでない。だからアベシン辞任なんて、ああそうか程度のバリューなのだ。

 

世界的に見ればアベシン辞任など、あくまでも日本国内のローカルニュースということを日本人は知っておいたほうがいいでしょう。


ポグバのコロナ感染とネーションズリーグ

2020-08-28 07:27:32 | 日記

マンUでプレーしているポグバがコロナに感染して、9月4日からのネーションズリーグのフランス代表から外れるというニュースを見た。コロナに感染したのは残念として、ネーションズリーグが開幕するというニュースに違和感を覚えた。

 

リーグAのフランスは9月5日にスウエーデンのソニアでアウエー、9月8日にサンドニでクロアチアと対戦する。ということは、ホーム&アウエーでふつうどうりに試合を消化していくということである。一極集中開催でもなく、コロナに関係なく普通に大会をこなすということだ。本当に大丈夫なんだろうか。

 

ポグバの感染もさることながら、フランスではマルセイユのチーム内で感染者が続出。イングランドのチェルシーでは4選手が感染して、8選手が隔離されている。つまりどこでもいつでも感染者が集団で発生する可能性があるわけだ。リーグ戦を開幕して、国内でホーム&アウエーでこなすことは仕方がないとしても、国際大会は必要なのだろうか。

 

しかもネーションズリーグなどつけたしのような大会だし、これがこけると来年のユーロもできなくなるし、カタールWCの欧州予選もできなくなる。従って不要不急のようなネーションズリーグは今季はやらないほうがいい。

 

そういえば日本代表の試合もしばらく見ていないし、そもそも2022カタールWCは開催できるのかも疑問である。WCが中止になれば予選もなくなる、オリンピックもそうだが大勢の人が集まる国際大会など、ウイルスを呼び込みまき散らすようなものだ。この際2021年、2022年の大きな国際大会は中止すべきだろう。


川崎フロンターレの真夏のサッカー

2020-08-27 06:45:58 | 日記

夕べの神戸対川崎Fは、神戸の善戦なのか川崎が息切れしてきたのか2-2のドローだった。3点差くらいで川崎が圧勝するかと予想したが過密日程の影響か川崎の選手の動きが悪いように見えた。それでも後半30分くらいにドローに追いついた川崎はさすがだった。

 

週プレNEWSにセルジオの記事が出ていた。川崎Fの独走は必然というタイトルだ。酷暑の中では前半は抑えて後半にギアを上げる戦術が有効で、試合運びに緩急をつけられる大島、家長などタメを作られる選手をうまく使っている。そして数字では川崎の総得点34点の内、20点が後半、特にラスト15分で8点もあげている。選手の1試合平均の走行距離はJ118チーム中16位と省エネである。

 

日本の暑い夏ではただやみくもに走るサッカーではすぐにバテてしまうのは当然。試合運びと省エネ、選手のローテーションができる厚い選手層。これらがあるから川崎Fは強いというセルジオの分析である。

 

さてJ1も12試合くらい終わって3分の1を消化した。川崎Fの独走に対して他のチームも分析をしているはず。選手層は簡単には変えられないだろうが試合運びと省エネは誰でもできるはずではないか。神戸などはポゼッションが60%以上あり、ボールをもたされカウンターに走り回るだけのように見える。そろそろ他のチームも考えてくれないとJリーグがつまらなくなる。