サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

超高校級選手

2017-12-31 17:22:49 | 日記
高校選手権も始まり、これまでで超高校級と言われてきた選手のその後を追ってみよう。Jクラブのユースに進んで高校サッカーを経験しない選手もいるので、高校選手権の位置付けが難しいがそれはおいておこう。


過去20大会を振り返ると、1996年度の北嶋秀朗、1997年度の東福岡の本山、2000年度の国見の大久保、2002年度の平山、2004年度の本田圭佑、2007年度の流通経済大柏の大前、2008年度の大迫などなど。


大迫以降で目立った選手は2009年度の柴崎岳、2010年度の宮市亮くらいだろうか。


選手個々はスーパーでもチームとして弱ければ初戦敗退もあっただろうし、高校時代にスターであってもその後のキャリアで失敗した選手も多いだろう。こう考えてみると、高校時代も超がついて、プロになってからもまだ超が付くのは本田と大久保の二人だけだろう。


今年は長崎総科大附の安藤瑞季が得点王候補なんて言われている。彼の風貌は韓国のチャ・ドウリに似ている。田舎もん丸出しの芋兄ちゃんである。

永井雄一郎

2017-12-30 16:57:10 | 日記
永井雄一郎を覚えている人はもう少ないだろう。ザスパクサツ群馬から契約終了となり、ここで引退するのか他の移籍先を探すのか。茶髪のイケメンだった永井ももう38才、写真を見るとすでにオッサンである。


永井はドイツの2部にいたころが、これからどう伸びていくのか楽しみな選手だったが全く伸びなかった。1999年のワールドユース組だが、あのチームでは高原のバックアッパーだったと思う。あのメンバーでまだ現役の選手は、小野、高原、小笠原、遠藤、稲本、石川、播戸といったところだが、さすがにバリバリの主力という選手はいない。


強いていえば遠藤だろうが、今季はガンバで31試合に出場している。来季はどうなるか。


遠藤のミドルが決まり、本山のドリブル、高原、小野、永井のゴールが決まる。1999年のチームは本当にすごかった。他の主力選手がその後にステップアップしたが、永井だけは取り残されてしまった。それが彼の運なのか、実力だったのか。世の中厳しい。

中村航輔と櫛引政敏

2017-12-29 09:09:32 | 日記
2016年のリオ五輪といえばわずか1年半前である。その時にGKとして出場した中村と櫛引のその後は明暗を分けている。


櫛引はリオ五輪の初戦ナイジェリア戦に出場して見事な5失点。GKだけの責任ではないが、非常に不安定なプレーで顰蹙をかった。アジア予選ではさほどボロはでなかったが、本番では通用しなかった。2016年は鹿島にいたが、2017年は岡山にレンタル移籍。2018年は山形へ移籍するようだ。しかし山形では第1GKではなさそうだ。


ちなみに五輪の日本代表は普通は同じGKが務めるが櫛引は史上初の2試合目以降の交代となった。まあ、不名誉な記録である。山形で正GKになれなければこのままフェイドアウトするだろう。


中村はリオ五輪で2試合目から出場して安定したプレーを見せた。柏で正GKを務めまだ代表に定着したとはいいがたいが、川島の次は中村だろうし、まだまだ中村の技術は川島には及ばないと言われているが、川島のキャッチの不正確さは似たようなもんだ。


Jリーグのレベルならば中村はいいGKと言えるが、国際試合では川島のほうが上と言われるならば3月の強化し合いでぜひ中村を試して欲しい。このようにリオ五輪前後で評価を下げた櫛引と飛ぶ鳥を落とす勢いの中村の差はどんどん開くばかりだ。

亀倉龍希

2017-12-28 08:31:57 | 日記
ポルティモネンセにいる中島翔也は同僚の亀倉龍希に言葉の面で助けられているとインタビューで語っている。はて亀倉龍希とは誰ぞや?


調べてみるとブラジル人とのハーフで札幌生まれでヴェルディユース出身。父親はフッキの代理人だからポルティモネンセ移籍は簡単だったのかも知れない。しかしそれだけでは選手を置いておかないだろうから、何かを持っているのでしょう。


とはいえ、同じMFの中島とは対照的に全く試合に出られていない。今シーズンは1試合のみ、それも5分である。多分ほとんどベンチ外だろう。しかしポルティモネンセには2014年7月に完全移籍していてもう4シーズン目である。

ここまでで62試合に出場していて昨季まではそれなりに出ている。今季は戦力から外れているようだからこのあたりが潮時かもしれない。

ポルトガルの下位クラブにはこのくらいのレベルの選手でも移籍できるようで、ポルトなどのビッグ3を除けばレベルも低い。中島もステップアップするためには遅くとも来季にはどの国にいくにせよ、レベルの高いリーグ、クラブに移籍したほうがいいだろう。


しかしポジション争いも厳しいだろうから今季と同じような活躍ができるかどうかは分からない。すべては実力次第。

トットナムvサザンプトン 5-2

2017-12-27 08:13:30 | 日記
サザンプトンはトットナムに5失点して大敗した。ハリー・ケインの2試合連続ハットトリックというせいもあるが、これで7試合連続で未勝利である。リーグ戦20節で得点20、失点30で勝ち点19の14位。このままずるずると負けると降格圏内にも落ちる。


8位までは得点が失点を上回っていて、上位のクラブの得点力にはばらつきはあるが、どこも失点を20以内に収めている。従ってサザンプトンは守備が脆いことがよく分かる。CBだけに責任を押し付けるのは酷かも知れないが、CBがいいチームは失点が少ない。


サザンプトンのCBは吉田、ファンダイク、フート、ステイーブンスを使い分けているが、ファンダイクも移籍を念頭にしているせいかプレーが安定しない。吉田は今朝のトットナムの5点目のケインに振り切られて失点した場面を見る限り、とてもほめられたものではない。振り切られてこけている。


もっといいCBを獲得したら吉田の出番は激減することでしょう。