サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

五輪バックアップメンバー

2024-07-19 08:45:35 | 日記

パリ五輪のバックアップメンバー4人がバックアップではなく、帯同することになった。これはわかりにくい。試合ごとにケガなどの事情があれば、ベンチ入りできるというわけのわからない条件である。とにかくこれで22人となった。

 

しかしいくら試合にでられる可能性が出たといっても、他の選手がケガしなければ出られないという悲しい条件で、他人の不幸を待つというのは厳しい。そして22人全員が最初からベンチ入りして、ピッチに立つのは誰でも同じ条件ならばよいが、誰もケガしなければベンチにも入れない。悲しいサガである。

 

憶測を呼んだのはNEC所属の佐野航大である。兄貴が逮捕されたのでそのあおりをくらったと思われている。クラブの事情と説明されているが、まあ所詮バックアップメンバーである。気にする必要なないだろう。

 

昔吉原宏太という選手がいた。札幌、ガンバ大阪などにいた選手で2000年のシドニー五輪にバックアップメンバーで帯同していた。その時期に日本から遊びにきていた人が、吉原が五輪で来ているはずだと言っていたが、メンバーにはいなかったので、おかしいなと思ったらバックアップメンバーでの帯同だった。

 

あのころはバックアップメンバーなんてほとんど注目されなかったので、吉原がシドニーに来ていることも知らなかった。悲しいかな、誰でも注目されないバックアップメンバー。

 

 

この連中をささえるバックアップメンバーもいるんだ。


佐野海舟続報

2024-07-18 15:56:30 | 日記

昨日から佐野海舟の(すでに佐野容疑者となっている)事件について、警察から情報がもれていて、佐野海舟が間違いありませんと罪状を認めたとか、他の一人が同意だったとか。こういう情報は取り調べた警察しかわからないわけで、マスコミに漏れてくる。裁判になってからわかるのならそうだろうが、送検される前から情報が漏れるのは日本の司法制度の悪しき慣習だよね。

 

さて佐野海舟本人が罪状を認めたとなれば、当然起訴までいき有罪となる。本人が認めての起訴となればマインツの契約は解除される可能性大だろう。この事件のように公序良俗に反する事件を起こした場合は、契約解除となることは素人が見てもわかる。罪状が強姦なんてあまりにもイメージが悪い。

 

2007年に当時ジュビロにいた菊地直哉が、女子高生へのわいせつ事件で逮捕された事件があった。事件は示談となって不起訴だったが、ジュビロから解雇された。その後菊地選手はJFAから1年間の活動停止処分を受けたが、事件から10か月後にドイツの2部のクラブに入団。こういう事件を起こしても契約はしてもらえた。

 

その後ドイツには1年半いたが、日本に戻り大分、新潟、鳥栖、札幌などを渡り歩き2019年末に現役引退。事件を起こしてからなんだかんだで12年間はサッカー界に残っていた。こういう例もあるのだが、不起訴になって無罪放免になったからである。

 

佐野海舟が示談ではなく、起訴されて有罪になればマインツはもちろん、Jリーグにも戻れないかもしれない。まだ23才、これからの人生を棒に振ってしまった。


佐野海舟

2024-07-17 07:49:21 | 日記

マインツに完全移籍する直前の佐野海舟選手が昔でいうところの強姦容疑で逮捕された。かなり衝撃的なニュースで驚きである。まだ詳細は記事に出ていないが、今朝の段階ででている記事には

①7月14日の午前4時に湯島のホテルで佐野選手と他2人の計3人を30歳代の女性に性的暴行を加えた疑いで、直後に女性が110番通報して駆けつけた警官が路上で3人の身柄を拘束。拘束したということは逮捕されたということでしょう。

 

②3人が罪を認めたかどうかは記事には出ていない。保釈されるかどうかもわからない。

 

疑問点。

①現行犯逮捕のような印象を与えるが、路上にいたところを拘束されたので厳密にいえば現行犯ではないし、3人が否定すれば起訴されるかどうかはわからない。

②7月13日の土曜日の晩からこの4人で飲み始めて、ホテルに連れ込んだのか。そもそも3対1なのについていくのもどうかと思う。

③美人局の可能性はないのか。話がうますぎる。

 

