サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

シドニーFC

2016-02-27 13:21:31 | 日記
ACLで浦和と同じグループにはシドニーFCと広州恒大がいる。このグループでは昨季のACLの覇者である広州恒大が戦力的にもダントツである。初戦はホームで浦項スティーラースとドローだったが、それでもやはり広州恒大が1位ぬけするだろう。

シドニーFCと試合をするということは、浦和と広州恒大がシドニーにくるということである。来週3月2日に広州恒大、4月20日に浦和である。広州恒大との試合は見に行くかどうか思案中であるが、浦和は知人たちと観戦予定である。チケットは向こう正面のスタンドの1階の上のほうで、約41ドル(3000千円くらい)である。2階席は開放しないようだ。

スタジアムはシドニー・フットボール・スタジアムというサッカー・ラグビー専用スタジアムでキャパは4万人くらいで、スタンドとピッチが近くてけっこう見やすいスタジアムである。都心近くにあり、車が止めにくいのが難点。

さて広州恒大に今季から爆買いでジャクソン・マルチネスが加入した。ポルト時代では2シーズン連続得点王になりACミランなどが毎年補強候補にあげていたが、結局中国行きとなった。ポルトのあとにアトリコに移籍したが、1シーズンのみで放出されてしまった。

ジャクソン・マルチネスはコロンビア代表だが、ここ数年ヨーロッパでプレーしているコロンビア選手はぱっとしない。名前だけ聞けばファルカオ、ハメス・ロドリゲス、グリアンなどいい選手が多いなあと感心するが、どの選手も所属クラブで主力とはいいがたい。ジャクソン・マルチネスが4200万ユーロという爆買いに見合うだけの選手かどうか実に興味がある。

ACL第1節、浦和、G大阪

2016-02-25 00:13:21 | 日記
浦和vsシドニーFCはAリーグのクラブの試合なのでFOXがライブで中継。2-0で浦和が勝ったがなんとも低調な試合だった。浦和の2点とも相手のDFのエラーであり、浦和の攻撃は3バックでボールを回して前線に放り込むだけ。特に前半はそれしかなかった。

そしてボール回しがあまりにも雑でシドニーFCも低調で、決定的チャンスを逃してくれたので完封できたが相手が広州恒大だったらこうはいかない。浦和のグループは広州恒大の1位抜けは間違いないだろうから、まあとにかく初戦をホームで勝ったのはまずまずか。

G大阪はアウエーで水原とドロー。アウエーでドローならばまあいいか。


ACL第1節 広島、FC東京

2016-02-23 22:44:46 | 日記
今日からACLが開幕。

第1節は広島がホームで山東を迎えて勝ち点3は必要。ストリーミングで見られたが何とも低調な試合だった。前半から広島がボールをキープして山東はカウンターという展開だが、広島は攻撃に工夫がなく全然ゴールのにおいがしない。それでも後半64分に清水のゴールが決まって先制。

しかしすぐにCKから失点して、カウンターから勝ち越しゴールを奪われてまさかの逆転負け。2点目は広島の左サイドをドリブルで上がられてそれを水本がPA内であっさりとかわされ、情けないことにしりもちまでついている。それをクロスされて惨めな失点だった。

あんな形であっさりと失点してしまうようでは、ACLは勝ち抜けない。広島はウタカがボールキープできず、すぐにボールロストしてしまうし、完全なブレーキ。ドウグラスの代わりとしての補強であるわけだが、こんなかんじでフィットしないとだめだろうな。

FC東京はアウエーで全北現代に1-2で敗戦。

第1節からJクラブは2敗という情けない開幕となってしまった。明日はG大阪と浦和だが、この展開って去年と同じだなあ。

ACL展望

2016-02-22 22:28:27 | 日記
ACLが明日から開幕することに気が付いた人はあまりいないだろう。Jリーグが開幕する前にACLが開幕するのはどうも違和感がある。

さて今季のACLには広島、浦和、G大阪、FC東京が出る。このうち広島とガンバはスーパーカップをみてもある程度の仕上がりがいいことがわかった。FC東京はACLのプレーオフの1試合だけをみればよさそうにみえるが、ここは未知数。

出足でつまずきそうなのが浦和である。浦和は2006年(だったか)にACLで優勝しているが、それはポンテなどがいた時代。過去の栄光にひたるのはもうやめよう。その後浦和はACLに出ても惨敗するのが常だった。ACLを真面目にやっていると選手層の薄いクラブはリーグ戦で苦戦するからだ。

だから浦和は2月の仕上がりの遅い時期とやる気のなさでACLではまったくだめ。だめというよりも最初から放棄しているようにも思える。
24日のホームでのシドニーFC戦だが、シドニーFCは2月20日に試合をしている。シドニーから日本までの移動日も含めて中3日。これはかなりきつい。

この疲れている相手にホームで勝てないようだと今年も浦和はACL放棄とみなされることでしょう。

ケーヒル

2016-02-20 13:08:33 | 日記
ケーヒルが上海申花から契約を打ち切られてどこに行くのかまだ知らないが、そのケーヒルがAリーグとFFA(オーストラリア協会)の姿勢を批判している。

ケーヒルがAリーグに戻ることはないだろう。年俸が高すぎるし36才という年齢もネックかもしれない。しかしケーヒルが戻ってくれば集客も増えると思うが。

さてケーヒルはデルピエーロがAリーグでプレーしたことも批判している。Aリーグ全体としての姿勢、ひいてはFFAがオーストラリアのフットボールをどのように発展させたいのか見えないからという理由からだ。

Aリーグはクラブによりばらつきはあるが、観客も15000-20000人は入っているし発煙筒事件が頻発して極端なウルトラスもいる。ただしコアなサポとそれ以外の大多数の差が激しすぎるようにも思える。

WCに3回連続出場してもアジアカップで優勝してもそれがAリーグの活性化に全くつながらない。まあこれは日本も同じだが、優秀な選手がでてくればすぐにヨーロッパのトップリーグに行きたがる。そして優秀な若手がなかなか出てこない。

そしてAリーグの問題点は10クラブしかなく、2部との降昇格もない。3クール制の27試合でそれが終わると上位6チームによるプレーオフである。オランダも似たようなシステムだが、非常にわかりにくい。

リーグは10月からスタートして7位から10位のチームは2月末くらに早々とスケジュールが終わってしまう。いくらなんでも短すぎるだろう。

なぜこんな中途半端なことをしているかというと、人気プロスポーツであるラグビーリーグとオージーボールとシーズンをバッテイングさせないためだ。この2つのスポーツは3月から始まって9月末、ちょうどこちらの秋から春までなのだ。スタジアムをAリーグのチームと共有しているケースが多くこうならざるを得ない。

それに人気面ではラグビーリーグとオージールールのほうが圧倒的に上なので、シーズンを重ねることなどできない。マスコミへの露出が減ってしまうからだ。

中途半端なリーグ運営と人気を上げるためにプランがない協会に対してケーヒルが大不満なのはもっともな話だ。