サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

香川と中島はマラガで合流?

2019-01-31 09:55:54 | 日記
モナコ移籍が急浮上した香川だが、スペイン2部のマラガの噂もある。このマラガに今オフに中島翔哉もカタールから移籍してくるという話がある。今朝のLeo the footballの観測である。


中島の移籍が決定的なカタールのクラブのオーナーはマラガのオーナーでもある。現在スペイン2部のマラガだが、現在2位につけていて1部昇格の可能性がある。香川をバーゲン価格で獲得して1部昇格に備え、1部に昇格すればカタールから中島を移籍させてアジアマーケットを拡大させるという計画だそうだ。


疑問なことはいくら同じオーナーとはいえ、さほど予算規模がないマラガにとって年俸4億4千万円といわれる中島の年俸を払えるのか。そして中島がその年俸に見合うだけの選手なのか未知数であるということである。


中島の才能はいうまでもないがそれがスペイン1部で通用するかどうかは分からない。2月にカタールに移籍させて6月にマラガに移籍させるにはかなり無理がある。そもそも中島に移籍金44億を払うだけの価値があるのかどうか。


香川が本当にマラガに行くのであれば中島の合流も現実味を帯びてくるかもしれないね。

アジアカップでのカタール戦

2019-01-30 21:41:02 | 日記
最近のアジアカップでは日本は2007年と2011年にカタールと対戦している。どちらの大会にもカタールにはウルグアイからの帰化選手であるセバスチャンに苦しめられた。まず2007年大会は1次リーグで対戦し、後半61分に高原のゴールで先制したものの終了間際の88分にセバスチャンのゴールで追いつかれてドロー。


2011年大会はQFで対戦し大苦戦した。この時の日本のメンバーは本田、香川、岡崎、長谷部、遠藤、吉田、長友などの黄金期である。2011~2013年くらいが一番強かった。ただし2011年からメンバーが固定されて2014年WCでは惨敗。それはともかくとしてこのカタール戦は悲惨だった。前半12分にはセバスチャンにドリブル突破されて川島のニアサイドを簡単に破られて失点するという川島劇場が開幕。しかし前半28分に香川のゴールで同点で1-1。


後半早々に吉田が2枚目のイエローで退場。後半63分にそのFKを川島がいとも無様に抑えきれず、気づいてみればゴール内にいたというGKとしてあるまじき大失態で失点。これで1-2。みっともない失点であった。2018年WCのコロンビア戦でのFKによる失点の予兆のような失点である。


しかし日本は一人少なくなったにもかからわず70分に香川のこの日2点目で2-2。89分には香川がドリブルからPA内でDFに倒されたがこぼれたボールを伊野波が押し込み逆転して3-2で勝ち切った。絶体絶命の不利な状態からの逆転勝ちであった。まさに神様、仏様、香川様の香川の大活躍のおかげだった。8年後にはドルトムントから追い出される寸前だし、アジアカップからも代表落ちになっているとは誰も予想できなかっただろう。


このようにカタールには毎度大苦戦しているのである。2007、2011年ともセバスチャンというフィジカルが強くスピードのあるFWがいた。今回もアリという大会得点王のFWがいる。イメージとしては似ている。2011年は本田、香川、遠藤で細かくパスをつなぎ、DFラインをうまく破るパスで崩していた。今回も日本の攻め方としては同じだろうから、8年経過してもチームカラーは同じである。



SF カタールvUAE 4-0

2019-01-30 10:26:41 | 日記
カタールがUAEに圧勝したが、3点目と4点目はUAEが集中力を欠いていたからだが、1点目と2点目はUAEの軽い守備に原因があった。カタールがボールを支配してUAEがカウンターという展開から始まったが、UAEのカウンターは鋭さがなく攻撃があまりにも単調だった。


