娘が急に、”子供を半日預けてもいい?”といふ。
”構はないが、急にどうした?”と聞くと、福島の友人に会ふといふ。
”今から、福島へゆくの?”と聞くと、
その大学時の友人は、山形への避難を決め、子供を連れてアパートに着いたばかりだといふ。
福島市内でも、若いご夫婦を中心に、特に幼子のゐるところは、避難する方が後を絶たないといふ。
なんとしたことだらう!
そんな中、”放射能を付けちゃうぞ!”と、まるで子供のやうな発言をして辞任した、この国の大臣がゐる。それも、所管が、原発を管理する所管の大臣ー。
その目線のヒドサに、本当に怒りを覚える。
友人・知人の中でも、2mの津波に襲はれたところ、1階は壊滅し、現在2階で生活してゐるところ、電車が九の字に曲がった現場で、奇跡的に命は助かった方、等々、いろいろをられます。
この国の政治の貧しさのお陰で、この国の政治屋の拙さのせいで、あの激震から6ヶ月が過ぎるのに、奮闘努力を個人レヴェルに押しとどめられてゐる。