サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

2018年総括

2018-12-31 13:29:04 | 日記
大晦日ということで今年のサッカーの総括をしてみよう。シドニーは毎日蒸し暑くて最高気温が35度くらいある。こちらは紫外線が強いので直射日光を浴びると肌が痛くなってくる。勘弁して欲しい。


さて日本代表に関していえばハリル解任とワールドカップでのベスト16進出につきる。また感動をありがとうと大騒ぎしたが、4試合して1勝1分2敗だから大した成績ではなかったこと。この点を大騒ぎするのはセルジオだけだ。


感動をもたらしたが、主力だった選手は軒並み所属クラブでは出番がないという皮肉が待っていた。以前はワールドカップで活躍すればヨーロッパのビッグクラブからオファーが殺到して、その選手の争奪戦が起こると思われていた。しかし日本人選手については争奪戦は起こらなかった。


クラブでのポジションという観点からすればワールドカップに出場しない、代表に呼ばれないほうがいいのではないかという機運も出てくる。たとえば今年は9,10,11月に2試合ずつの代表ウイークがあり、代表に招集された選手はそのたびに日本とヨーロッパを往復した。


この間にクラブではミニ合宿をするだろうし、どうしてもはずせない選手ならともかくとしてどちらでもいい選手はポジションを失う。ましてや代表に呼ばれて怪我でもされたらいい迷惑である。


Jリーグでの特筆すべき成績は川崎フロンターレの2連覇と鹿島のACL優勝だろう。川崎フロンターレの場合は来年には39才になる中村憲剛依存を変わらないだろうし、鹿島は昌子の代わりをどうするかが問題である。


また成績には結びつかなかったが神戸のイニエスタ獲得、鳥栖のトーレス獲得は彼らを見たいために試合を見るという気持ちにさせた。しかし一人のスーパースターが入ってもチームはそう簡単には変わらなかった。


盛りだくさんだった2018年も終わり、すぐに始まるアジアカップ、6月のコッパアメリカ、女子ワールドカップと2019年も盛りだくさんである。

小笠原の引退会見

2018-12-29 17:53:17 | 日記
小笠原の引退会見をみたが、クラブ愛を強調していて小笠原と鹿島の結びつきの強さがよく分かる。今でも解せないのは小笠原のメッシーナ移籍である。2006年~2007年のシーズンに10か月のレンタルでメッシーナでプレーした。正確には覚えていないが、鹿島は移籍に反対だったが小笠原の意思が強く、最後は練習拒否のような状況になって鹿島が折れたはずだ。だから10か月のレンタルなんて中途半端な方法だったのだろう。


しかしメッシーナの戦術と合わずに6試合に出場して得点1というパッとしない成績で2007年には鹿島に復帰。それみたことかと言われたどうかは知らないが、かなり忸怩たる思いはあったことだろう。


それから11年たって引退してもクラブに恩返しがしたいという気持ちなんだろう。同じように中田浩二も海外からの出戻りである。中田の場合はトルシェにそそのかされた感はあるがマルセイユで2シーズン、バーゼルで3シーズンと比較的長くヨーロッパにいた。鹿島に戻ったのが2008年だから小笠原と同じような時期だ。


ついでにいえば鹿島の出戻りの大将は柳沢である。2003~2005をサンプドリア、2005~2006をメッシーナと合計3年をセリアAにいたものの得点0。入れ替わりに小笠原がメッシーナに移籍している。その後鹿島、京都、仙台を渡り歩いた。不倫でコーチ辞任はご存知のとうり。


内田も出戻っているし、鹿島はクラブに貢献して選手の出戻りにはかなり寛容である。柴崎も早く戻って来い。

小笠原の引退

2018-12-28 10:19:28 | 日記
鹿島の小笠原が現役引退を発表した。出番は少なくなったとはいえまだ1,2年は鹿島でプレーできると思っていたので驚いた。実際鹿島のボランチは層が薄い。レオシルバ、三竿、永木、小笠原の4人である。他に若手がいるんだろうが、三竿が長期離脱しているしバックアッパーとして小笠原は必要だったのではないか。


