サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

小川淳也

2021-11-30 19:45:36 | 日記

今日の立憲民主党の代表選挙で泉健太氏が当選し、残念ながら我らの小川淳也はだめだった。演説は熱く、熱意のある政治家であることは分かる。昨日までの有楽町での10日連続の青空集会にも多くの人が集まり、固定ファンもいるようで中には10日間の皆勤賞という人もいた。この人は仕事をしていないのだろうか。あるいは学生さんか。

 

さて小川君はどうしてだめだったのか。決選投票前の逢坂さんの演説では、「小川さんは熱く語るが、時々何を言っているのか分からなくなる」と形容されている。逢坂さんは小川君を批判しているわけではなく、特徴を褒めているのだが、他の政治家から見ても何を言っているのか分からなくなるのは有名なんだなあと思った。

 

小川君が総理大臣になるためにはまず自分の所属する政党の党首になる必要がある。今更小川君が自民党に移籍することは不可能だろうし、そもそも政治信条が違うだろう。だとすればまず立憲民主党の代表にならなければいけない。泉健太は2年連続で代表選挙があり、2回目で当選した。次の代表選挙がいつ行われるのか知らないが、それまでに自分自身をブラッシュアップして欲しい。

 

小川君の演説を聞いていると、一般大衆への演説では熱い思いを語ればいいのだが、30分くらいのインタビューで政策を語らせれば話が抽象的すぎて、途中で何を言っているのか分からなくなる。ただし元総務官僚の統計王子だけあって細かいデータを話にちりばめるので、それなりに話は筋が通るのだが話の最後にはもやもや感が残る。

 

政党の党首になろうと思うのならば、冷静に語り相手を納得させるような演説というか語りが必要だろう。抽象をやめてもっと具体的な方策を語るべき。今のままでは熱すぎて党首にするには危なっかしいと見られたから、代表戦にも落ちたのだろう。

 

これから党内でどんなポストに就くのか知らないが、参議院選挙の向けて立憲民主党の顔として全国行脚するには適任だろう。小泉進次郎みたいな感じかな。

小川淳也氏、聴衆からの批判に「よくおっしゃっていただいた ...

熱い男、小川淳也。

 


オミクロン株の衝撃

2021-11-30 09:57:38 | 日記

世界中でオミクロン株への脅威が高まり、外国人の入国禁止などが相次いでいる。オーストラリアでは本来ならば明日から留学生の入国が解禁される予定だったが、2週間延期された。オーストラリアの大学は1月下旬から新学年となるので、12月に入国して準備を始めるのが一般的だ。

 

入国が延期と文章にすると簡単だが、飛行機の予約、到着後のホテルの手配などなど、影響は計り知れない。今回の措置で影響を受ける留学生は3万人と言われる。筆者の自宅から車で10分ほどのところに、総合大学があり中国人の留学生が多い。コロナが始まり留学生が来なくなってから地域への影響がもろに出た。

 

もろに被害が出たのは賃貸市場である。留学生は日本でいうマンション(こっちのアパートメントは古い物件も多い)、たとえば寝室が2部屋タイプに4-6人くらいでシェアする。大学周辺の賃貸マンションはこの留学生の需要に大きく左右されてきた。

 

留学生がいなくなり、ごそっと需要が落ち込んだので家賃が大きく値崩れを起こした。30-40%ぐらい家賃が値下がり、その状態が現在も続いている。来年初頭から留学生が戻ってくると期待していた不動産業界は今回の入国延期でがっかりだろう。

 

アルファの次はデルタ。デルタの次はオミクロンと新しい変異株が次々と出て来る。そのたびにウイルスを接種するわけだから、今後10年くらいはこの状態が続くのだろうか。


週末雑感

2021-11-29 08:50:50 | 日記

週末雑感。いろいろなニュースから感じたことをあげてみよう。

 

①吉田のクリアミスから失点
サンプドリアの吉田は先発からはずれたが、前半35分から出場。しかし直後の37分に相手のシュートをクリアしたものそれが弱くてギフトパス。それをミドルシュートされて自分の足にあたったものの、これまたクリアミスでボールの軌道が変わり失点。つまり2回もクリアできるチャンスを見事に逸して失点。これはそうそうできるプレーではない。みっともない。

