サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

戸田和幸、坪井健太郎の代表戦レビュー

2018-03-31 18:16:35 | 日記
マリ戦、ウクライナ戦の分析を戸田和幸、坪井健太郎のレビューで見たが、マンマーク守備の限界、ポジショニングの課題、どの選手をどう起用すれば戦術に合うといった分析は面白かった。


二人の希望的意見としてハリルはまだ手の打ちを見せたくないので、フルメンバーでなかった今回の試合では戦術を落とし込んでいなかった。5月の合宿から対戦相手に合わせて戦術と選手を変えるような対策をたててくるのではないかという。


かなり希望的だと思うが、日本がWC出場を決めてから半年以上経過している。何の役にも立たなかったE-1選手権を除けば昨年の10月にハイチ、NZ,11月にブラジル、ベルギーと試合をした。そして今回の2試合で合計6試合。


昨年の4試合の結果から戦術の落とし込みを徹底させて今回の2試合でで熟成させるものと予想したが、全然落とし込まれていなかった。選手が故障などで頻繁に変わることは仕方がない。しかしどの選手が出てきてもベースとなる戦術はすでに共有されるものだとサポならば考えたい。


5月21日から合宿開始。どの段階で最終23人に絞るのか知らないが、少なくとも5月30日のガーナ戦までに本番に先発となるべき選手で戦術が共有されているのだろうか。ウクライナ戦のようにマンマークを簡単にはがされてスルーパスをポンポンと通されることがないように、守備戦術は修正されるんだろうなあ。


ゴールなしの全敗かはたまた大番狂わせなのか。

酒井高徳

2018-03-29 12:04:15 | 日記
ウクライナ戦で酷評された酒井高徳だが、ハンブルガーでの立ち位置を見てみよう。今季は出たり出なかったりが多かったが、1月27日の第20節は毎試合先発フル出場。その8試合の結果はなんと3分5敗。なにしろハンブルガーは今年に入ってから勝ち星がない。もちろんケルンを抜いて最下位である。


酒井はボランチの出場が多いが、ウクライナ戦でのプレーを見れば分かるようにボランチとしても不安定な守備である。それでも酒井が先発しているから、ハンブルガーの選手層が薄いのが分かるし、監督交代によりはずされた選手から不満が噴出している。


そもそも酒井のようなレベルの選手がブンデス1部のクラブのトップチームにいられることが不思議で仕方がなかった。酒井のパスミスは続いているし、サイドバックをやらせると簡単に振り切られて失点の起点になることも多い。


酒井宏樹が怪我をするまでは酒井高徳が代表に呼ばれなかったことも理解できる。そんな高徳が代表戦で先発できるほど代表の右SBの人材難は深刻である。ハリルは遠藤航を考えていたようだが、遠藤の守備も不安いっぱいである。


解決策は内田の代表復帰しかないだろう。そろそろ故障から復帰するだろうからなんとか5月末のガーナ戦までにJリーグでトップフォームを見せて代表に戻って欲しい。

テストなのか無策なのか

2018-03-28 09:27:36 | 日記
今回のマリ戦、ウクライナ戦はハリルは4-5人の出したい選手がいないことを強調していた。それでこれまであまり使ってこなかった選手をテストしているとかなんとか。しかしベストメンバーがWC本番までそろわないことをあるわけで、現段階で起用できる選手で戦術を落としこめなければ、本番でテストで3連敗になってしまう。


本番のスタメンで出して欲しい選手を発表しよう。GKは中村。ウクライナ戦での1失点目は中村ならばセーブできていたような気がする。CBは吉田と槙野。他に適任がいない。SBは長友と酒井宏樹。ボランチに長谷部と大島。昨日の長谷部はひどかったが。


トップ下に柴崎か香川。香川はケガから間に合うのだろうか。右サイドに堂安。左サイドに中島。1トップに大迫。


このメンツならば惨敗しないと思うのだが。

ウクライナ戦

2018-03-28 01:15:37 | 日記
後半はそこそこ攻めることができたが、これはウクライナが大幅にメンバーを交代したから。1-2で競り負けたことが大きい。前半から失点するまでウクライナはパスがきれいに通るが、日本はほとんどパスが通らない。それで攻撃もできずに守備もくずされていく。


日本の右サイド、本田と酒井の連携が悪く、とにかく酒井が何をやらせても不安定。左サイドの長友と原口くらいできていれば2失点もしなかっただろう。


マリ戦よりもましなサッカーができていたが、とにかく点が取れない。後半はけっこう攻めていたから同点に追いついて欲しかった。久保のかつての決定力はどこに消えてしまったのだろうか。


これで吉田、酒井宏樹、香川が出ればよくなるとは思えないねえ。

弱いからこそしっかり守ってカウンター

2018-03-26 19:15:26 | 日記
弱いチームのサッカーは昔も今も堅守速攻、しっかり守ってカウンターである。これしかないのである。誰かのコラムでコロンビアとの絶望的なまでの実力差とあったが、そんなことはわかり切っている。だから守備的になるしかない。


アジア予選でもメルボルンでのオーストラリア戦のように相手も驚く守備的なサッカーをしてきた。相手が強ければ守備的に、弱ければ攻撃的にいく。これが弱いチームの鉄則である。


戸田ジャパンの提言のごとく、アンカーを入れての5バックでもいいし、もっと守備ブロックを徹底してとにかくプレスをかける。もうこれしかないでしょう。


槙野が日本のサッカーの将来を考えて攻撃的なサッカーをしたいとコメントしているが、それでは守れない。5バックの前に守備的な二人のボランチ。2トップにして大迫と岡崎。トップ下に香川。とにかく3人で点を取る。


どうしても戸田ジャパンにたどり着いてしまう。