イングランド対ドイツという好カードがラウンド16でみるのは実にもったいない。試合はイングランドが2-0でドイツを久々にウエンブリーで倒した。試合は前半はほぼイーブン。お互いに3-4-3でミラーゲームとなり、前半終了間際にイングランドが決定機を迎えるが0-0で折り返した。
後半75分にイングランドがスターリングのゴールで先制。81分にはドイツはトーマス・ミュラーがGKと1対1の決定機をはずしてしまった。あれが決まっていれば試合の展開は違っていただろう。86分にはケインが今大会の初ゴールを決めてイングランドが2-0として、逃げ切った。
イングランドは勢いに乗っていて、これでドイツ、ポルトガル、フランスが落ちこぼれていく。ベルギー、スペインも延長戦で疲弊していてイングランドばかりが好調に見える。このまま優勝まで突っ走れるか。それにしてもトーマス・ミュラーの決定機は決めてほしかった。
先制ゴールを決めてドヤ顔のスターリング
2試合目はスウエーデン対ウクライナという地味なカード。地力ではスウエーデンのほうが有利ではあったが、前半27分にマンCITYのジンチェンコのスーパーなゴールでなんとウクライナが先制。ウクライナはあまり攻めなくなったが、43分にフォシュベリのゴールでスウエーデンが同点に追いつく。前半は1-1で折り返した。
後半になると守りを固めるウクライナと攻めあぐねるスウエーデンという凡戦になった。そして延長戦に突入。どちらもあまり攻めない退屈な試合となった。延長ッ前半99分にスウエーデンのDFが一発レッドで退場になり、ウクライナが数的有利となったが、攻撃力がないウクライナは疲労もあり、あまり仕掛けない。
そのままPK戦かと思いきや、延長121分にジンチェンコ様のスーパーなピンポイントクロスに初出場のFWが合わせてウクライナが勝ち越し。そのまま1-2でウクライナが勝ちベスト8に進出。次のQFではウクライナはイングランドと対戦するという、とんでもないミスマッチが発生。
この試合では1ゴールアシストでジンチェンコ様が大活躍。試合終了後にはバイキングクラップでサポと歓喜していた。
マンCITYでのジンチェンコ様。