 

②京都の昇格
12年ぶりに京都が来季のJ1昇格を決めた。「やったぞー」という曹監督の雄たけび。12年ぶりとは思わなかった。ヴェルデイ、ジェフなども戻ってきて欲しい。一度J2に落ちるとなかなか戻れない。

 

③斉藤未月
ロシアのルビン・カザンにレンタルされていた斉藤未月は契約解除されて湘南にもどるようだ。これに伴って京都が獲得を狙っている。これはかつて湘南で曹監督が斉藤を指導していたことから来季の京都のJ1昇格に伴う補強らしい。まさに玉突きのような移籍である。斉藤は怪我もありロシアでは活躍できなかった。まだ22才と若いしこれからの選手だろう。ロシアに行くくらいならばベルギーにいったほうがいい。

 

④ネイマールの怪我
PSGのネイマールは大怪我をしたかも知れない。11月28日の試合でネイマールはタックルを受けて、着地の際に足首が曲がった状態で降りて怪我をした。その痛がりようが尋常ではなく、大怪我をしたのは間違いない。早く回復をしてください。

これは演技ではないようだ。

 


EPL第13節 アーセナル対ニューキャッスル 2-0

2021-11-28 10:37:45 | 日記

アーセナルがボールを持ち、ニューキャッスルがカウンター狙いという展開だったが、前半はほぼイーブン。アーセナルは前線にボールが収まらず、DFブロックの周りをこねくり回しているだけ。決定機もあったがオーバーメヤンがはずして得点ならず。オーバーメヤンは動きも少なく、ポストになるわけでもなく、決定機もはずしていいところなし。昔のオーバーメヤンとは比べ物にならないくらい劣化している。

 

後半になるとアーセナルはボールがよく回るようになり、サカのゴール、そして富安のふわっとしたクロスをマルチネッリがスーパーに決めて2-0で勝ち切った。日本のメデイアは富安の絶妙クロスからゴールという表現だが、クロスよりもそれをスーパーに決めたマルチネッリが主語になるべき。

 

この試合はアーセナルの楽勝に見えるが、相手のニューキャッスルがあまりにも弱かった。これなら最下位は理解できる。守れない、攻められない。決定力もなく、そもそも決定機が少ない。こんな弱いチームをどうしてサウジの皇太子だかが買収したのか。

 

アーセナルは12月2日から1月1日までリーグカップ1試合を含めて、1か月で9試合もある。12月にどうしてここまで試合を詰め込むのだろうか。特に年末年始はひどい。平日の水曜か木曜にあるリーグ戦の週をENLGLISH WEEKとはよくいったものだ。

 

次節は12月2日の木曜日にマンUと対戦。攻撃力がないアーセナルならマンUくらいが相手でちょうどいい。

 

ムハンマド・ビン・サルマーンの画像

推定資産100兆円のニューキャッスルのオーナーさん。


大陸間プレーオフ

2021-11-27 20:28:35 | 日記

非常にショッキングなニュースが飛び込んできた。WCの大陸間プレーオフがアジアは南米5位と対戦することになった。しかも一発勝負である。現在の南米予選を見ると、5位になりそうなのがペルー、チリ、ウルグアイといったところで、どこが相手でもアジアはまず勝てないでしょう。

 

てっきり北中米が相手だと思っていたので、この組み合わせはないだろうと絶句してしまった。これでB組2位通過はMUSTとなった。これはオーストラリアも同じである。オーストラリアは2006年ドイツWCの予選で当時のオセアニア枠の0.5は南米5位と対戦。それがオーストラリア対ウルグアイだった。

 

ホーム&アウエーで同じスコアで、延長戦でも決着つかずに最後はPK戦となりオーストラリアが制した。場所はシドニー・オリンピックスタジアム。最後にPKを決めたのはジョン・アロイーシだった。蹴る前のアロイーシの顔が緊張でひきつっていたのをよく覚えている。

 

ああいう経験をするのはオーストラリアに任せた方がいい。オーストラリアは前回も北中米とのプレーオフに回り勝っているので、大陸間プレーオフが得意だ。得意なことはそういう人に任せたほうがいい。

 

まいったなあ、これは。

2005年のウルグアイ戦でアロイーシがPKを蹴る瞬間。