それに対してカタールはフィジカルも強くスピードもある。UAEの軽い守備を難なく破り前半であっさりと2点取った。2点ともいいGKだったらセーブできそうなシュートだったし、もっと強いCBがいれば防げていただろう。


要するに緩い守備と迫力のない攻撃のUAEではカタールには勝てないということだった。カタールはサウジのパス回しとイランのフィジカルを足して2で割ったような感じだが、守備が固いので余計にやっかいである。


カタールのストライカーのアリは脅威だが、この試合での決定機はゴールを決めたシュートだけだったので抑えることは十分可能。まあ1試合に1点決めることができるFWだから脅威ではあるわけだが。


決勝はUAEが相手だったならば楽勝ムードが漂い気が緩んだかも知れないが、強敵カタールならばより緊張感ももって気合が入ることでしょう。

SF 日本対イラン 3-0、決勝進出

2019-01-29 08:34:44 | 日記
試合前のFOXTELの解説ではフィジカルの強いアグレッシブなイランに対して、ボールを丁寧につなぐ日本という対照的な対決というものだった。どちらが有利かといえば解説者によって意見が割れた。


結果は日本の3-0で圧勝。こんな大差がつくとは思わなかったが、イランは下馬評よりも大したことがなかった。日本が勝てた理由としてはいろいろあるが以下のような感じか。


①これまでのイランの対戦してきた相手とは違い日本は前線からの連動した守備ができていた。
②イランはサウジのようにボールをつながず、前線へのロングボールが中心で日本は中国のようなチョンボをしなかった。
③日本のCBがアズムンをほぼ抑え込んだ。
④日本がイランのCBとSBの間を狙ってきてイランがそれにてこずった。

などなどあったと思うが、最大の原因は日本は5バックでべたっと引かれると苦戦するが、イランのように前に出てきてくれると逆に攻めやすくなる。強敵だったが相性がよかったということになる。


日本の1点目はラッキーだった。FOXTELの解説者も主審が笛吹いていないのだから、プレーを続行されてもイランの選手は文句言えないとのこと。2点目はああいうハンドをVARで見直せば必ずPKとなる。VARでなければPKとはならないこともありえる。イランにとってはアンラッキーだった。


日本はかなりついていた。もちろんイランの攻撃を封じたからでもある。しかしまだ優勝したわけではないので、喜んでばかりもいられない。

アーノルドはまもなく辞任か

2019-01-28 20:06:05 | 日記
アジアカップでQFで負けたオーストラリア代表監督のグラハム・アーノルドは早くも辞任する模様だとの観測記事がSBSサイトに出ている。ただ単に不振の成績の引責ではなく、スコットランドリーグのハイバー二アンの監督が空席になりそうだから、その後任を打診されているようである。


アーノルドは2018年のワールドカップ前に4年契約を結び、ワールドカップ終了後から監督を引き継いだ。オーストラリア代表にしては珍しく用意周到なやり方だったから、かなり期待されていた。シドニーFCを率いて3度Aリーグを優勝。オージーの監督としては一番いい成績を残している。本人も自信があったのだろう。


デイフェンデイング チャンピオンとして臨んだアジアカップだが、アーロン・モーアは怪我で呼べず、マシュー・レッキーも故障上がりでほとんど使えなかった。長身FWのユリッチも怪我。長い間代表をけん引してきたボランチのイエデニク、テイム・ケーヒルが代表引退。世代交代の時期にあたり新たな選手を探すのが急務だが、そこに怪我人が多く飛車角落ちのような状態だった。


日本の攻撃もパターンがないと批判されているが、オーストラリアもひどい。初戦でヨルダンに負けたときは今回はだめだろうなとすぐにわかった。引いた相手を全く崩せない。


ハイバー二アンにはミリガン、マクラーレンのオージー代表選手が所属していて、そこからのつながりで新監督への打診があったと推察されている。アジアカップの不振くらいでさっさと代表監督を辞めてしまうのだろうか。まだ解任されてもいないのにである。