しかしそのような立場ではモチベーションを維持するのが難しいのかも知れない。現役を続けられるのであればなんでもいいから現役にこだわるカズとは違う。しかし現役を続行したくても追い出されるケースがほとんどなんだから小笠原には現役にこだわってほしかった。


来季からは鹿島が何らかのポジションをオファーするだろうから、今後は指導者として活躍できるだろう。さてイタリアに移籍して失敗して鹿島に戻ってきた選手がもう一人いた。そう、柳沢である。柳沢のほうが2才年上だし鹿島一筋ではないが、経歴としは似ている。


鹿島は仙台で現役を引退した柳沢をコーチとして引き取った。クラブに貢献した選手はちゃんと面倒みる鹿島らしい配慮である。しかし柳沢は持ち前の女ぐせの悪さで鹿島の温情を台無しにしてしまった。バカな男である。


今後クラブのレジェンドとしてコーチとしてだけでなく、フロント入りも夢ではない小笠原と多分未だに失業中の柳沢。あまりにも好対照な二人である。


小笠原の引退を受けて鹿島はヘタフェで干されてる柴崎にオファーを出してはどうだろうか。奥さんも日本に戻れば芸能界に復帰できるし、柴崎だってまだ26才で干されるよりはいいだろう。

権田のポルティモネンセ移籍

2018-12-27 09:48:29 | 日記
中島翔哉の活躍で味をしめたポルティモネンセは中島を放出した後の日本マーケット要員として権田を獲得するようだ。そもそも権田クラスのGKなんてヨーロッパならどこにでもいるだろう。どこにでもいるのならば商業的なメリットがある選手ということになる。


では権田にそういう価値があるかどうかは別問題としてポルティモネンセのGKを調べてみよう。トップチームには3人登録されている。第3GKは今季出場ゼロ。第1GKは8試合先発、第2GKは6試合先発だから正GKは決まっていないようだ。


第14節が終わって失点25。これは下から3番目、順位は9位だから失点が少なくなればもっと上に行ける。補強をするのであればCBとGKということになる。


攻撃は得点20、これはリーグの中で7番目だからまずまず。中島は12試合に先発。うち11試合はフル出場。それで得点5だから貢献度が高い。クラブの会長の思惑どうりに25億円以上の移籍金を稼ぎ出してくれれば会長さんはホクホクだろう。


安く仕入れて高く売るというビジネスモデルのクラブだし、それが収入源だろうから中島をできる限り高く売りたい。しかし中島クラスに25億円も払うクラブはヨーロッパの中でも中小クラブでも金満なEPLだけだろう。

Jリーグの玉突き移籍

2018-12-26 10:15:27 | 日記
今オフはJリーグの移籍が活発でそれも玉突き移籍という傾向がある。これは過去にはなかった傾向であり、興味深い。


発端はセレッソ大阪からの流出である。監督が交代したが主力がごっそりと流出するというのも珍しい。
杉本→浦和へ
山村→川崎へ
山口→神戸へ


そこで困ったセレッソが都倉を獲得。札幌→セレッソへ。
札幌は三好も川崎にレンタルバックする。三好は川崎に戻らずにセレッソに行くという噂もある。


これに困った札幌が京都から岩崎を獲得。京都→札幌へ。


横浜マリノスはウーゴ・ヴィエイラが退団し、伊藤翔が鹿島へ移籍するので困ったマリノスは浦和から李忠成を獲得。
伊藤翔、マリノス→鹿島へ
李、浦和→マリノスへ。


移籍はまだまだ続くでしょう。ジュビロ磐田が妙に静かなのがおかしい。16位だったから大補強してもおかしくないのだが。あとブラジルからピカチュウが来るという話はどうなったのか。