サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

武藤嘉紀はFC東京に戻るのか

2019-12-12 09:50:51 | 日記
ニューキャッスルで出番が全くない武藤がFC東京に戻るという話が出ている。武藤は2018年夏にマインツからニューキャッスルに4年契約で移籍。マインツでは毎年5-8ゴールをあげていたが、決して毎試合先発できるような選手ではなかった。途中出場からゴールするようなタイプだったから、活躍しているように見えた。


その程度の武藤がニューキャッスルに移籍したときはちょっと意外だった。武藤のようなレベルの選手はいくらでもいるし、武藤クラブにしてはけっこう高い移籍金(13億円くらい)が発生していたので、弱いクラブでも資金はあるEPLならではだった。


2018/2019はリーグ戦で18試合に出て1ゴール。出番が少なかったために仕方がないが、非常に物足りない。それでも出場機会はあった。今季はここまで先発1試合を含めてわずかに5試合。当然ゴールもなし。武藤の監督批判のようなコメントも出てここ6試合はベンチ外。完全に戦力外扱いである。


直近のインタビューで歯を食いしばってでもニューキャッスルにで頑張ると発言しているが、監督が交代しない限り武藤に出番が回ってくるのはもう無理だろう。それにニューキャッスルは現在11位で毎年降格争いをしているクラブとしては善戦している。


来年にACL出場のあるのでFC東京は積極的に補強に動いているようだ。そこでFC東京が武藤にオファーを出したのか出す予定なのか。2022年6月まで契約が残っているので、FC東京が移籍金を払うのでなければ当然レンタルとなる。ニューキャッスルは大赤字で移籍金を下げても売り払うだろうか。


武藤のプレーを見たのは2015年1月のアジアカップのQFの日本対UAEだった。たしか後半途中から出てきて長友のクロスをヘッドでシュートしたが、枠に飛ばなかった。かなりイージーなボールだったので、この選手ではだめだなと痛感したのを覚えている。武藤のシュートが決まっていれば試合には勝てていたが、結果はPK戦でUAEに負けた。


そういえば2018ロシアWCのポーランド戦でもカウンターのチャンスで、武藤がフリーだった宇佐美にパス出さなくてシュートチャンスを失ったシーンがあった。下手なくせに独り善がりのプレーが多い選手、これが武藤のイメージである。