今後の問題。

佐野選手は警察に拘束されているわけで保釈されても出国できるか疑問。とすればマインツでのプレシーズンの合宿には当然間に合わない。ましてや起訴、有罪となればマインツから契約を破棄される可能性もある。3人が認めるのであれば起訴される前に示談にできるのがベスト。

 

最悪なのは警察での拘留が長引き、その間にマインツから契約を破棄されること。いくら推定無罪のヨーロッパといえども加入直前の新人が強姦で逮捕されるとはマインツにとっても大打撃。

 

今後の続報に注目。

 

 


ハリー・キュエル解任

2024-07-16 09:30:46 | 日記

マリノスのハリー・キュエル監督が解任されたようだ。前節は鹿島に4-1で勝ったものの、それまで4連敗を喫して、天皇杯3回戦も水戸相手にPK戦でなんとか勝った。J1順位も12位と降格圏ではないものの、常に優勝争いに絡んでいる名門としては受け入れられないだろう。

 

ポステコで3年半、マスカットで2年半、そしてキュエルとオージー路線を継続。ポステコもマスカットも指導者経験が豊富だったし、ポステコは代表監督まで経験していた。それに比べてキュエルの場合はセルティックでコーチ経験があったものの、それ以前はイングランドの下部リーグのクラブで短期の監督をしただけ。マリノスの監督になるには経験が不足していたかもしれない。名選手は名監督に非ずというわけか。

 

ハリー・キュエルのことは1997年のWCアジア予選のイランとオーストラリアのメルボルンでのプレーオフのころから注目していた。あの当時は19才でほんの坊やだった。それがおっさんになりマリノスの監督になるとは予想できなかったね。まあ解任されたけど。

 

後任は内部昇格でオージーのジョン・ハッチソンコーチが昇格するようだが、この人はポステコつながりでマリノスにたどり着いた人物。監督としての能力は未知数だし、マリノスのスタッフには外国人コーチはこの人しかいない。もっと外国人を入れるべきだろう。

 

果たしてマリノスはこれから上昇できるだろうか。

 

若いころ


ユーロ スペインが4度目の優勝

2024-07-15 07:55:51 | 日記

前半は拮抗した面白い試合だった。両方ともチャンスはなかったが、守備が厳しく息をのむような試合だった。後半になるとまずスペインが47分にニコ・ウイリアムズのゴールで先制。そのまま逃げ切るかと思ったが、後半途中出場のイングランドのパーマーが73分に同点ゴール。

 

イングランドがそのまま押せ押せで逆転するか、少なくとも同点のまま延長戦に突入するかに見えたが、86分にオヤルサバルが左サイドのククレジャのピンポイントクロスに合わせて勝ち越しゴールを決めた。そのままスペインが逃げ切り4度目の優勝を決めた。イングランドは2大会連続の準優勝だった。これは悔しいだろうね。

 

うらやましいのは、スペインは17才のヤマル、二十歳前後のぺドリ、ガビ(まだ離脱中)、ニコ・ウイリアムズなどこれから7,8年は主力となるだろう若手が多い。一方、イングランドもパーマー(22才)、メイヌー(19才)などがいる。現在、19-22才ぐらいの若手が代表の主力となるべきで、日本も五輪世代に注目がいっているが、世界の潮流からすれば一歩遅れている。

 

今回のスペインは7戦7勝で攻撃力があった。イングランドはPK戦も含めると3試合は引き分け。攻撃力に差があったわけだ。しばらくはヨーロッパではスペインが圧倒するでしょう。ストーンズ、ウオーカー、ロドリ、フォーデンとやたらとマンCITYの選手が多いのが目についた。

 

スペインではルノルマン、メリーノ、オヤルサバル、スピメンデイとレアルソシエダの選手の活躍がよかった。このあとすぐに日本にまた来るんだね。

 

本人はかっこいいい髪型だと思っているんだろうなあ。