サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

ACL 決勝T ラウンド16 浦和v済州

2017-05-31 23:09:55 | 日記
すっかりこの試合のことを忘れていて後半から見始めた。ストリーミングの調子が悪く途切れ途切れで実に見にくい。浦和は2-0と2試合合計で振り出しに戻したが、1点でも失点すれば4-1にしなければならず、非現実的である。絶対に失点できない。

しかし後半36分に済州の選手がイエロー2枚目で退場となり、浦和はがぜん有利となる。しかし浦和の攻撃は単調で決め手を欠く。そのまま2試合合計2-2のタイとなり、延長に突入。

数的有利なのに浦和の攻撃はPAの外側でボールを回しているだけ。済州もべたっと引いているため、浦和は攻めあぐねる。延長後半にもなりこのままPK合戦となり、去年同様に今年もPKで負けるのかあと予想したが、ヒール役の森脇が延長後半9分に勝ち越しゴール。浦和はそのまま逃げ切りベスト8に進出。

延長後半ロスタイムから小競り合いとなり、試合が終わってもまだもめていた。試合途中でもめるのはよくあるが、試合が終わっても続けるのは後味が悪い。

これでベスト8に浦和と川崎Fが進出。鹿島の不甲斐なさが目立つ。

U-20 WC ベネズエラ戦

2017-05-30 21:03:45 | 日記
延長後半にCKから失点して0-1で敗戦。試合経過だけを見れば惜敗とか接戦という表現になるのだろうが、内容は完敗である。ベネズエラは守備が固い。4試合で失点0、日本は4試合で失点6である。

日本が健闘していたように見えるが、日本の攻撃は怖くない。唯一ゴールのにおいがしたのは堂安のバーにあてたFKだけである。頼みの堂安も中2日で4試合目では動きが悪かった。まあこれはどの選手にも言えるのだろうが。

一方日本の守備はイタリア戦よりはましだったが、後半、延長とCKを多く取られた。失点するならCKからだろうなと予想していたらやっぱりそうなった。失点場面は日本のCBも相手に体を付けて飛んでいるのに、その上を取られて失点。あれでは空中戦で負けてしまう。

あと気になったのはセカンドボールがほとんど拾えなかったこと。ヘッドでクリアしてもそれが直接相手にわたってしまい、なかなかマイボールにできない。クリアしたんだから本当はそのボールからカウンターにつなげたいのが、またすぐにピンチになってしまう。フル代表ではこんなことはないのだが。

そして日本の攻撃の最大の問題点はトップにボールが収まらないのにロングボールを岩崎にあてていたこと。あれが小川だったらもっとボールが収まって展開できていた。小川の負傷は本当に痛かった。

久保君は後半途中からでてきたが、無理につっかけてボールをロストする場面もありフィジカルの弱さが目立った。久保君はU-17ワールドカップにも出てくるのだろうか。

しかし10年ぶりに出場できた大会で3位抜けながら決勝Tに進めたのは評価できる。今回のメンバーからせめて堂安だけでもロシアWCのメンバーに入って欲しいものだ。

U-20 WC 日本vイタリア

2017-05-27 22:56:49 | 日記
日本は2-2で引き分けてなんとか3位で決勝Tに進出だが、なんとも複雑な試合だった。日本は寝起きで頭がぼけっとしている間に往復ビンタをくらって7分間でまさかの2失点。いくらなんでもこれはひどい。3試合で5失点はあんまりである。

日本は堂安の大活躍で2点差を追いついたが、イタリアはあまりにもイタリアらしくドローで十分なので同点になってからも引いて守っているだけ。極め付けは最後の6分間ぐらいを後方で回して時間つぶし。日本も失点したくないのでボールを取りにいかない。

イタリアのサッカーには本当に恐れ入った。失点しない自信があるからあそこまで守備的なサッカーができるのだろう。それでもしっかり2失点したから笑えるけれど。普通ならば同点になった後に勝ち越しゴールを狙うところだが、イタリアはリスクのある余計なことはしない。実に哲学的なサッカーである。

24チームから16チームというフォーマットだから決勝Tに進めたけれど、日本のザル守備ではどこが相手でも勝てるとは思えない。まあ決勝Tに進めたことは評価すべきか。

この試合は本当に神様、仏様、堂安様でした。

イラク戦、代表発表

2017-05-26 09:54:00 | 日記
昨日発表されたイラク戦の代表メンバーだが、サプライズと呼べるのはボランチの加藤の招集、清武、森嶋、西川の落選といったところか。それ以外にもガンバ大阪から大量5人が招集されたのが目についた。

練習試合ではシリア戦は海外組のコンデイション調整とこれまで常にサブ組だった選手、例えば槙野、昌子、倉田などを起用するだろう。しかし本番のイラク戦はボランチとCBはちょっと読めないがほぼ予想できる。

GKは川島、CBは吉田と槙野(または昌子)、SBは右に酒井ヒロキ、左に長友、ボランチは山口と今野(または禁断の酒井高徳)、2列目は香川、久保、原口、トップに大迫。

CBの森重をはずしたのは意外だった。吉田、森重のセットは長い間怪我がない限り不動だった。槙野と昌子のどちらに安定感があるかどうかは微妙だが、吉田とのコンビ次第というところか。

問題はボランチだろう。今野が間に合わない場合のバックアップが誰になるかによって試合がかなり左右される。ハリルはこのポジション起用でこれまでギャンブルしてきた。予選初戦の大島、UAE戦での今野、タイ戦での酒井高徳などだが、うまくいったのは今野だけである。まさか初招集の加藤恒平なんて大ギャンブルはないだろうな。

残念なのは清武である。一時は香川から代表スタメンを奪ったように見えたが、セビージャ移籍以降はろくなことがない。ハノーファーは来季に1部に昇格するし、今季の出場機会という点からすれば2部だったとしてもハノーファーに残留していたほうが正解だった。

本田残すのならば南野か小林悠を呼んでほしかった。

U-20 WC 日本vウルグアイ

2017-05-24 22:57:40 | 日記
昼間のACLで浦和が2-0で負けたのでいやな感じがしたのだが、予感的中してウルグアイに2-0で完敗してしまった。前半からウルグアイは流しているように見えた。中2日だからどのチームもしんどいからそう見えたのかもしれない。

後半に日本は2回のビッグチャンスがあったが、あれで1点でも取れていたら引き分けに持ち込めたかもしれない。それよりも小川の負傷交代が痛かった。久保はそれなりにチャンスを作っていたが、フィジカルが弱すぎる。小川のようなCFがいてその周りにいるシャドーのような動きがあっているのに、肝心の小川がいなければだめだ。

ウルグアイは守備が固い。日本はかなり攻めていたように見えたが、チャンスを決めきれずフィニッシュまでもっていける回数も少なかった。いくらシュートしてもGKの真正面では点は取れない。

第3戦はイタリア戦だが、勝てば2位抜け、ドローでラッキーならば3位抜け。負けたら1次リーグ敗退でしょう。今日のイタリアv南アを見たがイタリアの守備も固かったし、フィジカルも強かった。たぶん小川はだめだろうから引き分けも無理だろうなあ。